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山田 真澄 院長の独自取材記事

アイリス歯科クリニック

(名古屋市中川区/中島駅)

最終更新日:2019/08/14

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佐屋町(現・あま市)で歯科医院を開業し10年たった後、1999年に名古屋市中川区に移転開業した「アイリス歯科クリニック」。院長の山田真澄先生は、患者とじっくり対話し、1回1回の治療を100パーセントをめざして丁寧に確実に行うように心がけているという。「治療内容・治療の目的などを患者目線でわかりやすく説明することを大切にしています」と、明るく大きな声で話す山田院長は、初対面でも親しみやすく安心感を感じる。この地に移転してから早くも20年になり、同クリニック内では患者同士が顔見知りであることも多々あるという、地域に根差した歯科医院だ。毎回の治療に全力投球しているという山田院長に診療に対する思いを語ってもらった。
(取材日2019年7月25日)

患者の希望に合わせて、わかりやすく治療計画の提案を

歯科医師をめざしたきっかけをお聞かせください。

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私が中学生の頃は、世の中で学生運動があったり、公害や社会問題があったり、今までの価値がガラリと改変する時代の最中でした。そんな中、私はこれから価値が変わらない「普遍的な価値のものは何だろう」とずっと考えていました。そして高校3年生の頃に、歯科医師という職業で医療の世界に携わりたいと決心して、岐阜歯科大学(現・朝日大学)へ進学しました。大学卒業後は、名古屋市立大学病院で歯科医師として勤務後、清須市での歯科医院での勤務を経て、現在のあま市にて1989年に歯科クリニックを開業しました。そして10年後に、名古屋市内のこちらのクリニックへ移転開業し現在に至ります。

患者の年齢層や主訴はどのようなものが多いですか。

40~60代の近隣にお住まいの方が家族単位で来院されたり、近隣で働く人たちが仕事帰りに来院されたりということが多いですね。スーパーマーケットと同じ敷地内で、駐車場も大きく便利なのも良いようです。この辺りは準工業地帯でもあるので、ブラジル・中国・パキスタン・フィリピンなどさまざまな国籍の方が来院されることもあります。基本的に来院する主訴としては、虫歯や入れ歯、歯周病などが多いです。また私の息子が学生時代にラグビーをしていて、その時にマウスガードを使っていたこともあり、スポーツ選手にとって大切なマウスガード作製についても対応しています。

初診の患者を診療する際に心がけていることを教えてください。

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初めての患者さんには、ご自身の思っていることを話しやすいように心がけています。治療をする前に必ず説明をして、鏡で実際に患者さんの口の中を一緒に見てもらいます。そして、「何日までに治療を終えたいのか?」なども含めて患者さんの希望を伺います。時に、前歯にも奥歯にも虫歯がある患者さんが、「目立つ前歯から治療を始めたい」という時もありますが、奥歯から治療を始めないと他の歯にも影響が出てしまいやすいので、そのような時は「なぜ、奥歯からの治療が必要なのか」をしっかりと説明をして、患者さんに納得してもらってから治療をスタートしています。

基本の治療をどれだけ確実にできるかを日々追求

診療方針についてお聞かせください。

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口の中の状況は、人によりさまざまで同じものは2つとありません。さらに痛みの感じ方もさまざまなので、治療を始めると患者さんによってはすぐに痛みを感じてしまうこともあります。私がもう少し治療を進めたいと思っても、患者さんの緊張が続くようであれば次回の治療にするときもあります。私は、患者さんが苦痛を感じているのに無理やり治療を進めるのはナンセンスだと思っているのです。また、私は新しい技法をどんどん取り入れるより、既存の治療法である「削る・詰める」という基本の中の基本である治療を100パーセント満足いくように近づけたいと思って日々治療を行っています。歯はなるべく抜かずに済むように、そして一度治療した歯が5年10年と再治療の必要のないようにと考えて治療に臨んでいます。

治療中にあまり麻酔を使用しないとのことですが。

当クリニックでは、あまり麻酔を使用せずに治療を行っています。麻酔をあまり使わない理由は、麻酔を使ってしまうと患者さんの噛み合わせの感覚が鈍くなると考えるからです。また麻酔を使わなくても、痛みを感じにくくするように治療の時に配慮しています。タービンで動く細い針を使って歯を削る時は、痛みを感じやすいのでピンポイントで使います。振動はあるけど痛みは感じにくい、モーターで動く器具を活用して虫歯を治療することもあります。どうしても麻酔が必要な時は、注射の痛みが少ないように細い針で麻酔を行います。しかし、歯肉に炎症を起こしている患者さんは細い針を使っても、どうしても痛みを感じやすいようですね。

小さな子どもを持つ保護者の方へ虫歯予防のアドバイスをお願いします。

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虫歯リスクが高まるタイミングだと私が考えるのは、第2子が生まれた時です。どうしても下の子が生まれると、上の子にかけられる時間が減ってしまいがちですよね。そして、もう1つのタイミングとしては小学校に上がって親の手が離れ始めた時です。子どもの虫歯を防ぐには、まずは子どもに歯ブラシの習慣を定着させることと、お母さんが仕上げ磨きをきちんとすることです。子どもが使う歯ブラシは、噛むなどして毛先が寝てしまっているものでもかまいませんが、お母さんが使う仕上げ磨き用の歯ブラシは毛先がしっかり立っているものを使ってください。毎食後に歯磨きをすることが理想ですが、歯磨きができなくても食後にお茶やお水などを飲ませるだけでも虫歯リスクは下がってくると考えられます。もちろん、ジュースは避けてくださいね。

口腔育成・口腔ケアは家庭と歯科医院の連携で実現

最近の子どもについて、診療の中で感じていることはありますか?

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現代の子は顎が小さいように感じます。それは、やわらかい食べ物が多く、噛む回数が減っているからだと考えています。よく噛むことにより顎は発達します。顎が大きくならないと、歯がきれいに並ぶことができず、歯並びが悪くなってしまうことにつながります。特に顎が発達する5~6歳の頃は繊維質の多い食材を食べさせて、よく噛ませることを意識してください。あとは、虫歯を放置しないことです。乳歯が虫歯になってしまうと、永久歯にも影響が出てくると考えられます。また初期の虫歯は黒くありません。食事の時や歯ブラシの時に、「何か穴に引っかかるな」と感じる時は虫歯になっていることも多いです。すぐに歯科医院で診てもらうことをお勧めします。

歯周病の怖さとは何でしょうか。

歯周病予防には、歯垢や歯石を歯に残さないことが大切です。歯石になってしまうと歯磨きでは落とすことが困難なので、歯科医院で超音波を使いそぎ落とすことが必要になってきます。歯垢や歯石の正体は細菌の塊です。この細菌の塊を放置しておくと、歯茎に炎症が起こり、その炎症がひどくなると歯茎が下がり、歯を支えている骨まで破壊していき、歯が抜け落ちてしまいかねません。今までは治療が難しかった歯周病ですが、最近では症状の進んだ歯周病でも処置ができるようになってきました。歯周病の予防と治療には、自宅での正しいブラッシングと歯科医院での定期的なクリーニングが必要です。

読者へ口腔ケアに関するアドバイスをお願いします。

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歯ブラシのタイミングとして食後すぐに磨くのが良いとする説と、しばらく時間をおいてから磨くのが良いとする説がありますが、私は後者を支持します。また、虫歯を予防するためにできることは、日常生活の中でいろいろとあります。フッ素入りの歯磨き剤やデンタルリンスを使うのも有用です。ポイントは使った後に、口の中を水でゆすがないことです。そして、食べ物も食物繊維が豊富な野菜を食事に取り入れることにより、食物繊維が歯ブラシのように歯を磨く効果も期待できると考えます。ここで大切なのは果物ではなく野菜です。いずれにしても、自宅での正しいブラッシングと、大人であれば6ヵ月に1回、子どもであれば3ヵ月に1回の歯科医院での定期的なチェックをお勧めします。虫歯は見つかるのが早ければ早いほど、お金も時間も痛みも少なくて済むことが多いのです。

自由診療費用の目安

自由診療とは

マウスガード作製/3000円~

※歯科分野の記事に関しては、歯科技工士法に基づき記事の作成・情報提供を行っております。
カスタムメイド矯正装置(マウスピース矯正)については、効果・効能に関して個人差があるため、 カスタムメイド矯正装置(マウスピース矯正)を用いた治療を行う場合は、必ず歯科医師の十分な説明を受け同意のもと行うようにお願いいたします。

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