おぎはらこども医院

おぎはらこども医院

荻原 博美院長

頼れるドクター

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JR高槻駅から市営バスの富田団地中央停留所で下車してすぐの場所にある「おぎはらこども医院」。目印の看板にはかわいらしい男の子と女の子のイラスト。「このイラストは、新生児科の医師である主人が開業祝いに描いてくれたものなんです」とちょっと照れながら話してくれたのは荻原博美院長。小児科の医師になって30年以上というベテランドクターである。子どもの病気を治すだけでなく、今の健康を支えていきたいという願いのもと2004年に開業。以来、予防接種や健診を通じて地域医療に貢献し続けている。ベテランと呼ばれるようになった今、自分が診ていた患者が成長し、自分の子どもを連れて来てくれるのが密かな楽しみだと言う院長。どこか母親を感じさせる院長に、医療にかける思いなど詳しく話を聞いた。
(取材日2017年11月24日)

積極的な予防接種で、個人だけでなく社会的な防衛を

―ワクチンの接種を積極的に行っているそうですね。

ワクチン接種に関しては積極的なのが当院のスタイルです。もちろん、親御さんの意見というのは尊重しますけれども、今予防接種の対象になっている麻疹や風疹、ヒブ、肺炎球菌についてはほとんど特効薬がないというのが現状です。罹患(りかん)すると何パーセントかの方は亡くなられたり、後遺症が残ったりすることになります。私が小児科の医師になった30数年前には麻疹・風疹のワクチンはありましたが、まだ体制が十分ではなく、ヒブワクチンや肺炎球菌に関してはワクチンすらありませんでした。そのため、不幸にも亡くなられた方、後遺症が残ってしまった方を見てきました。ワクチンにはメリット・デメリットがあって、副反応はゼロではありません。でも、病気になったときのことを考えるとメリットのほうが大きいと考えています。

―先生がそう考えるようになったきっかけは?

親御さんにとってはもちろんでしょうけど、小児科の医師にとって一番つらく悲しいことは患者さんが亡くなったり、後遺症が残ったりしてしまうことなんです。より多くの方が予防接種を受けることで、世間での流行を小さくできますし、かかる人も少なくなり、重症になる人の数も少なくなります。防げる病気は防いでいきたいと思いますし、「個人の防衛」プラス「社会的な防衛」の意味も込めてワクチンを勧めています。今は予防接種の種類も多いですし、スケジュールを組むだけでも一仕事だとは思います。さまざまな情報を得ることで逆に不安になってしまう方もいらっしゃるでしょう。そういうときほど、小児科の医師に相談してほしい。疑問にきちんとお答えすることも私たちの仕事なんですよ。

―医師に直接質問するのは緊張してしまう方も多いと思うのですが。

どんなことでも相談してくれていいんですよ。小児科ですから風邪などの感染症に関することはもちろん、ワクチンや健診に関することなど、どんどん聞いてください。今はアレルギー性疾患やアトピー性皮膚炎のお子さんも多いと思いますが、どこに相談していいのかわからないという方も多くいらっしゃいますよね。特にアレルギーに関しては、考え方や対策の常識が変わっていく部分もあります。個人ですべての情報を追いかけるのはなかなか難しいでしょうし、自己流で処置を行うことは危険を伴います。アレルギーは日々の生活にも関係してきますので、お子さんの症状の出方をよく検討した上でどうしていくのか、一緒に考えていけたらと考えています。

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