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原 章彦 院長の独自取材記事

ファミリークリニック はら

(狛江市/狛江駅)

最終更新日:2020/04/01

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狛江駅北口駅前という好立地にある『ファミリークリニックはら』。院長の原章彦先生は、ワハハと豪快に笑う明るい先生で、2006年の開業以来この狛江の頼れるドクターとして存在感を放つ。お話をしていると楽しい気分にさせてくれるので、「体調悪かったんだけど、先生のところ来た途端に治っちゃった!」ということも、実際によくあるのだそう。ただしこの先生、気さくで明るいだけではない。技術は確かだ。昭和63年に東京慈恵会医科大学医学部を卒業以来、大学病院の外科医局を中心に子どもから老人まで幅広く治療に取り組んできた。名門カリフォルニア大学への留学経験もあり、医療をとことんまで極めようという真摯な姿勢が魅力だ。診療のモットーは、「体のみならず精神的にも苦痛のない治療」。外科と内科の幅広い視点で、総合的に体を診てもらえるのもうれしい。患者さんの多くは、体の健康と心の安心をもらいに先生を訪れる。もともと狛江駅南口にあったクリニックは2010年に狛江駅北口駅前に移転。装いを新たに明るい空間が広がるなかで、原章彦院長ならではの視点と高い技術で、このエリアの健康を守り続けている。
(取材日2011年10月12日)

得意とする外科的視点をフル活用した総合診療が持ち味

医師になられたきっかけについてお聞かせください。

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昔から、とにかくやりがいのある仕事につきたいと考えていました。すごく漠然としていますけどね(笑)。それが、"医師"という職業だと意識するようになったのは高校生ぐらいだったかな。実は、曽祖父も祖父も父も叔父たちも医師。代々医師が多い家系だけあって、当然、会話の中心となるのは医療の話ばかり。そういった背景もあって、人の役に立つことでやりがいを感じる仕事に就きたいという感覚は、小さい頃から自然と刻み込まれたものなんでしょうね。専門分野として外科を選んだのも、家系的に外科医が多いのが影響しています。外科はとくに、患者さんの悪い部分に自分が直接手を入れて、それによって機能が改善したり格段に元気になったり、患者さんの状態が明らかによくなっていくのがわかるので、手ごたえもやりがいも大きいですね。

『ファミリークリニックはら』という医院名にはどんな思いが込められているんですか?

内科・外科・小児外科・小児科と幅広く対応できますので、子どもからご老人まで「誰にとっても、何かあったら気軽に診てもらえる場所」、そういうスタンスで診療にあたっています。もともと僕は長いこと大学病院を中心に外科医として医療に携わってきたんですが、勤務医時代には、子どもからご老人まで本当に幅広い世代、多様な症例の患者さんに出会いました。一般外科医としては高齢者を含め成人の手術もたくさん行いましたし、国立小児病院(現・国立成育医療研究センター)では小児外科として、川口市立医療センターの救命救急センターでは救命スタッフとして外科的治療にあたっていました。開業前に一年間勤務した市中病院では検診を含めた総合診療を行い、内科的治療にも取り組みました。こうした経験を生かし、僕ならではの外科的アプローチを大いに活用し、総合的な視点で幅広い層の患者さんのお役に立ちたいと思って「ファミリークリニック」を開院したんです。

「これぞ原院長流!」ともいえるこのクリニックの特徴は?

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一言でいうと、「心の薬」。患者さんにとってはそういう存在でありたいと考え、リラックスして治療に臨んでもらえるような雰囲気作りを心掛けていますね。例えば、患者さんの趣味の話で盛り上がってみるとか、気持ちをほぐしていくことで、その人が何に悩んでいるのか見えてくることって多いんですよ。最初はお子さんの付き添いで来ていたのに、だんだんお母さんが抱えている病気が見えてきて……ということもよくあります。あと内装に関しても、病院っぽくない入りやすい空間作りに気をつけています。やっぱり、暗いより明るい環境のほうが病気も治りやすいですから、南国のイメージで鮮やかな色合いにしてみました。子どもからご老人まで、明るく和やかな気持ちで集える場所にしたいですね。ありがたいことに、「体調悪かったのに、先生のところに来るなり治っちゃった!」と言ってくれる患者さんもいるんですよ。これからも雰囲気作りを心掛けていきます。

実力主義の環境だからこそ成長できる。医療に取り組む姿勢を大きく変えた米国留学

アメリカに留学のご経験もあるんですよね?

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そうなんです。さまざまな現場で研鑽を積んできましたが、外科医としてとことんまで突き詰めていきたい、それには一度アメリカの医療現場を体験したい。そんな気持ちをずっと持ち続けていました。そして、縁あってカリフォルニア大学サンフランシスコ校に2001年から2年間留学したんです。留学先は世界初の胎児治療を成功させたことでも有名な学校で、常に最先端の医療を追求し続けている場所。そこでハリスン先生という胎児治療の権威に出会い、彼の下で修行させてもらった経験は僕の医師人生において最も大きいことだったと思います。困難な活療を乗り越え赤ちゃんが元気に生まれて来た時には、並々ならぬ感動を覚えました。アメリカの医療現場ではとにかくみんな、「患者を治してやろう!」という執念がすごい!レジデントもトップも誰もが同じ思いを持っていて、いいものは認め、悪いものは排除される超実力主義。そんな環境だからこそ、最先端の医療であり続けるんだと思います。日本では、医療ドラマで見られるようなドロドロとした教授選のようなことが現実にありますからね。足を引っ張り合う医療ではなく、みんなで切磋琢磨し、いいものを作っていく医療の環境に身を置けて、僕自身も医療への取り組み方を見つめ直した2年間でした。

アメリカでの経験によって、先生の診療スタイルにどんな影響がありましたか?

とにかく患者主体。患者のために、いいものは治療法にしても器具にしても人材にしても、どんどん取り入れていく。それがアメリカ流です。その考え方は僕の診療にも大いに反映されていて、僕のモットーである「体のみならず精神的にも苦痛のない治療」という考え方を具現化するためにも、いいものはどんどん取り入れるようにしています。痛いという感覚を覚えてしまうと、どうしても病院に行きたくなくなっていますからね。患者さんにそういう思いをさせないように、こういう理由でこういう処置をする、と納得してもらえるまで説明するようにしています。患者さんを主体に考えるからこそ、来てくれたからにはやっぱり満足して帰っていただきたいですよね。

最近、とくに力を入れられていることは?

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「痛みのない治療」の三本柱として力を入れているのは、経鼻内視鏡、湿潤療法、ジオン注硬化療法(ALTA法)です。まず経鼻内視鏡ですが、この方法によって、検査の際、痛みも少なく簡単に体内の状態を診ることが可能になりました。これまでは口から体の中にチューブを入れて診る方法が主流で、オエーっと苦しい思いをしなければならなかったのですが、経鼻内視鏡は「苦しくない!」と好評ですね。湿潤療法というのは皮膚保護剤なんですが、傷口に貼るとそこから分泌物が出てきて傷口の治癒を促進する作用があります。傷口もきれいに治りますし、なんと言ってもはがす時の痛みが少ないのが特徴です。「ジオン注硬化療法(ALTA法)」というのは、切らずに治す痔の治療です。痔核に直接注射を打つ治療法です。痔というと、これまでは入院して手術しなければいけなかったものですが、この方法では日帰りで治療が可能なので、忙しい社会人の方も、なかなか家庭を留守にできない奥さまたちにも、お勧めです。

患者と一緒に健康作りをするという姿勢を大事に!

お休みの日はどんな過ごし方をされていますか?

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ここ何年か、もうサックス一色ですね!もともと学生時代から仲間とバンドを組んで楽しんでいたんですが、医療に没頭するようになってからは楽器はずっと放置したままでした。開院して、ある程度自分の時間を取れるようになったので、プロのサックスプレイヤーに教わっています。実は某国民的バンドのバックで吹いていた先生なので、音色が全然違って、レッスンの時には興奮気味ですよ。僕はかなりブランクが空いていたこともあって、楽器の構え方や息の出し方とか今さらまた初歩の初歩から学んでいるので、学生時代に独学でやってきたことはいったいなんだったんだろうってイヤになっちゃう(笑)。今はまだまだ修行の身ですが、いつか昔一緒にやっていた仲間とライブなんてできたらいいですね。

体力作りのために行っていることはありますか?

開業して自分の時間が取れるようになってから学生時代にやっていたテニスを再開しました。今は週一回のペースでインドアテニスを楽しんでいます。基本的に体を動かすことは好きなので、最近は毎朝少し筋トレをやってから出勤しています。つらくないかって?運動というのは習慣化してしまえば、楽しくなりますよ。それに、太っていたりお腹が出ていたりしては、やはり医師として説得力ないですからね(笑)。自分の体力作りにも励んだうえで、患者さんの健康作りのお手伝いをしたいんです。

最後に、読者にメッセージをお願いします。

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ちょっとでも変だなと思ったら、まずは来てみてください。僕は外科からも内科からも両方の視点で診れますので、きっとお役に立てることは多いと思います。20年近い医師生活のなかでは、子どもからご老人まで、体の不調があってもうまく伝えられない方や症状を自覚していない患者さんと、たくさん向き合ってきました。そういった方の訴えを引き出していくのも医師の重要な役割です。コミュニケーションのなかで気持ちをうまく汲み取って、健康作りのサポートをしたいと考えています。とくに最近多いのは、ママさん世代特有の「原因がわからないけどなぜか体調が悪い」という訴え。そういう場合には、漢方などをうまく活用しながら回復のお手伝いをしていきます。あと実は、「隠れ痔」ってすごく多いんです。「実は私、痔なんです……」という告白はものすごく恥ずかしいことかもしれませんが、放っておいて大ごとになる前に、早いうちに処置するのが大切です。「ジオン注硬化療法(ALTA法)」を行えば、日帰りで治せるので、今までの悩みはなんだったの?と思うはず。僕はたくさんの痔を見て治療にあたってきましたし、恥ずかしい病気なんてないと思っています。どんな不調でも、気軽に相談にいらしてください。

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