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飯田 久恵 院長の独自取材記事

高辻歯科クリニック

(名古屋市昭和区/桜山駅)

最終更新日:2019/10/17

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交通量の多い高辻の交差点に面したビルの1階に、「高辻歯科クリニック」がある。緑色の看板が目を引く建物だ。院長の飯田久恵先生は名古屋市を中心とした歯科医院で研鑽を積み、同院の開業に至った。「口腔内環境が悪くて歯科医院に来たほうがいい方ほど、なかなかみえないんですよね」と嘆きながら、患者の歯への意識を高めるべく、地道な啓発にも取り組んでいる。その一環である手作りのリーフレットには、さまざまなトピックをわかりやすくまとめている。歯だけではなく、口という機能全体を改善・向上させることをめざした取り組みについても詳しく聞いた。
(取材日2019年8月26日)

口腔内の健康へ意識向上をめざし、リーフレットを自作

先生の今までの経歴を教えてください。

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歯科医院を経営する父のもとで、いつか歯医者になってクリニックを手伝ってほしいと言われながら育ちました。父は歯科医師ではなくあくまで経営者だったのですが、叔父が歯科医師であったため、歯科医師は身近な存在でしたね。自然に進んだ歯科の道でしたが、実際患者さんを相手に治療をするようになると、手を使って細かな作業をするのが楽しく、結構向いているかもしれないと感じるようになりました。早速父の経営する歯科医院で腕を磨き、その後、私と同じく歯科医師になっていた弟と一緒に開業しました。恵まれた環境で研鑽を積んでいたのですが、もっと広い世界を見たいと思い、その後勤務医として経験を積みました。経験を重ねる中で、雇われ院長をした経験から、クリニックを動かしていくということを学びました。現在の開業につながる勉強の機会になったと感じています。

ご自身で開業されて、感じることはありますか。

子どもであっても、大人であっても、もちろん高齢の方であっても、定期的なケアのために来院してくださる歯科意識の高い患者さんが多く、そういった方々のニーズに応えていきたいと思っています。例えばお子さまであれば、カリエスフリーという虫歯ゼロの状態をずっと維持していけるようにしたいですし、若い方には歯周病にならないようにしていただきたいですね。ご高齢の方も、たとえ入れ歯になってしまったとしても、今の口腔内をできるだけ維持して、食べる楽しみをできるだけ長く味わってほしいなと思っています。歯やお口の健康についてより知識を深めてもらいたいと思い、歯科的なトピックをまとめた自作のリーフレットを院内で配布する取り組みも行っているんです。歯科に関して多くの人により意識を高めてもらえるとうれしいですね。

どのように定期的なケアを進めればいいですか。

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どんなに歯磨きが上手な方でも、磨き残しや苦手な部分がない人はいないんです。その磨き残しがたまって歯石となって歯周病の原因にもなります。特に歯茎の中の歯石については、歯科医院での清掃が必要です。できれば3ヵ月に1回、長くとも半年に1回はプロのケアを受けることをお勧めします。お子さんであれば、定期的なフッ素塗布のために、口腔内と元気な姿を見せに来てくれるとうれしいですね。

歯だけでなく、口腔内環境全体に目配りを

クリニックでは、噛み締めにも気を配っているとお聞きしました。

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歯を無意識に噛みしめてしまう癖のことを、「TCH」すなわち「歯列接触癖」と呼び、近年こうした癖が問題になっています。当院でも、歯が痛いと言って来院された患者さんに虫歯も歯周病も見られず、詳しく診てみるとこの噛みしめが原因であったということもあります。ストレスが多い世の中ですし、最近はスマートフォンを四六時中眺めている人も多いので、ついつい噛みしめが癖になってしまいがちなんですよね。歯が削れたり、歯茎が痛んだり、ひどい症状としては口内の骨が隆起してしまう人もいます。長時間の噛みしめで、骨が変形してしまったんでしょう。現在このTCHの軽減を目的として、就寝時のマウスピースの着用をお勧めしています。起きている時には、自分は噛みしめる癖があるということを認識して、心がけるしかないですね。デスクワークをする人には、パソコンのところに「噛み締め禁止」と付箋を貼ることをお勧めしています(笑)。

歯だけでなく、口腔内環境全体に注意を向けていらっしゃるんですね。

そうですね。口腔内の機能についても、年齢や症状に応じて管理・支援できるような手立てを考えています。例えば幼児期であれば、乳首から最後にはコップで物を飲めるように、口や舌の使い方を成長させる必要があります。一方でご高齢の方であれば物を飲み込めなくならないように、さまざまな身体的なケアの一環として、口腔内の環境に気をつけたり、簡単なトレーニングをすることをお勧めします。口が使える、噛める、飲み込める、しゃべれるという当たり前のようなことが、実は健康維持の要になっている部分ともいえます。歯科医師としては、そうした部分も複合的にサポートしていきたいですね。

審美歯科についても教えてください。

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ご自身の自然な歯を残してほしいという想いで日々診療にあたっていますが、患者さんはただ単に自分の歯をたくさん残したいのではなく、「できればきれいな歯を残していきたい」のではないかと思うんです。歯が白いということは、それだけで気分も良くなるでしょうし、自信にもつながるのではないでしょうか。見た目と機能の美しさが両方備わることで、患者さんが元気に自分らしく過ごすことができるのではないかと考えています。当院では、かぶせ物をするなどして白く美しい歯にしていくお手伝いをしています。歯を白くしたい、歯並びを良くしたいなど、審美面に気になる点のある方は、ぜひ歯科医院での相談も検討してほしいです。

“予防のための歯科医院通い”を、後押ししたい

お忙しい毎日で、気分転換できるようなことはありますか。

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歌を歌うのが好きなので、ボーカルスクールに通っています。昔はついつい歌を口ずさむことも多かったのですが、スクールに通い始めてからは、“歌は課題”というように思えてきて、かえって普段は歌わなくなっちゃいましたね(笑)。代わりにスクールに通っている時間に全力で歌っています。また、毎日長い時間を過ごすクリニックを居心地の良い場所にしようと、お子さまが喜ぶような作品を飾ったりもしています。当院の外観はパッと見た感じで歯科医院だと気づかない人もいるので、ディスプレイの黒板にさまざまな診療の案内を書くなどして、患者さんにも入りやすい雰囲気づくりを心がけています。

今後のクリニックの展望をお聞かせください。

車通りの多いエリアで、オフィスビルなども多くあるので、近隣で働いている方が多く通ってくださっています。そうした方の要望に応えられるよう、幅広い診療メニューを用意して対応していきたいと思います。一方で、昔から近隣にお住まいの高齢者も少なくありません。口腔内環境の改善は健康寿命の増進にも大きく影響してくると考えられますから、入れ歯のコンディションなどにも注目して、快適に過ごせるような診療を続けていきたいです。土地柄お子さんを連れていらっしゃる方はとても少ないのですが、実は私の父が開いていたのは小児歯科のクリニック。私自身小児歯科にはもっと注力したいと考えているので、ぜひどんなことでもご相談ください。

読者へのメッセージをお願いします。

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歯を守るために必要なのは、予防という考え方です。そのためには定期的な歯科検診はもちろん、メンテナンスのための通院も習慣づけてほしいですね。通院が面倒だと思う人もいると思いますが、一回プロによるケアを体験すれば、その気持ち良さを感じられると思います。「ちょっとすっきりしたいな」というタイミングで歯科医院に行くというサイクルができれば素晴らしいですね。現在、当院には経験豊富な歯科衛生士もおり、日々のブラッシングについてもアドバイスすることができます。「歯医者に行くのが怖い、面倒」だという気持ちから、「歯医者に行くと気分が良い」というふうに発想を変えて、もっと自分の健康のためにうまく利用してほしいですね。私も患者さんの声に応えられるよう、日々技術を磨き、研鑽を重ねていきます。

自由診療費用の目安

自由診療とは

メタルボンドによる補綴:9万円~(税抜)

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