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島野 偉礎轄 院長の独自取材記事

あさひ歯科クリニック

(日高市/武蔵高萩駅)

最終更新日:2026/03/10

島野偉礎轄院長 あさひ歯科クリニック main

JR川越線の武蔵高萩駅から車で約5分。ショッピングモール内にある「あさひ歯科クリニック」は、子どもから高齢者まで幅広い世代が通う地域密着型の歯科医院だ。院長の島野偉礎轄(しまの・いそかつ)先生は、自身も子ども時代に歯科医院が苦手だったという。その経験を生かし、痛みや不安に配慮した診療を提供。心身医学の視点を取り入れたカウンセリングや痛みに配慮した治療、子どもが安心して通える環境づくりなど、患者目線を大切にして診療にあたる。担当制を取らず、歯科医師全員が患者を診るチーム医療体制を整えていることも特徴だ。保険診療を主軸にしながら、患者の要望によって自由診療にも対応。通院が難しい患者には訪問診療を行う。「地域密着型の診療が好きなんです」と語る島野院長に、診療への想いや今後の展望について話を聞いた。

(取材日2026年2月13日)

自身の経験を生かし、痛みや不安に寄り添う診療を提供

歯科医師をめざしたきっかけを教えてください。

島野偉礎轄院長 あさひ歯科クリニック1

家族に医療関係者はいませんでしたが、もともと生物や動物が好きで、漠然と「獣医師になってみたい」と考えたこともありました。歯科医師をめざそうと思ったのは、高校時代です。当時、ボーイスカウト活動をしており、その地区のリーダーが歯科医師でした。歯科医院を訪れた際に、その先生の仕事ぶりを目の当たりにし、魅力のある職業だと感じたんです。さらに大学在学中にその先生が亡くなり、告別式で自衛隊病院に歯科医師として勤務されていたご子息が白い制服で参列されている姿を見て、そのりりしさに心を打たれ、改めて歯科医師をめざす気持ちが強くなりました。振り返ると、そうしたご縁や偶然が重なって、今に至っています。

先生ご自身は子どもの頃、歯科医院が苦手だったとお聞きしました。

そうなんです。歯科医師というと、子どもの頃から歯科医院に慣れ親しんでいた印象を持たれるかもしれませんが、私はまったく逆でした。歯科医師をめざすまでは歯への意識も低く、虫歯も多くて、抜歯も経験しています。歯科医院では数えきれないほど怖い思いをしましたし、麻酔をしていても鈍い痛みを感じることがあるということを、患者として体験しました。だからこそ、治療を受ける際に患者さんが感じる不安や怖さがわかります。その経験を生かして「患者さんが歯科医院を嫌いにならないように」という思いで診療を続けてきました。入り口から診察室が見えないようプライバシーにも配慮し、できるだけ負担を軽くし、短時間で治療を終えられるよう心がけています。

痛みや不安を軽減するために、どのような取り組みをしていますか?

島野偉礎轄院長 あさひ歯科クリニック2

当院では、嫌な音や振動をできるだけ抑えた治療を行っています。体の状態だけでなく、心理面も含めて診ることを大切にしています。治療前には十分にカウンセリングの時間を取り、不安や緊張を和らげるよう努めています。実は歯科医師1年目の時に、心身症のような症状を抱える患者さんと出会ったことがあり、その経験をきっかけに、心身医学について学ぶようになりました。痛みがあると、落ち着いて治療を受けることはできません。私自身、子どもの頃に経験していてわかるので、まずは痛みを抑えるための処置からスタートします。レーザーによる保険適用の虫歯治療も取り入れ、負担の少ない診療を心がけています。

子どもから高齢者まで支える、地域密着型の歯科医療

患者さんはどのような方が多いのでしょうか。

島野偉礎轄院長 あさひ歯科クリニック3

お子さんからご高齢の方まで、幅広い年代の方にお越しいただいています。最近は特にご高齢の方が増えており、歯の痛みなどの一般的な症状に加え、歯周病の治療や入れ歯のご相談で来る方もいらっしゃいます。お子さんの場合は、虫歯の治療や予防などを目的とした受診が多いですね。また、通院が難しい方には訪問診療で歯のお悩みや口腔ケアのご相談に対応するなど、地域の状況に合わせた診療体制を整えています。当院では、保険診療を主軸としていますが、患者さんのご希望があれば自由診療にも対応します。自由診療では使用できる材料の選択肢が広がるため、理想に近い治療をご提供できます。ただ、近年はCAD/CAM冠なども保険適用となりましたし、ブリッジの土台となる小臼歯部分も一部保険適用になりました。審美性を追求しなければ、保険診療でもコストパフォーマンスに優れた治療が可能なケースは多いと考えています。

お子さんの診療において、大切にしていることを教えてください。

まずは、歯科医院は怖い場所ではないと思ってもらうことです。診療台の周囲にヒーローやキャラクターのおもちゃを飾り、親御さんもそばで一緒に遊びながら、リラックスした状態で治療に入るようにしています。私自身、子どもの頃に何をされるかわからないまま治療を受け、怖い思いをしたことがありました。ですから、最初にきちんと説明して理解してもらい、できるところから少しずつ治療していきます。治療後には、カプセルトイのご褒美をお渡ししています。まずはこの場所を好きになってもらい、予防まで意識を高められることが理想です。慣れてくれば、こちらの話を聞いてくれるようになりますし、治療もスムーズに進むと思っています。

訪問診療はどのような方を対象としているのでしょうか?

島野偉礎轄院長 あさひ歯科クリニック4

主に、高齢者や体の事情などで通院が難しい方を対象にしています。施設と契約して大人数を診る形ではなく、居宅に1戸ずつ伺うスタイルで、個人の方からのご依頼に応じて対応しています。最近は、これまで通ってくださっていた患者さんが高齢になり、来院できなくなったケースも増えており、そうした方のもとへ訪問することも多いですね。私はケアマネジャーの資格も持っているため、介護関係者からご紹介をいただくこともあります。訪問診療は私が中心となって行っており、地域に根差した支援を心がけています。

歯科医師個人ではなく、歯科医院全体で支える診療体制

治療は担当制ではないのですね。どのようなメリットがありますか?

島野偉礎轄院長 あさひ歯科クリニック5

現在、当院には歯科医師が4人在籍しており、4人全員で患者さんを診ながら治療方法を選択しています。担当制を取らないことで、歯科医師ごとに治療の質に差が出る可能性を抑え、クリニック全体で高いレベルを追求した歯科医療を提供できると考えています。担当の歯科医師が退職した際は、治療計画の見直しが必要になる場合もありますし、急に担当が変わることで不安を感じる患者さんもいらっしゃるかもしれません。もちろん、希望があれば特定の歯科医師が継続して診ることにも対応していますが、歯科衛生士も含めたチーム医療を大切にしています。

今後は地域に対して、どのように診療を提供していきたいとお考えですか?

これからも、地域に根差した歯科医院として診療を提供していきたいと考えています。訪問診療も引き続き行っていきたいですね。訪問診療を続けていると、これまで頑張って歯を守ってこられた方が、ご自身で磨けなくなったり動けなくなったりして、急に口腔内の状態が悪化していく場面に直面することがあります。人は年齢とともに体の機能が衰えていくものですし、お口の状況が変わるのも自然なことです。そうした中で、痛みがあればできる限り取り除くことを図り、食事がおいしく食べられる状態の維持をめざすことの大切さを、以前にも増して感じています。最期まで生活の質をできるだけ損なわないよう支えていくことが、地域の歯科医師としての役割だと考えています。

最後に、読者へのメッセージをお願いします。

島野偉礎轄院長 あさひ歯科クリニック6

お口の中に少しでも違和感があれば、早めに受診していただきたいですね。痛みがなくても症状が出ているということは、何か原因があるかもしれません。放置しておくとだんだんと悪化してしまうこともあります。受診して何もなければ安心できますよね。お口の中をきれいな状態に保っていれば大きな問題は起こりにくいので、そのためにも定期的に歯科検診を受けて、状況を確認してください。当院では、忙しい方や通院が難しい方にも医療を提供できるよう、日曜・祝日の診療や訪問診療にも対応しています。気になることがあれば、ぜひ一度ご相談ください。

自由診療費用の目安

自由診療とは

インプラント治療/27万5000円~、セラミックを用いた補綴治療/8万8000円~