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伊藤 創平 院長の独自取材記事

ITO DENTAL OFFICE

(浦安市/新浦安駅)

最終更新日:2021/10/12

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自ら学び続けるとともにスタッフにも学ぶ機会を与え、それぞれの成長や気づきをクリニックの運営に還元する。「ITO DENTAL OFFICE」の伊藤創平院長が生み出した循環は、多くの患者からの信頼という形で実を結びつつあるようだ。特に、伊藤院長が提供する根管治療を受けるために遠方から訪れる患者も少なくないのだそう。院長が多忙な診療の合間を縫って研鑽を積むのは、「歯を残したい」という患者の願いに確実に応えていくため。妥協を許さない生真面目さの奥に、祖母が抱えていた入れ歯の悩みをきっかけに「地元の人に求められる歯科医院をつくろう」と考えるようになった少年時代の優しさがにじむ伊藤院長に、治療の強みや、愛されるクリニックであるための工夫について話を聞いた。

(取材日2021年5月17日)

スタッフとともにサービスと技術の向上に努める

スタッフ皆さんの感じがとても良く、居心地がいいですね。

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今いるスタッフの多くは、日本におけるクリニカルコーディネーターの先駆け的存在として知られる方が定年する前の最後の2年、直接薫陶を受けています。クリニカルコーディネーターは、患者さんの治療に対する疑問や不安、恐怖に寄り添い、医療スタッフとの懸け橋になる存在。その方の患者さんとの向き合い方を見たことは、彼女たちに大きな刺激と学びを与えたのではないでしょうか。一人ひとりが患者さんにとって良い治療、良いクリニックとは何かを考え、自主的に行動してくれています。おかげさまで、治療説明をしたスタッフ本人が患者さんから感謝の言葉をいただくこともあります。日々の診療の中で、スタッフにはとても助けてもらっていますし、ありがたいと思っています。

スタッフさんに学びの場を与えることも大切にしていると聞きました。

はい。難波郁雄先生に師事しながら働いていた勤務医時代、金銭的な余裕がない僕のために、難波先生がセミナー受講費を全額負担してくれていたんです。7年間勉強漬けの日々を送った後、セミナー費を返そうとしたら、「君が開業して後輩ができたら、同じように学ばせてあげてほしい」と言っていただきました。その時の約束を守って、セミナー費は私が負担する形でスタッフに学んでもらっています。また、良質なサービスとは何か、身をもって体験してもらう機会をつくることも大切にしているんですよ。最近では、良質なおもてなしで価値ある体験を提供してくれると評判のある旅館にスタッフ全員を連れていきました。このような機会を通じて、ゆったり過ごして日頃の疲れを取ってもらうとともに、診療に生かせるヒントを持ち帰ってほしいと思っています。

そうした工夫がサービスに表れているのですね。先生自身も技術の継続的な向上に努めていらっしゃいますね。

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CTやマイクロスコープなどは、私が専門に行っている歯内療法において必要な器具と考えていますが、優れた器具が優れた治療に直結するわけではありません。治療の基本と、患者さんの気持ちに立って考える歯科医師としての倫理観をないがしろにして、器具ばかり新しくするのは本末転倒です。同じように、盲目的に新しい治療法を取り入れれば良いというものでもないでしょう。世に出る新しい技術は枝葉末節(しようまっせつ)ですし、新しい治療の効果がわかるには5年ぐらいの年月がかかります。エビデンスのある、患者さんに安心していただける治療を提供するために、論文を読み、手を動かすことを大切にしています。

歯を残したい患者のセカンドオピニオンにも対応

先生が得意とされている歯内療法について、詳しく教えてください。

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歯内療法は、歯の根にたまった汚れを掃除することで根の先端に病気を作らないようにしたり、一度起きてしまった病気を治療していくものです。虫歯が神経まで達した場合や、歯の根の内部にある根管に細菌感染が起きたとき、感染物質を徹底的に除去して新たな細菌の侵入を防ぐことによって天然の歯を残すようにしていく根管治療はその一つです。当院では、患部を拡大して見るためのマイクロスコープ、および細菌の侵入を防ぐラバーダムの使用などによって無菌状態をつくり、トレーニングを積み重ねることによって得た技術と知識で、精度の高い根管治療を提供するよう努めています。また、通常の根管治療では問題を解決できない場合には、歯茎の一部を切開して外側から根の治療を行う外科的歯内療法も可能です。

遠方からも患者さんがいらっしゃるそうですね。

都内はもちろん、関東圏を超えて全国からいらしていただいています。他院で歯を抜くしかないと言われ、ご自身で「歯を残す治療」「根管治療」で調べて当院にたどり着く方もいれば、当院の患者さんからのご紹介で受診される方もいらっしゃいますね。多くのお問い合わせをいただく中で予約が混み合い、初診が2~3週間先になってしまうことも多いのですが、初回の受診以降はできるだけ間を詰めて治療できるよう工夫をしています。セカンドオピニオンで診てほしいという方も積極的に受け入れていますから、気軽にご相談ください。

予防についてはいかがですか。

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どの患者さんに対しても、歯科衛生士でありコーディネーターでもあるスタッフがカウンセリングにあたり、資料を使いながら予防歯科の大切さをお伝えしています。歯科衛生士がたくさん在籍しているのも、患者さん一人ひとりに丁寧な予防歯科を提供したいからなんですよ。歯科衛生士もマイクロスコープを使って口腔内を診るほか、できるだけアシスタントをつけて、精度の高いメンテナンスを提供できるように工夫しています。地道に予防の啓発を続けてきた結果、開業当初に比べると患者さんに予防の重要性をよく理解していただけるようになったようです。唾液を使って虫歯リスクを確認したり、間食の習慣などを聞くことで患者さんの生活背景を垣間見れることも多く、通常の治療にも役立っていますね。

専門分野では常に90点以上の治療を追求

先生が歯科医師をめざした理由を教えてください。

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きっかけは祖母の言葉ですね。僕は両親と祖母の4人で暮らしていたので、おばあちゃんっ子だったんです。祖母は頑固で気の強い人でしたが、ある日、ぽろっと「家の近くの歯科医院5~6軒に行ったけど、入れ歯が合わない」と悩みを口にしたんです。聞いてみると、祖母の友人やご近所の方も同じ悩みを抱えているとのことでした。それで、「あの歯科医院にいけば大丈夫」と思ってもらえる場所を地元・浦安につくりたいと思うようになったんです。祖母の入れ歯治療には間に合いませんでしたが、祖母と同じような悩みを抱えている人を、一人でも多く救っていけたらいいですね。

スタッフ教育など、経営的な視点にも長けていらっしゃると感じます。

離れて暮らしていましたが、祖父が経営者でしたから、その影響でしょうか。あとは、大学を卒業してすぐ勤めた歯科医院で、分院を任されることになって。治療すら未熟なのに経営のことなどわかるはずもなく、ビジネス書や自己啓発書をひたすら読んでいた時期があったんです。そのときに得た知識も生きていると思いますね。当時は、経営を学んだことで患者さんに気持ちよく治療を受けてもらえる体制が構築できた一方で、地元の人から頼られる歯科医師になりたかったのに技量が足りないと思い詰め、歯科医師を辞めることを考えていたことも。最後にレベルの高い歯科治療を見ておこうとわたったロサンゼルスで、日系人歯科医師たちのプライドを感じさせる治療に出会ったことで、ここまで歩んでこれています。

最後に、読者にメッセージをいただけますか。

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従来の歯科医院は、すべての分野で60点を取ることをめざしていたと言われています。しかし、90点以上の診療を求めてやってくる患者さんももちろんいらっしゃいます。そうした方を失望させないために、私の専門である歯内療法や、副院長が得意とするインプラント治療においては、90点以上が取れる歯科医院でありたいですね。今、根の治療が必要な歯のほとんどは、専門家が行っていくことでマネジメントできるようになってきています。根の先に病気ができたからといって、すぐに抜歯する時代ではありません。歯を残したいときは、ぜひ一度当院にご相談ください。

自由診療費用の目安

自由診療とは

インプラント治療/55万5000円~、歯内療法/9万9000円~、唾液検査/1100円~(すべて税込)

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