全国のドクター9,501人の想いを取材
クリニック・病院 160,463件の情報を掲載(2022年10月04日現在)

  1. TOP
  2. 愛知県
  3. 名古屋市東区
  4. 千種駅
  5. 医療法人育寿会 MIWA内科胃腸科CLINIC葵
  6. 病気の早期発見に役立つ胃や大腸の内視鏡検査の苦しさ軽減の工夫

病気の早期発見に役立つ胃や大腸の内視鏡検査の
苦しさ軽減の工夫

MIWA内科胃腸科CLINIC葵

(名古屋市東区/千種駅)

最終更新日:2021/10/12

Main Main
  • 保険診療

胸焼けや胃の痛み、ガスだまり、下痢、下血など、おなかにまつわるさまざまな症状。重大な病気の前兆も考えられるため、症状が長く続く、あるいは消化器悪性疾患のリスクが高まる40代以降は、内視鏡検査を受けることが望ましいとされている。一方で、内視鏡の挿入時に起こる強い違和感や苦しさ、痛みなどを理由に、検査に対して二の足を踏む人は少なくない。「工夫をこまやかに重ねることで、負担軽減をめざすことは十分できます」と語るのは、内視鏡検査・治療において長年研鑽を重ねてきた、「MIWA内科胃腸科CLINIC葵」の芋瀬基明院長。取材では、内視鏡検査を受けるメリットや上部消化管内視鏡検査および大腸内視鏡検査の流れとともに、同院での検査で行う検査時の工夫について話してもらった。

(取材日2021年8月2日)

検診・治療前の素朴な疑問を聞きました!

Q内視鏡検査を受けるメリットを教えてください。
A

消化管を直接確認することで、精度の高い診断につなげられるのが最大の特徴です。「胃カメラ」の通称でなじみのある上部消化管内視鏡検査は、食道、胃、十二指腸までを観察するもので、食道がんや胃がんなどの悪性腫瘍をはじめ、逆流性食道炎や胃炎、胃潰瘍、十二指腸潰瘍などの病気発見や、ピロリ菌の感染などの評価が行えます。大腸内視鏡検査では、その名のとおり大腸をメインで観察します。大腸ポリープや大腸がんといった腫瘍、潰瘍性大腸炎やクローン病といった難病の炎症性腸疾患、一過性の血流障害による虚血性腸炎などの診断に大いに役立ちます。大腸ポリープについては、患者さんの同意があれば検査時の切除に応じています。

Qどんな場合に検査を受けたら良いでしょうか?
A

胃のバリウム検査や、便潜血検査などを受けた結果、要再検査となった場合には受けるのが望ましいです。もちろん、何かしらの症状が表れている場合には早めに検査を。例えば、胸焼けや胃の痛み、黒色便、下痢、腹部の張り、血便、などの症状があれば、些細であっても消化器内科を受診して検査を検討いただきたいです。また、ほとんど自覚症状がなかったにもかかわらず、たまたま検査を受けたことで重篤な病気が見つかるというケースも珍しくありません。消化器疾患は家族歴とも関連があるとされていますので、健康診断の結果に問題がなく主だった症状が見られない場合にも、がんのリスクが高まるとされている40代以降は検査をお勧めしたいです。

Q検査の負担軽減のため取り組まれていることなどございますか?
A

当院では、希望に応じて鎮静剤を用いて検査を行っています。鎮静剤を用いた場合、検査後の自転車・自動車などの運転は禁止となりますが、当院は公共交通機関にもアクセスしやすい立地で、希望があればスタッフから付添者への連絡も行っていますから、移動の不安は小さいかと思います。また、大腸内視鏡検査ではおなかの張りを軽くするため、内視鏡を挿入する際の空気の送気量を最小限に抑えています。帝王切開や腹部に手術歴がある場合は癒着していることが考えられるので、細くしなやかなタイプを用いるなど、内視鏡の選定に気を配っているのも特徴と思います。なお、上部消化管と大腸の内視鏡検査を同日に行うこともできます。

検診・治療START!ステップで紹介します

1事前診察を受け、検査日を決める

電話にて希望する検査内容と検査希望日を伝える。上部消化管内視鏡検査は検査前日まで、大腸内視鏡検査は検査日7日前までに事前診察が必要となるため、診察受診日を設定。事前診察では、検査の受診理由や既往歴、家族歴などを医師に伝える。医師から検査に関する注意事項の説明を受けた後、検査日を確定。事前診察では保険証のほかお薬手帳や健康診断の結果など参考資料を持参すること。血液検査を受け、薬局で処方薬を受け取る。

2検査前日から当日朝まで、指導されたとおりに過ごす

上部消化管内視鏡・大腸内視鏡検査ともに、前日の21時までに食事と内服を済ませる。大腸内視鏡検査を受ける場合、検査前日の朝食から肉やキノコ、海藻といった消化に時間のかかる食べ物を避けるのが望ましく、同院では事前診察の際、消化しやすく薬局で取り扱いのある検査食の利用も提案しているという。大腸内視鏡検査では、前日の昼食後から下剤を服用する。便秘がちの場合、医師の判断で下剤開始日を早めることもあるそうだ。

3予約時間に合わせて受付を済ませ、検査に備える

検査当日は絶食で過ごし、大腸内視鏡検査を受ける場合、朝起きたら当日分の下剤などの内服薬を服用する。同院では、スポーツドリンクのような飲みやすい味の下剤を採用しているという。下剤を飲んでからの移動に不安がある場合は、午前中に受付を済ませ院内で下剤を服用し待機することも可能だ。検査予定時間の10〜15分程度前に受付を済ませておく。どちらの検査も受付後、消泡剤の入った液体を服用する。

4前処置を受け、内視鏡検査に進む

検査着に着替えてから検査室に移動し、点滴や鎮静剤などの前処置を受けた後、検査がスタートする。内視鏡の挿入と臓器の観察にかかる時間は、上部消化管内視鏡検査で10分程度、大腸内視鏡検査で観察のみであれば平均して15分程度、ポリープ切除などの処置が行われる場合はさらに時間を要する。医師と看護師は検査中に患者の様子にも目を配り、必要に応じて鎮静剤の追加をするなどして苦痛の軽減に努めているという。

5十分に休息を取った後、検査結果を聞く

リラクゼーションルームに移動して体を休める。鎮静剤使用後は1〜2時間程度休息を取る必要があるため、予定にゆとりをもたせておくのが望ましい。休息後、検査結果と検査後の日常生活における注意点などを聞く。大腸内視鏡検査時にポリープ切除を行った場合は、経過観察のため翌日も診察を受ける。いずれの検査も、検査時に組織などを採取した場合は病理検査の結果が出る1週間後を目安に受診する。

ドクターからのメッセージ

芋瀬 基明院長

当院では、とにかく痛くない、苦しくない内視鏡検査を行うのをモットーとしています。内視鏡検査は、診断を確かなものにするために役立つ検査です。正確な診断ができれば、適切な治療にもつながります。適した治療を提供する上で欠かせない検査だと確信しているからこそ、患者さんの検査に対するハードルを下げることに力を尽くしてきました。消化器の病気は中高年に限ったものではなく、若い世代にも起こりうるものです。当院であれば、体が成長した高校生以上であれば検査に応じています。25年以上の経験を生かし常に最大限の努力をはらって検査に臨んでおりますので、恐れることなく気軽に検査を受けていただきたいですね。

Dr
Access