小早川医院

小早川 裕之院長

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名古屋市営地下鉄川名駅から徒歩10分のところにある「小早川医院」は、風邪やインフルエンザはもちろん、認知症や糖尿病に特化した内科医院だ。院内は、院長の妻が作る手作りのトールペイントのインテリアが印象的で、ヨーロッパ調のくつろげる院内は、良い意味で医療機関らしさが感じられない。この医院の大きな特徴は、独特の食事療法(緩やかな糖質制限食)を核とする糖尿病治療と家族のケアも考えた認知症治療。患者それぞれの背景を鑑みながら治療を行うという小早川院長にじっくり話を聞いた。
(取材日2016年6月3日)

一般内科のほか、糖尿病治療に注力する

―診療内容についてお聞かせください。

当院は、風邪やインフルエンザで受診される方ももちろんいますが、特に糖尿病の治療に力を入れています。糖尿病は肥満の方がなりやすいというイメージを持たれている方も多いと思いますが、わが国では痩せている方の糖尿病が意外に多いのです。これは日本人ならではの体質に起因しています。日本人はもともとインスリンの分泌が少ないのです。甘いものを食べすぎてもインスリンが十分に分泌されず、太りはしないけれども簡単に血糖が上がって糖尿病になってしまうのですね。

―糖尿病になると、体の中でどのような合併症を起こすのでしょうか。

大きく分けて3つあります。1つは腎症、網膜症などの細小血管合併症。血糖が上がると体内のたんぱく質に糖が結合する糖化という現象が起きます。そうなると、本来のたんぱく質の機能が障害され、体中の毛細血管がダメージを受けます。2つ目に狭心症、脳梗塞などの大血管合併症。特に食後の血糖が上がることによって動脈が傷つき、動脈硬化が起こるのです。ただ、これら2つに関しては、血糖値のコントロール、コレステロールや血圧のコントロールをしっかりすることでかなり防げるようになってきました。糖尿病の新しい合併症として今注目を集めているのが、がんと認知症ですね。糖尿病の患者さんは、そうでない人に比べるとだいたい1.5倍~2倍くらい、がんで亡くなる確率が高く、認知症になる確率も2倍ほどという調査結果も出ているのです。

―糖尿病の治療をしながら、がんや認知症のチェックが必要なのですね。

がんも認知症も初期にははっきりとした症状がないことが多いのです。ですから明らかな症状が出た時には、かなり進行していることになりますね。糖尿病の患者さんは血糖をコントロールするために毎月きちんと通ってくれているわけです。毎月診察させていただいている患者さんが気づいたら進行したがんや認知症になっていたというのでは、医師として非常に不甲斐ないし、患者さんにも申し訳ないと思うのです。そこで、当院では糖尿病の患者さんには特に症状がなくても、年に1回は腹部超音波検査を受けていただくことにしています。また、70歳以上の糖尿病患者さんには年に1回必ず認知機能検査を受けていただき、必要があれば脳のCT検査なども実施しています。



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