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がん治療の鍵は早期発見
定期がん検診で病気を見つけよう

みちかぜクリニック

(春日井市/神領駅)

最終更新日:2025/11/13

みちかぜクリニック がん治療の鍵は早期発見 定期がん検診で病気を見つけよう みちかぜクリニック がん治療の鍵は早期発見 定期がん検診で病気を見つけよう
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がんの早期発見の重要性は広く知られているが、「時間がない」「検査が怖い」「健康に問題はない」などの理由で、がん検診を受けたことがない人も多いだろう。がん検診は自覚症状がない段階で受けるのが基本。乳がん、胃がん、大腸がん、肺がん、前立腺がんなどのリスクが高まる40歳以降は、定期的に検診を受けることが推奨されている。地域のかかりつけ医で、がん検診も力を入れる「みちかぜクリニック」は、検査が1日で終わる各種がん検診に対応。精密検査に対応できる医療機器も備えている。舟橋康人院長は、春日井市のがん検診の役割を担うべく、泌尿器科を専門としながら乳腺外科、消化器内科についても学び、専門の医師と連携して迅速に検査を実施している。がん検診の重要性や検査の方法、患者の負担を軽減するための取り組みについて聞いた。

(取材日2025年10月10日)

地域のかかりつけ医で検査から診断、結果まで1日で完結。自覚のない病気の発見に役立つがん検診

Qがん検診と早期発見の重要性を教えてください。
A
みちかぜクリニック 診療科目別に待合室・診察室を分けている

▲診療科目別に待合室・診察室を分けている

がんの早期発見の重要性は、治療の負担を軽減し、完治への期待を高める点にあります。進行したがんの場合、薬物療法や放射線療法が必要になる人もいるほか、あらゆる治療を継続しても救命できない場合もあるのです。治療が長引けば、患者さんの負担も大きくなります。一方、がんを早期発見できれば、局所の治療のみで済む可能性が高まります。早期がんのほとんどは自覚症状がないため、症状がない時点で定期的に検査を受けることが重要です。 がんが進行した状態で見つかる人は、一度もがん検診を受けたことのない人がほとんど。「せめて5年に1回でも検診を受けていれば」と後悔するような事例も少なくありません。

Q乳がん検診の方法と検診での工夫を教えてください。
A
みちかぜクリニック マンモグラフィ検査と超音波検査の両方を実施、更衣室も完備

▲マンモグラフィ検査と超音波検査の両方を実施、更衣室も完備

当院では、乳がん検診としてマンモグラフィ検査と超音波(エコー)検査の両方を実施しています。それぞれの検査に特性があり、マンモグラフィでしかわからない乳がんや、超音波だからこそ発見できる病変もあります。両方受けることをお勧めしますが、目安としてマンモグラフィ検査は数年に1回、超音波検査はもう少し頻繁に受けるとよいでしょう。どちらも検査時間は2~3分程度、同じ日に2種類の検査を受けることも可能です。ご希望があれば、女性の臨床検査技師を選択していただくこともできます。精密検査が必要になった場合、細胞診や生体検査を行った上で専門の医療機関を紹介しています。

Q消化器がんの検診はどのように行うのですか? 
A
みちかぜクリニック 経鼻内視鏡検査をはじめ、さまざまな検査に対応している

▲経鼻内視鏡検査をはじめ、さまざまな検査に対応している

当院では、胃がん、大腸がんの検診として、経鼻内視鏡検査やバリウム検査、便潜血検査を実施しています。胃内視鏡検査は粘膜の凹凸などの細かいところまで診ることができるため、胃がんや食道がんの早期発見に有用とされています。過去に内視鏡検査でつらい思いをされた方は、バリウム検査を選択することも可能です。また、胃がんリスクの検査として、ピロリ菌検査を行うことをお勧めしています。大腸がんの検査ではまず便潜血検査を行い、血便や便に異常があれば大腸カメラによる検査を推奨しています。10mm以下のポリープであれば、当院で切除が可能です。

Qがん検診は1日で終えることができるのでしょうか? 
A
みちかぜクリニック 検査・診断・結果説明まで迅速に行い、患者の負担を軽減

▲検査・診断・結果説明まで迅速に行い、患者の負担を軽減

乳がん検診や消化器がん検診など、多くのがん検診は1日で検査を終えることが可能です。検査結果も当日に聞くことができます。大腸カメラ検査を受ける際に前処置が必要ですが、ご自宅で済ませてから受診していただけばスムーズに検査が受けられます。検査後には院内で休むこともできます。当院では、検査の実施から診断、検査結果の説明まで迅速に行い、患者さんの負担を軽減しながら早期発見・早期治療ができるよう努めています。がん検診で異常が見つかった場合、当院で可能な限り精密検査をし、連携する春日井市民病院や名古屋大学医学部附属病院などを紹介しています。

Qがん検診を受けるタイミングについて教えてください。
A
みちかぜクリニック 自覚症状がない時点で受けることが重要、定期的に検診を

▲自覚症状がない時点で受けることが重要、定期的に検診を

がん検診は自覚症状がない時点で受けることが重要です。乳がんの場合、30歳から意識し始め、がんのリスクが急激に高まる40歳からは定期的に検診を受けることが推奨されています。消化器のがんでは、40歳前後でピロリ菌検査を受け、40歳以上は胃カメラや大腸カメラなどを受けることをお勧めします。市区町村からがん検診のお知らせが届いた際に受けてみるとよいでしょう。がんのリスクが高まる年代の方でも、「一度も受けたことがない」「20年前に一度だけ受けた」という方も少なくありません。がん検診は、自覚症状がないときに、定期的に受ける。これが、病気の早期発見・早期治療の鍵となります。

ドクターからのメッセージ

舟橋 康人院長

がん検診の大切さはわかっていても、「気が乗らない」「検査や結果を聞くのが怖い」と考える方もいらっしゃるかもしれません。がんが進行してから見つかって後悔するよりも、自覚症状がないうちに検査をして治療を開始したほうが、その後の負担は軽く済みます。当院では、乳がん、胃がん、大腸がんのほかに、前立腺がん、肺がん、肝炎ウイルスなどの検査も可能です。これらのほとんどが1日で検査できますので、一度もがん検診を受けたことがない方や、しばらく受診していない方は、ご自身の健康を守るために、ぜひがん検診を受けてください。

自由診療費用の目安

自由診療とは

※春日井市クーポン利用の場合 胸部レントゲン/1100円、胸部レントゲンと喀痰検査/1800円、胃カメラ/2700円、胃バリウム/2700円、ピロリ菌検査/1400円、ペプシノーゲン検査/1400円、便潜血検査/300円、マンモグラフィと乳腺エコー/各1700円セット2700円、PSA検査/600円

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