医療法人みなとみらい 藤沢金沢内科クリニック

医療法人みなとみらい 藤沢金沢内科クリニック

村井純子 院長

140593

JR、小田急、江ノ電の3線が乗り入れる湘南のターミナル、藤沢駅。その南口からすぐのビル1階に「藤沢金沢内科クリニック」がある。美容院か、喫茶店と言われても頷けるような、おしゃれなインテリアで飾られた院内で、迎えてくれたのは村井純子院長。内科専門医として、糖尿病内科、内分泌代謝内科、睡眠時無呼吸内科を柱とする、慢性疾患の管理、治療に取り組んでいる。「長く通っていただく方が多い慢性疾患メインのクリニックだからこそ、濃密なコミュニケーションを大切にしたい」と語る院長に、その診療方針やめざす医療、医師としてのこだわりなどについてお話を伺った。学会・各術活動も活発に行う「金沢内科クリニックグループ」唯一の女性院長として、患者に寄り添う細やかな心づかいが垣間見えるインタビューだった。
(取材日2015年12月25日)

糖尿病、甲状腺疾患、睡眠時無呼吸症候群を柱とした専門性の高いクリニック

―糖尿病、内分泌代謝疾患、睡眠時無呼吸の専門クリニックということですが?

はい。糖尿病のコントロールを行う糖尿病内科とバセドウ病、橋本病などの甲状腺疾患を中心とした内分泌代謝内科、また糖尿病との関わりも解明されてきた睡眠時無呼吸内科の3本の柱で診療を行っています。この三本柱は「金沢内科クリニックグループ」全体の統一テーマでもあり、グループをあげて学会・学術活動も積極的に行っています。グループで月に一度医局会を開き、症例検討会や勉強会も活発なので、データやエビデンスが豊富なのも強みではありますね。

―糖尿病と睡眠時無呼吸症候群に関連があることは、一般にはまだあまり浸透していないように思います。

そうかも知れません。しかし、糖尿病のリスクファクターとして睡眠時無呼吸症候群(SAS)が深い関わりがあることは、近年の調査研究によって分かってきました。「金沢内科クリニックグループ」でも両者の関わりについての研究を深めていますし、睡眠時に無呼吸が起きるとその苦しさからか実際血圧と血糖値が上昇するというデータは多数発表されています。もちろん、肥満との関わりもありますが、両者を並行してコントロールすることで、病態の安定において大きな効果が得られるのです。

―実際の診断、治療はどのようなものになるのでしょうか?

睡眠時無呼吸症候群(SAS)ではまず家で夜、指に酸素濃度測定器をつけておやすみいただく簡易検査で病態を把握します。その後、必要に応じてグループの「みなとみらいクリニック」で一泊の入院検査を受けていただくことも。治療は加圧した空気を送って気道狭窄を防ぐCPAPという機器を使用する方法がほとんどです。軽症の方では歯科でマウスピースを作るなどの方法をお勧めすることもありますが、CPAPは「一度使うと手放せない」とおっしゃる方も多い効果的な治療法です。月に一度受診していただき、データを見ながら空気圧の調整を行います。糖尿病の治療はインスリン注射などを含めた投薬と栄養指導、甲状腺では投薬の治療がメインとなります。いずれにしても長期に渡り、定期的に通院していただく必要があるので、「通いやすさ」には心を配っています。

記事更新日:2016/02/15


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