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中島 幹夫 院長の独自取材記事

東松戸クリニック

(松戸市/東松戸駅)

最終更新日:2021/10/12

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東松戸駅からすぐの場所にある「東松戸クリニック」。呼吸器の分野で研鑽を積んできた中島幹夫院長が「治療をしながら地域や患者と関わりたい」との思いから開業したクリニックだ。呼吸器疾患をはじめ内科全般に対応し、生活習慣病・睡眠時無呼吸症候群・禁煙治療・アレルギーの舌下免疫療法も行っている。中島院長自らが描いたロゴマークは、寄り添う家族のようにも、肺と心臓のようにも見えるデザイン。そこには地域に暮らす患者家族と、呼吸器系疾患の治療への思いが込められている。「地域の皆さんと交わるのは面白いんですよ。人を診ている、という感じがします」と語る中島院長に、患者への思いや得意な治療について話を聞いた。

(取材日2021年5月12日)

患者とのふれあいを大切にする、地域のかかりつけ医

こちらのクリニックではどのような診療が受けられるのでしょうか?

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内科全般を診療科目に掲げています。診る症状は喉や鼻の風邪から喘息までさまざまで、幅広い年代の方が来院されています。高血圧・糖尿病・脂質異常症といった生活習慣病のお悩みも多いですね。スギ花粉症を体質改善により治療することをめざす「舌下免疫療法」も行っています。喘息については、来院されるお子さんの2~3割に疑いがあり、大人には咳喘息の症状で来院される方が増えたと感じます。私がもともと呼吸器を専門としていましたので、特に喘息の患者さんは初期治療から携わることができるようでありたいと思っています。病態をきちんと調べて診断をすれば、早めに症状を落ち着かせるための対処ができ、支障のない日常生活を送ることも望めますですからね。

呼吸器がご専門ということですが、開業前はどちらで経験を積まれたのですか?

帝京大学を卒業後、同大学の附属病院に約15年間、また都立広尾病院などにも勤務し、肺炎や肺がん、肺結核、気管支喘息などの患者さんを診てきました。大学では、喘息治療をご専門とされている大田健先生のもとで研鑽を積みました。最近は新たな喘息の治療法が出てきていますが、昔は人工呼吸管理が必要な患者さんやCOPD(慢性閉塞性肺疾患)など慢性的な原因が重なるケースの治療では苦労をしました。ただ、内科全般の疾患を診ながら経験を積むことができたことは、今に生きていると思っています。このほか、アメリカでも1年半、喘息の研究に携わりました。当院の患者さんは近隣にお住まいの方が多いのですが、特に呼吸器に関しては、遠方からいらっしゃる方も少なくありません。呼吸器を専門に学んできた医師として、患者さんの症状を適切に判断して治療につなげていくのが私の使命だと思っています。

専門性を高めてきた院長が、開業を選ばれたのはなぜですか?

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研究でスキルアップをするのも楽しいのですが、治療をしながら地域の方々と交わっていきたかったのです。大きな病院に勤務していた頃と違い、開業医は自分一人で即座に対応しなくてはならない場面もあります。責任重大ですがやりがいを感じています。東松戸駅の駅前でスーパーの真上という立地もあり、近隣にお住まいの皆さんが気軽にいらしてくださるんですよ。私の専門外の症状の場合には、「私の専門ではないけど少し診てみましょうかね」などと言いながら聴診器をあてます。そうして対応するうち患者さんと親しくなると、知人を連れて来てくださることにつながります。子どもは、小さいうちはよく訪れるのですが、ぱたっと来なくなる時期があります。「あの子、どうなったかな」と思っていると、久々にやって来て、今度は「大人になったな」なんて感じる。こうしていろんな方と交わるのは面白いんですよ。人を診ている、という感じがしますね。

呼吸器系疾患を中心に、花粉症にも対応

花粉症の舌下免疫療法について教えてください。

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スギ花粉症にお悩みの患者さんを対象に、アレルギーの原因となる物質であるスギのエキスを体内に少量取り込む治療方法です。最初に血液検査でアレルギーの状態を調べます。治療期間は3年程度。この治療方法が患者さんに合っていれば、その後は花粉症で悩むことは少なくなることが期待できます。お子さんでも受けることができる治療です。治療初期は体が過敏に反応しアレルギー症状が出やすいのですが、私が注意して経過を診た上で、エキスの量を加減しながら進めます。

睡眠時無呼吸症候群の外来も設けていると伺いました。

社員の睡眠時無呼吸症候群が大きな事故につながる運送・鉄道会社から、検査の依頼が来ることもあります。多くの人の命が関わる診断となるため、こちらもより慎重になります。簡易検査を行った結果、必要となればマウスピースや鼻の管を使った治療を開始します。レベルにもよりますが、休職をせずに治療を進められることも多いんですよ。無呼吸が減れば、ぐっすりと深い眠りを得られることが期待できます。気になる方は、個人でもいいので早めに検査を受けてください。

禁煙治療にも対応しているのですね。

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治療はプログラムに沿って進め、きちんと取り組むことで禁煙につながります。実は私も以前は喫煙者。そのため、治療期間中にくじけそうになる患者さんの気持ちは十分にわかります。私も1年くらいぐずぐずしましたから(笑)。そんな私だからこそ、コツを伝授しながら患者さんを支えられる部分があるのではないかな。そんなふうに思っています。禁煙治療は、慢性閉塞肺疾患(COPD)をお持ちの方でも可能です。おいくつでも「時すでに遅し」ということはありませんので、ぜひご相談ください。

診察時の心がけや工夫についてお聞かせください。

ちょっとしたことでも相談していただけるように、親身に、しかし失礼のない丁寧な対応を心がけています。また、呼吸器がメインになりますから、喘息やCOPDなど肺の病気に関しては見落としのないよう、検査・治療機器を充実させています。呼気の一酸化窒素濃度を計測できる機器も導入しており、喘息の初期段階や咳喘息も見逃さないよう努めています。

「家族」と「呼吸器」ロゴマークに込めた2つの思い

院内のレイアウトや感染症対策についても教えていただけますか?

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内装は木目を基調とし、どなたにも親しんでもらえる雰囲気にまとめました。当院は東松戸駅からバリアフリーの連絡通路でつながっているのですが、院内もバリアフリー設計です。トイレにはおむつ交換に使えるベッドも用意しました。待合室には手指消毒用のアルコールを、受付にはアクリル板を設置して、換気・消毒もこまめに行っています。発熱者の診療は一般の方とは待合も診療場所も分け、隔離ルームで診察しています。また院内が密になるのを避け、待ち時間が長くならないよう、クリニック以外の場所で診察を待つことも可能です。受付に一声かけていただければ臨機応変に対応します。同じビル内にスーパーもあるので、そちらで時間を有効活用される方も多いようですね。

ところで、先生はなぜ医師をめざしたのですか?

内科医である父の影響が大きいですね。いまだに「イントネーションが違う」と言われることもあるのですが、私は函館の出身。寒さ厳しい真冬でも、父は患者さんに呼ばれれば家に駆けつけていました。父が診察した患者さんが元気になるのを見たり聞いたりする中で「医師の仕事は地域を支えているんだ」と感じたものです。父は私の進路について何も言いませんでしたが、私は同じ道を選びました。医師になった後、一時的に函館で父を手伝ったことがあったんです。その際に父から、患者さんへの接し方や聴診器を使った音の聴き方を学びました。今も昔も変わらない手技の「コツ」というようなものを、父には教わりました。

最後に読者へメッセージをお願いします。

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当院のロゴは何を表しているのかわかりますか? 両親と子どもの3人家族を描いているのですが、実は肺と心臓の意味もあるんですよ。「ご家族を診ます」「呼吸器も診ます」というメッセージを込めました。家族でかかれるクリニックとして、常に新しい情報を取り入れ、地域医療に貢献できるような医療を提供し続けたいと思っています。病診連携にも力を入れており、より専門性の高い治療が必要だと判断したり、入院が必要な際は、適切な医療機関をご紹介します。めざすのは「安心して体のことを相談できるクリニック」です。お気軽にご相談ください。

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