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佐藤 雅彦 院長の独自取材記事

さとう小児科クリニック

(横浜市港北区/日吉駅)

最終更新日:2022/03/04

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食べる・眠る・遊ぶを表現したかわいいキャラクターが出迎える3階建ての「さとう小児科クリニック」。完全バリアフリーで、2階の診療室へはエレベーターで上がることができる。運営にあたるのは、内科の医師である父の姿を見て医師になることを志し、研修医の時に小児医療のやりがいを感じて小児科を専門に選んだという佐藤雅彦院長。大学病院のNICU(新生児集中治療室)で重症の低出生体重児・新生児の治療に携わった後、地域基幹病院で小児科全般を経験。現在は感染症やアレルギー疾患、夜尿症などを幅広く診療している。働く親が中心となりつつある地域ニーズを敏感に察知し、近隣に病児保育室も開設。子育て家庭のサポートに努めている。穏やかな表情で真面目で誠実な人柄が伝わってくる佐藤院長に、さまざまな話を聞いた。

(取材日2021年11月24日)

子どもの可能性を信じる小児医療にやりがいを感じて

医師を、中でも小児科を選ばれた理由を教えてください。

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ここは僕の地元なのですが、父がすぐそばでもう40年以上内科の開業医として診療しているんです。そんな父の姿を見て、僕も地域の人々の健康に貢献したいと同じ道へ進みました。小児科を選んだのは、母校の北里大学が小児医療に力を入れていて、多くの科の中でも僕の目には小児科の医師が特に生き生きとしているように見えたから。研修後は北里大学病院のNICU(新生児集中治療室)を拠点に、重症の低出生体重児・新生児の治療に携わっていました。その後、地域医療を担うためのステップとして横浜労災病院の小児科に勤務。子どもは体が小さい分容体も急変しやすく、すぐに適切に手を差し伸べないと大変な状況に陥ってしまいます。小児医療はとても責任の大きな分野ですが、その分やりがいも感じています。

NICUではいろいろな経験をされたのでしょうね。

僕が勤務していた頃は、ちょうど低出生体重児の生存率がどんどん伸び始めた頃。かつては生存が難しかった体重300グラム、400グラムの赤ちゃんが助かる可能性が飛躍的に高まり、健康な状態で退院できるケースが少しずつ増えていました。一方で、退院できても歩けない、首がすわらないなどハンディキャップを背負って生きていかなければならない赤ちゃんも。また、ある程度の時間がたってから徐々に障害が明らかになってくるケースもあり、そのような子どもたちの発育や成長のお手伝いもさせていただきました。まだ若いドクターだった僕には、ハンディキャップを背負うことになった子どものご両親へのアドバイスは、非常に難しかったです。ただ、やはり子どもには可能性があるんです。悲観的な予測だけに縛られるのではなく、子どもたちもご両親も前向きに頑張っていけるようなサポートを心がけていましたね。

医師としてうれしいと思うことは?

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もちろん、ご家族からいただく感謝の言葉もうれしいのですが、低体重で生まれた赤ちゃんが元気になり、ご両親の腕に抱かれて退院していく姿を見られること。そして子どもたちが元気になった姿を見せてくれることが、何よりの喜びです。また小児科ですが予防接種や受診は年齢に上限を設けていないので、乳幼児の時にかかっていた子どもたちが予防接種を受けに来てくれたりもします。あと、医療に興味を持つようになって、「看護師になりたい」といって看護学校へ行った子がいたこともうれしいですね。

アレルギーや夜尿症、弱視スクリーニング検査と幅広く

通院しやすいよう何か工夫はされていますか?

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車いすやベビーカーの患者さんも通いやすいよう完全バリアフリーにしていて、1階から2階の診療フロアまでエレベーターで上がれます。フロア設計にはゆとりを持たせ、小さなお子さんを連れた親御さんが快適に過ごせるつくりです。2室ある特別診察室は感染症患者さん専用で、空調もほかとは区別しています。24時間対応のウェブ予約システムで30分ごとの枠で予約を入れられ、問診票も自宅からスマホでも入力できるので、院内の滞在時間を短縮し、感染リスクを低減することができています。健康診断や予防接種は3ヵ月先まで予約を入れられ、土曜午前には一般外来と並行して専用枠も設置。お仕事でお忙しいご両親でも、予定が立てやすいのではないでしょうか。また、週3回管理栄養士による栄養相談を開催していますので、離乳食やアレルギーへの対応など、気楽に相談に来ていただければと思います。

どのような症状の患者さんがいらっしゃって、どのような治療をされるのですか?

感染症、それからアトピー性皮膚炎や食物アレルギーなどのアレルギー性疾患の子どもたちがたくさんやってきます。アレルギー治療はすぐに結果を出すことは難しいのですが、症状を悪化させないようコントロールすることは図れます。最近は、相談しながらアレルゲンを少しずつ与えて免疫をつけていこうという考え方に変わってきています。患者さんの保護者など成人のアレルギーも診ており、保険診療で舌下や経口の免疫療法を行っています。また当院では乳幼児健診の際に弱視のスクリーニング検査を実施していますが、これは生後6ヵ月から受けられ、弱視が判明した場合は眼科を紹介しています。あと、夜尿症に関しては6歳以上のお子さんから内服による治療を行っており、おねしょを知らせてくれるおねしょアラームも使用しています。夜間、おねしょで濡れるとアラームが鳴るので、鳴ったらその時に起こしてトイレへ行かせ、その感覚を覚えさせていきます。

診療の際に大切にされているのはどんなことでしょうか?

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可能な限り専門用語を使わず、わかりやすくご説明することを心がけています。まずはご家族に理解していただくことが大切ですから。気づけば、ほとんど1日中しゃべりっぱなしですよ(笑)。それでも、限られた時間で必要な情報をすべて正しくお伝えすることは難しいものですが、当院では頼れるスタッフがフォローとサポートを徹底してくれており、頼もしい限りです。

土曜健診など、働く子育てをサポート

クリニックからすぐの場所に病児保育室を開設されたそうですね。

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少子高齢化が叫ばれる中でもこの辺りは人口増が続いており、小学校が新設されるほど子どもの数も増えています。都心へのアクセスが良く暮らしやすいということで、仕事をしながら子育てをされるカップルも多く住んでおられます。そうした方々のニーズに応えるべく、横浜市病児保育事業の委託施設「病児保育室みらい」を開設しました。働きながらの子育てをサポートしていきたいと思います。

日々お忙しいでしょうが、休日はどのように過ごされていますか?

この辺りは慶應義塾大学への留学生など英語を必要とする方も結構多いので、将来的には完全に英語で対応できるようになることを目標に英会話の勉強に通っています。この間英検の準1級を取ったんですよ。あとはありきたりですけど、スポーツジムへ行くなど、なるべく体を動かすようにしています。体を動かすのは昔から好きで、少し恥ずかしいので人には話していないのですが、学生時代はバドミントンをしていました。夏の合宿で、テニス部が太陽の日差しを浴びて格好良くプレーしている中、僕たちは暑い体育館でカーテンを閉め切って練習していたんですよ。テニス部がうらやましかったですね(笑)。

今後の展望をお聞かせください。

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当院はスタッフがものすごく頑張ってくれていて、それぞれが小さな子どもを持つ母親です。また、スタッフのうち数人は、現在保育士資格取得に向けて勉強中でもあります。私の説明を患者さんやご家族にわかりやすく伝えてくれるのはもちろん、育児中の親御さんの悩みに親身に寄り添い、より実践的なアドバイスを提供できると感じています。ウェブ予約やウェブ問診、キャッシュレス決済などデジタルツール導入による効率化で空いた時間を活用し、スタッフが親御さんとコミュニケーションを取れる体制を整えていきたいと考えています。

自由診療費用の目安

自由診療とは

弱視スクリーニング検査/500円
※乳幼児健診での検査の場合、費用はいただきません。

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