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頭痛、めまい、しびれ、物忘れ
身近な症状は脳神経外科に相談を

池田脳神経外科

(春日市/南福岡駅)

最終更新日:2021/11/09

池田脳神経外科 頭痛、めまい、しびれ、物忘れ 身近な症状は脳神経外科に相談を 池田脳神経外科 頭痛、めまい、しびれ、物忘れ 身近な症状は脳神経外科に相談を
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頭痛、めまい、手足のしびれ、物忘れなど、脳血管疾患や脳腫瘍を想起させる症状でクリニックを受診する人も多いだろう。とはいえよくある症状のため、どれくらいの痛み、どれくらいの頻度で症状が出れば受診すべきタイミングなのかの判断は難しい。そこで脳ドックにも取り組んでいる「池田脳神経外科」の池田耕一院長にインタビュー。「重大な病気がないことを確認し、患者さんを安心させるということも大切。そのためには的確な診断が欠かせません。気になることがあれば気軽に相談を」と話す池田院長に、脳神経外科を受診する症状やタイミングをはじめ、頭痛から認知症までさまざまな病気の診療ポイントについて話を聞いた。

(取材日2021年4月14日)

頭痛、めまい、物忘れなど、程度や頻度が増えてきたらクリニック受診のタイミング

Q脳神経外科はどのような症状がある際に受診すれば良いのですか?
A
池田脳神経外科 大通り沿いにあり、アクセスも良好

▲大通り沿いにあり、アクセスも良好

大きく分けると、頭痛、めまい、手足のしびれ、そして物忘れの4つ。脳に関する病気は名前が難しく聞きなじみのないものが多いのですが、その4つの症状に加えて、転倒などで頭をぶつけた際に受診いただきたいのが脳神経外科です。頭をぶつけた際、特にお子さんや高齢者の場合は要注意。ぶつけた程度や経緯がわからないケースが多く、障害が起こる確率が高いので、念のために受診されるという方も少なくありません。また中でも身近な頭痛に関しては、痛む頻度が多かったり、それまで経験したことがないような痛みを感じたり、程度と頻度がいつもと違うと感じたら受診をご検討ください。

Q相談が多い頭痛の診療で気をつけているポイントはありますか?
A
池田脳神経外科 問診表のイメージ

▲問診表のイメージ

頭痛の診療において最も大切なのは問診ですね。患者さんの病歴をいかにうまく聴取するかが、その後の治療に関わってきます。例えば脳梗塞や脳腫瘍といった脳卒中など重大な病気が隠れていないか、あるいは脳の病気に起因しない一次性頭痛でも緊張型頭痛なのか片頭痛なのかなど、診断をつけて最適な治療に結びつけなければなりません。中でも片頭痛は誤解されている部分があり、本来は日常生活に支障を来すレベルの激痛を伴います。一般的な鎮痛剤は役立たないこともあり、対応法の異なる緊張型頭痛と間違えば改善できません。そういった意味からも問診が重要です。一方重大な病気がないことを確認し、患者さんを安心させることも大切です。

Q完治は難しい認知症ですが、早期発見が重要だと伺いました。
A
池田脳神経外科 いかに早期に介入することができるか、が大事だという

▲いかに早期に介入することができるか、が大事だという

認知症は年齢にそぐわない老化現象。現時点の医療では完治させることができず、進行を緩やかにすることしか望めません。ただし早期に発見し、本人の判断力や記憶力が残っている段階でアプローチすれば、患者さん自身が納得のいく治療を受けることにもつながりますし、施設入所やデイサービスといった介護サービスの円滑な利用でご家族の負担を減らすことも可能です。加えて脳出血や脳腫瘍により認知症のような症状を呈することもあるため、物忘れなどの症状があれば早めに受診したほうが良いでしょう。

Q家族としてはどのような点に注意しておけば良いのでしょうか?
A
池田脳神経外科 待合室には水槽があり、リラックスさせてくれる

▲待合室には水槽があり、リラックスさせてくれる

認知症は9対1の法則といって、自己診断で認知症を疑い一人でいらっしゃる方の9割には異常は認められず、反対に家族が認知症を疑い連れて来られた場合には9割程度の方に認知症の診断がつくともいわれています。ご家族としても多少の物忘れがある状態、例えば何回も説明しないと理解できない、同じことを話す、同じ質問をする程度では、なかなか受診にまでは至らないかもしれません。そこで一つの判断基準としては、時間経過とともに物忘れの程度と頻度が増えてきたときが受診のきっかけになると考えられます。日常生活に支障を来すような、決められた約束や日時までを忘れてしまうことがあれば、受診のタイミングだと思ってください。

Qめまいやしびれの患者さんも多いそうですね。
A
池田脳神経外科 聞きにくいことや疑問に感じたことも相談しやすい

▲聞きにくいことや疑問に感じたことも相談しやすい

めまいに関しても、しびれに関しても、その裏に隠れている脳梗塞や脳出血などの大きな病気を心配して来られる方がほとんどです。めまいに関しては三半規管に原因があるケースが圧倒的に多いものの、高血圧や糖尿病など脳梗塞の危険因子を持っている方は一度調べてみたほうが良いかもしれません。しびれについては脳卒中以外に、椎間板ヘルニアや手根管症候群などが原因の可能性もあるので、さまざまなケースを想定して診察をすることが重要。それぞれ治療方法が違うので、頭痛同様に問診などによる診断が大切です。脱力状態でもしびれを主訴としていらっしゃる方も多いので、感覚のしびれなのか、筋力のしびれなのか細かく診る必要があります。

ドクターからのメッセージ

池田 耕一院長

頭痛やめまいなど、気になることがあれば何でも相談いただいて構いません。もしくは脳ドックを受けるという選択肢もあります。例えば高血圧や糖尿病といった生活習慣病のある人、コレステロール値が高い、喫煙習慣がある人はもちろん、自分の家族に脳関連の疾患があるという人は、脳血管疾患が増えてくる50歳を機会に一度受診されてみてはいかがでしょうか。当院では簡易コース、脳卒中コース、認知症コース、脳ドック学会推奨コースの4つの脳ドックコースを準備していますので、興味がある方はご相談ください。異常がないということを知るだけでも、ご自身の安心につながっていくはずですから。

自由診療費用の目安

自由診療とは

脳ドック/簡易コース:2万2000円      脳卒中コース:2万7000円      認知症コース:2万6000円      日本脳ドック学会推奨コース:3万3000円

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