医療法人 池澤歯科クリニック

医療法人 池澤歯科クリニック

池澤 高志理事長

141994

阪急宝塚本線豊中駅からバスで10分。豊中高校前下車すぐの交差点の一角に「池澤歯科クリニック」は1997年に開業した。以来、20年にわたって歯の保存に取り組む理事長の池澤高志先生。池澤理事長は自身の体験から従来の歯科治療に疑問を持ち、できる限り削らない、抜かない歯科治療を実践してきた。「うちをクチコミで広めてくれる方がいて」と、感謝を示しながらもあまり表情を変えないが、実直な反面、ときおり見せる笑顔に気さくで正直な性格がうかがえる。そんな池澤理事長に、かつての歯科の課題や歯の保存に対するさまざまな取り組み、家族や趣味の話まで、たっぷり語ってもらった。
(取材日2017年10月5日)

負の連鎖が大切な歯をダメにする

―ここ、豊中の地で開業された理由はありますか?

ここは家内の実家のビルなんです。あの阪神淡路大震災で勤務していた神戸の歯科が被災して、大阪で勤めていたのですが、その2年後にここで開業することになりました。この地域は帰国子女の受け入れ校などがある文教地区で、住みやすい、子育てしやすいといわれている街です。デンタルIQといいますか、やはり歯に対する意識の高い方が多く、歯科治療には患者さんの協力も必要なわけですから、その意味では歯科医師としてもやりがいのある地域ですね。

―理事長は「歯の保存」を第一に掲げておられますね。

歯というのは、一旦削ったらどんどん悪くなるというのが基本的な考え方です。虫歯は、環境地によっては思ったほど進行しないものがあり、5年、10年たっても状況が変わらない方もいるわけです。昔はそういう概念がなく、大学でも虫歯は削って詰めなきゃいけないように教育していましたし、患者さんのほうも、ちょっと虫歯があれば削って詰めてくれとおっしゃる方が多かったですね。しかし、その詰めた部分の横からまた虫歯になることが多く、3回ぐらい詰め直すうちに神経を取らざるを得なくなる場合があります。そういう負の連鎖が止まらないわけですね。その背景には、やればやるほど収入になる、という健康保険の本質的な問題もありました。

―歯科も患者も今とは意識が違ったのですね。

私自身、小学生のときに不用意に永久歯を1本抜かれ、その影響で噛み合わせがずれて食いしばりが起こり、顎関節症になった経験があります。昔の歯科は削ったり抜いたりする傾向が強く、予防的な意識があまりなかったのですね。歯を残すどころか、そもそも予防歯科という概念もありませんし、削って詰める治療が中心だったわけです。私の通っていた歯科も、痛くなったら来てくれといった、昔ながらの歯科医院でした。悪くなっては神経を取るという治療を繰り返した結果、大学1年生のときに前歯がボロッと折れてしまったのです。知識不足でしたし、生活習慣も悪かったんですね。それで、「自分のような人を作ってはいけない」という思いで、歯の保存に重点を置こうと強く誓いました。

―予防歯科では、どのようなことをされていますか?

開業医の中にも予防歯科で知られている先生がおられて、歯磨きで歯周病を治すというアプローチを70年前から行っていたんです。その先生の本に出会って「これだ」と思い、勤務医時代は患者さんに歯磨き指導を行っていました。そもそも成人の7、8割以上は歯周病にかかっているといわれていますから、原因に対して何もせずに歯を削ってかぶせるだけでは、後から別の問題が起こってしまいます。開業してからは、トータルにいい状態を維持できるように、すべての患者さんにブラッシング指導を行い、歯周病検査をしてほぼ全員にクリーニングを施しています。



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