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廣石 丈人 院長の独自取材記事

ひろいし歯科クリニック

(あま市/蟹江駅)

最終更新日:2020/04/01

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柔らかいオレンジ色の南欧風の外観が特徴的な「ひろいし歯科クリニック」。待合室の天井が高く、無垢材の床とゆったりとしたソファがあり、歯科医院とは思えないほど居心地が良い空間になっている。4台ある診察台もすべて異なる色のパステルカラーで、院長の廣石丈人院長自身も明るい黄色の診察着。明るく気持ちの良いクリニックづくりが徹底されている。「歯医者に対する嫌なイメージを払拭したい」と、廣石院長は開口一番に強調し、「それが患者さんの歯の健康を守ることにつながる」と話す。しっかり目を合わせて明るく話す廣石院長に、気軽に通えるクリニックづくりへのこだわりを中心に、地域医療へかける思いを聞いた。
(取材日2017年3月15日)

美容院感覚で気楽に通える歯科医院

パステルカラーが明るい雰囲気のクリニックですね。

皆さんにとって、歯科医院はできれば行きたくない場所だと思います。そのイメージを変えたくて、なるべく歯科医院らしくない雰囲気にしたかったのです。外観は私の好きな南欧風を取り入れたデザインにし、待合室は木目を生かした温かな雰囲気と座り心地の良いソファでくつろいでいただけるようにしました。私自身も白い白衣って持っていないんですよ。いつも黄色、ピンク、ブルーなど色のついた診察着を着ています。当院ではキッズルームにも広いスペースを割いています。お子さんからお年寄りまで、お子さん連れの方も楽しんで通院していただけるようなクリニックをめざしています。

「楽しんで通えるクリニック」をめざした理由は?

もう30年も前になりますが、私が歯学部に入学してまず感じたのが「とても閉鎖的なところだなぁ」という印象でした。シーンとしていて、音をたてたら怒られそうな雰囲気だったのです。そんな窮屈な雰囲気が患者さんに伝わると、怖くて萎縮してしまい、余計に痛みを感じてしまいます。日本人の虫歯は以前に比べて減ってきましたが、まだまだ欧米に比べれば口内環境は悪いです。その原因のひとつが歯科医院に行きたくないからだと思うのです。歯科医院に行きたくないとどんどん虫歯は進行して悪くなり、その結果、通院回数も医療費もかかってしまいます。悪循環ですよね。だからできるだけ来院のハードルを低くして、美容院感覚で気軽に来院していただけるような明るいクリニックにしたかったのです。

最近、クリニックの動画をつくったそうですね。

いくら先進の良い治療法を学び、提供できても、患者さん本位の治療を行っていても、楽しんで通っていただける工夫をしていても、それを発信しなければダメだと思うのです。現代では動画が一番伝わるかな、と思いつくることにしました。当院のホームページでスタッフたちが「ガールズブログ」というのを書いているのですが、これも情報発信のひとつです。SNSも活用しています。患者さんにとって医者って「先生」というイメージだと思うのですが、私はできれば「人」として付き合いたいと思っています。こちらから積極的に発信して知ってもらうことで、患者さんが何でも気軽に話せるような環境にしたいのです。「これを聞いたら悪いかな」という遠慮をなくしていきたいと思っています。

平易な言葉でしっかり説明。患者と共にゴールをめざす

治療で大切にしていることは何ですか?

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当院では治療の前にしっかり患者さんとお話する時間を設けています。まず患者さんの口腔内写真を撮り、今の口腔内の状態を見て知っていただいて、その上で、私の方からいくつかの治療法を提案しています。同じ症例でも、10人の患者さんがいたら、10通りの治療法があります。なかには簡単に治してほしい方もいれば、徹底的に治療したいという方もいらっしゃいます。それぞれの患者さんに合った方法で治療を開始します。治療をしている間も、毎回必ず「今日はこうさせていただきましたよ」ということをしっかり伝えて、歯科医師と患者さんが一緒にゴールをめざせるようにしていますね。説明では専門用語を使わず、患者さんが分かるよう平易な言葉で伝えるよう努力しています。

小児歯科での工夫を教えてください。

これまで他院で痛い思いをしたり、押さえつけられたという経験のある子は、まずその嫌な思いを払拭してあげなければいけません。治療で嫌な思いをしてしまった子は、歯が痛くなっても誰にも言わず我慢してしまって、余計に悪化させてしまいがちです。歯科医院に行くのが平気になれば、初期の軽い虫歯のうちに自分から来られるようになりますから、当院では歯科医院は入りやすい、楽しいところだと思ってもらえるように工夫しています。治療ではこちらのやり方にお子さんを合わせるのではなく、それぞれのお子さんに合わせたやり方で慣れてもらうことから始めます。治療をしないこともよくありますよ。これまで治療ができなかった子が、ちゃんとできるようになるのを見るのは、とてもうれしいことですね。

訪問診療もしているそうですね。

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これまで通院していた方で、通うことができなくなったお年寄りの方には、訪問診療を行っています。歯が悪くなると食べることができなくなり、やがて胃ろうといって胃に直接チューブを取り付け流動食を流し込まなくてはいけなくなります。こうならないように、歯科医師のほうから出向いて、おいしく食べていただけるよう、お年寄りの方への訪問診療に力を入れています。医師が往診するのは知っていても、歯科医師の訪問診療はまだ知られていないようなので、もっと多くの方に知っていただきたいですね。現在は4~5件ですが、今後もっと力を入れていきたいと思っています。訪問診療ができると言うと驚かれることが多いのですが、通院できないからと諦めず、相談していただきたいです。

住民の一人として、皆で地域を活性化していきたい

歯科医師をめざしたきっかけと、日々のリフレッシュ方法を教えてください。

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私は大阪出身なんですが、地元のプロ野球ファンで、小さい頃はプロ野球選手になりたかったですね。実際の進路についてはギリギリまであまり考えていなくて、学校の先生からせっつかれてやっと決めたという感じです。歯科医師をめざしたのは、やはり歯科医師だった父の影響だと思います。ギリギリになって決めた進路でしたが、自分に合っていたようで、今は患者さんと話すのが毎日楽しくて、それがリフレッシュになっているほどです。趣味は海が好きなのでジェットスキーに乗ったり、冬ならスキーやスノーボードもやります。野球はもっぱら観戦で、名古屋球場に出かけたり、甲子園まで行くことも時々あります。

今後の展望を聞かせてください。

開業から12年たち、多くの患者さんに当院の考えが理解していただけていると感じています。多くの方が定期的に通っていただけるようになりましたし、虫歯も痛くなってからではなく初期のうちに来院する方が増えました。今後はさらに地域医療に貢献し、信頼関係を築いていきたいと考えています。「また治しに来てください」ではなく「また遊びに来てください」と言えるようになりたいですね。歯科医師だからという理由ではなく、一住民として、皆さんと親しくお付き合いしていきたいのです。そして、住民同士がつながり、地域がもっと活性化してくれれば、それが一番ですね。

ドクターズファイルの読者にメッセージをお願いします。

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歯科医院に通うことは「自分をきれいにするところ」という意味では、エステや美容院に通うことと同じだと思うのです。しかも、きちんと食べられるように歯の機能も回復できる。だから歯科医院だからと身構えずに、エステや美容院に行くような気軽な感覚で来院していただきたいのです。お子さんには予防歯科と歯並びをきれいにすることをお勧めします。口を閉じてきちんと鼻呼吸ができると、人の顔って前に成長して、立体的になるんですよ。歯並びだけの問題ではないのです。こういうこともぜひ知っていただきたい。スタッフがお子さんを見ることもできますから、小さいお子さん連れの方も気兼ねせずにいらしてください。なかには当院を遊び場だと思っている子もいるくらいです。お母さんの治療を隣で見るなどして幼い頃から歯科医院に慣れていれば、いざ自分が治療する番になってもあまり恐怖心は湧きませんよ。

※歯科分野の記事に関しては、歯科技工士法に基づき記事の作成・情報提供を行っております。
カスタムメイド矯正装置(マウスピース矯正)については、効果・効能に関して個人差があるため、 カスタムメイド矯正装置(マウスピース矯正)を用いた治療を行う場合は、必ず歯科医師の十分な説明を受け同意のもと行うようにお願いいたします。

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