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新井 隆広 院長の独自取材記事

あらい医院

(さいたま市北区/日進駅)

最終更新日:2024/03/12

新井隆広院長 あらい医院 main

JR川越線・日進駅から徒歩7分。閑静な住宅街の中にある「あらい医院」は、院長の新井隆広先生が2006年に開業したクリニックだ。泌尿器科と内科を標榜し、地域の相談窓口として、幅広い悩みに対応している。「細かいところまで気を配り、症状のサインがないか見逃さないようにしている」と語る新井院長は、静かな語り口に誠実さが感じられる人物だ。患者の言葉に耳を傾けることを大切にしているという新井院長のもとには、小さな相談もしやすいという安心感から、患者が多く訪れる。そんな新井院長に、診療方針や患者への思いについて話を聞いた。

(取材日2023年10月2日)

地域医療に貢献したいという思いで開業

開業から17年がたちますが、開業の経緯を教えていただけますか?

新井隆広院長 あらい医院1

このエリアは、私の地元でもあるんです。開業した当時は、この近辺にはクリニックが少なく、診療を受けられる場所が身近にない状況でした。そのため、自分が開業することで、地域に貢献したいという気持ちがありました。私の専門は泌尿器科ですが、地域の方が何かあった時に頼れる場所にしたかったので、泌尿器科と内科を標榜しました。内科は少し気になる不調や相談をしやすい診療科目ですし、内科でいらっしゃった患者さんの様子を診ることで、別の大きな病気の早期発見につながることもあります。小さなお悩みや風邪、生活習慣病から泌尿器のお悩みまで幅広く対応することで、少しでも地域の皆さんの力になりたいという思いは、開業時も今も変わっていない指針ですね。

開業時にこだわったポイントはありますか?

一番こだわったのは、動線とバリアフリーですね。泌尿器科では検尿を行いますが、男性・女性用トイレだけでなく、車いすでも利用しやすい多目的トイレを備えています。検尿後、提出するまでに距離があると大変ですから、提出するために移動しなくてもいい構造にしました。泌尿器科は、高齢者の患者さんが多いですから、院内はバリアフリーですし、足の不自由な方でも来院しやすいクリニックをめざしました。当クリニックには専用駐車場が12台ありますので、お車でのご来院もお勧めです。また、大きな庇のついた車寄せがありますので、雨の日でも濡れずに院内にお入りいただけますし、車いすでの移動もスムーズです。一つ一つは小さなことですが、少しでも患者さんの負担を減らせるように気を配りましたので、「クリニックに行きたいけれど、車いすで行ってもいいのか心配」という方にとっても、お越しいただきやすいと思います。

現在の患者層について教えてください。

新井隆広院長 あらい医院2

内科の患者さんは近所にお住まいの方が中心ですが、泌尿器科は川越のほうからなど、エリア外からお越しになる患者さんもいらっしゃいますね。中には、開業前に勤めていた病院で担当した方で、現在も通ってくださる患者さんも何人かいます。年齢層としては、泌尿器科ということで高齢者の方が多い印象です。患者さんの来院傾向としては、泌尿器科7割、内科3割ほどで、泌尿器科だと、尿漏れや血尿などのお悩みや膀胱炎などが多いですね。内科では、ワクチンの接種や風邪、生活習慣病など、幅広くご相談に乗っています。長年地域の相談窓口としてやっていますので、時には「こういう症状があるけれど、どこに行けばいいかわからない」という方もいらっしゃいます。そうしたお悩みにも対応していますので、ご安心ください。

医師として、病気の予兆を見落としたくない

先生は、開業するまでどのような経験を積まれたのでしょうか?

新井隆広院長 あらい医院3

大学卒業後は、大学の付属病院や、関連病院で研鑽を積みました。特に開業前に勤めていた9年間の経験が、私にとって大きかったと考えています。その病院では、泌尿器科で全部こなさないといけなかったんです(笑)。自分で診断して、自分で手術や治療をして、治療後の管理も全部担当していました。役割が細分化されていない分大変なこともありましたが、一人ひとりの患者さんに最初から最後まで関われたことは、私にとって大きな財産です。手術の経験もありますし、さまざまな症状の患者さんの診察から予後まで担当した経験が、現在の診療にも生かされていると思います。

先生が診療で大切にしていることを教えてください。

患者さんの言葉に耳を傾けることを大切にしています。時間との兼ね合いもありますが、やはりこのことに尽きますね。例えば、患者さんご自身はさほど気にしていらっしゃらなくても、「ちょっと最近、貧血気味かもしれなくて」という一言から血液データを見て、合致する症状を発見できるケースもあります。やはり病気は早期発見が一番ですし、医師としては、どんなに小さな情報や違和感だったとしても、「きっと大丈夫だろう」で済ませたくないという思いがあるんです。小さな違和感が大きな病気の発見につながることもありますし、早く見つかれば、その分早く治療することができます。忙しさや時間を理由にせずに、患者さんと一対一で親身に向き合って、何でもない雑談や小さな変化を見逃さないようにすることが、私の診療方針です。

患者さんと接する時に、心がけていることはありますか?

新井隆広院長 あらい医院4

患者さんに向き合うためにも、小さな反応を見落とさないように心がけています。時には、受付のスタッフから情報をもらいながら、「この患者さんはこういう性格で、こういう言葉のほうが響きやすそうだな」「こういう話し方をしたほうが、伝わりやすいかもしれない」と、接し方を変えるようにしていますね。よく話しやすいと言っていただけるのも、そうした小さなことを意識しているからかもしれません。中には、「かかりつけの先生にはまだ相談していないんだけど……」とおっしゃる患者さんもいて、「相談すれば、かかりつけの先生もお話を聞いてくれるから大丈夫ですよ」と背中を押すこともあります。そのくらい自分の体調を相談しづらいと感じている方も多いですし、泌尿器科のお悩みはとりわけデリケートです。患者さんにできるだけ負担をかけずに、信頼して打ち明けてもらえるよう努めています。

地域に根差したプライマリケアの窓口として

水曜の午後は、女性医師が診察を担当されていると伺いました。

新井隆広院長 あらい医院5

泌尿器科のお悩みは相談しづらいと感じて、クリニック選びに悩んでいらっしゃる方も多いと思います。とはいえ、恥ずかしさや行きづらさから診療を先延ばしにしてしまうと、症状が進んでしまう場合があります。当クリニックは、水曜日の午後は女性の泌尿器科医が担当していますので、男性医師に診てもらうのは気が引けるという方でも、ご相談していただきやすいと思います。女性は、男性に比べて尿道が短いため、体の構造的に男性よりも膀胱炎になる確率が高いと言われています。膀胱炎は身近な病気ですし、恥ずかしいことでもありません。早めに診察すれば、その分お悩みも早く解決しますし、薬物療法で改善がめざせる場合もあります。女性の体で起こる泌尿器科のお悩みに詳しい女性医師がお話を伺いますので、あまり構えずにご相談いただければ幸いです。

毎日お忙しいと思いますが、休日はどんなふうにお過ごしですか?

休みの日は、よくゴルフに行っていますね。会員になっているゴルフクラブで、気心知れた仲間と気軽に楽しんでいます。あとは、キャンプに行くこともありますよ。健康を保つために特別意識しているわけではないのですが、それぞれいろいろな職業やいろいろな立場の仲間と一緒にゴルフをすることが、私なりのリフレッシュ方法になっていると思います。

最後に、読者へのメッセージをお願いします。

新井隆広院長 あらい医院6

当クリニックは、患者さんと直接会ってお話を伺うことを大切にしています。診察は、患者さんとお会いして、顔色や目の様子、お声などを丁寧に診るところからスタートします。患者さんご自身が意識していないところや、気づいていない症状を取りこぼさないよう心がけていますので、お悩みの方はぜひ一度、ご相談にいらしてください。患者さんの症状に合わせて、適切な診療を提案します。お一人お一人に誠実に向き合っている分、少しお待たせしてしまう場合があります。お急ぎの方はお電話でお問い合わせいただくか、お時間にゆとりのある日にお越しいただくことをお勧めしています。当クリニックは、これまでもこれからも、地域に根差しながら、何か不安や悩みがあったときに、気軽に相談できるプライマリケアの窓口でありたいと考えています。まずはお気軽にご来院いただき、あなたのお悩みについてお話を聞かせてください。

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