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日本語、中国語、台湾語、英語で診察
多言語で女性の疾患に対応

林ウィメンズクリニック・新大久保

(新宿区/新大久保駅)

最終更新日:2023/04/14

林ウィメンズクリニック・新大久保 日本語、中国語、台湾語、英語で診察 多言語で女性の疾患に対応 林ウィメンズクリニック・新大久保 日本語、中国語、台湾語、英語で診察 多言語で女性の疾患に対応
  • 自由診療

ライフサイクルの中でさまざまな症状や悩みにぶつかる女性にとって強い味方となる産婦人科。「林ウィメンズクリニック・新大久保」でも、女性が健康に毎日を送れるよう、妊娠や出産、月経不順や更年期障害、子宮筋腫をはじめとする婦人科疾患の治療に対する専門的な診療と同時に、患者に寄り添う姿勢でのトータルサポートを行っている。林明澄(はやし・めいちょう)院長も女性の心身の健康を日々支える産婦人科の医師の一人。日本語のほかに中国語、台湾語、英語に堪能で、その語学力を生かして多くの国内に住む外国人女性の診療を行っている。女性たちが抱える症状や悩みは万国共通。そこで、長年、聖路加国際病院の産婦人科で診療を行ってきたベテランである林院長に、女性にとって特に気になるポイントを聞いた。

(取材日2023年3月29日)

日本語、中国語、台湾語、英語での診療が可能。長年の経験を生かしてさまざまな女性の悩みをサポート

Qこちらではどのような疾患や症状に対応していますか?
A
林ウィメンズクリニック・新大久保 聖路加国際病院で研鑽を積んだ林院長

▲聖路加国際病院で研鑽を積んだ林院長

当院では、女性のライフサイクルの中で起こるさまざまな疾患に対応しています。妊娠についての相談や妊婦健診、腟炎、子宮筋腫などの一般的な婦人科の症状、生理不順や無月経といったホルモンに関わることや更年期障害、不妊症のほか、ピルの処方や性感染症など、さまざまなご相談に応えています。私は台湾出身で日本語のほかに台湾語、中国語、英語と多言語が話せることから、患者さんは、中国人、韓国人、東南アジアの人をはじめ、ネパール人やベトナム人、アフリカ人や英語圏の人と多国籍です。それぞれの国の文化を尊重しながらコミュニケーションを取ることを心がけています。

Q不妊症について教えてください。
A
林ウィメンズクリニック・新大久保 丁寧なコミュニケーションを心がけている

▲丁寧なコミュニケーションを心がけている

妊娠を希望しながら一定期間子どものできない状態を不妊症といいます。不妊症の原因は、性感染症、子宮筋腫、子宮内膜症、排卵障害など多岐にわたり、女性側に原因がある場合、男性側に問題がある場合、どちらにも問題がない場合と複雑なため、気になる人はパートナーとともに、排卵や精子の有無と質、ホルモンの状態などを検査することをお勧めします。不妊治療は日進月歩で進んでいますが、当院では最小限の一次医療のみ行っています。基礎体温や妊娠とホルモンの関係性などを知っていただいた上で、焦らず治療を続けていただきます。それ以上の高度医療を希望される場合は、専門の医療機関にご紹介をします。

Q妊娠前に日常生活で気をつけたほうが良いことはありますか?
A
林ウィメンズクリニック・新大久保 女性が健康的な生活を送れるよう、多角的なサポートを行う

▲女性が健康的な生活を送れるよう、多角的なサポートを行う

まずは食事を含めた生活環境を整えることです。特に赤ちゃんの脳や脊椎の発達に必要な葉酸を多く含む緑黄色野菜やパンやシリアル、時にはサプリメントなども使って栄養バランスの良い食事を意識して取るようにしましょう。また、糖尿病や甲状腺疾患は妊娠と密接に関係しているため、妊娠前検査などで自分にそういった病気がないかを知っておき、それを理解した上で妊娠を望むことも大切です。持病がない人でも妊娠によって体に負荷がかかっていろいろな病気を早期発見することもあるため、妊娠を契機に自分の体を見直すと良いでしょう。

Q妊娠後に気をつけるべきことは何ですか?
A
林ウィメンズクリニック・新大久保 赤ちゃんを守るためにも定期的な妊婦検診を勧めている

▲赤ちゃんを守るためにも定期的な妊婦検診を勧めている

何よりも重要なのは妊婦健診を定期的に受けることです。赤ちゃんの異常はごく初期の段階から診ていないとわからないこともあるため、妊娠がわかったら必ず産婦人科を受診してください。日常生活では、健康的な食事を心がけ、喫煙はもちろんアルコールやコーヒーなどカフェインを含む飲み物は控えましょう。妊娠中は貧血になりやすいため、血液検査を受けて、鉄分を補給する必要があるかどうかも事前に調べておきましょう。また、赤ちゃんの主要な臓器ができてくる妊娠初期は、薬を飲まないのが望ましいです。やむを得ず薬を飲まなくてはいけない場合は主治医に問い合わせを。持病がある人も、妊娠前に治療法を再検討するなど注意が必要です。

Q望まない妊娠をした場合、どうすればいいでしょうか?
A
林ウィメンズクリニック・新大久保 患者の価値観を尊重し、診療を行っている

▲患者の価値観を尊重し、診療を行っている

避妊に失敗してしまった場合、性行為後3日以内(72時間以内)であれば妊娠を回避するための緊急避妊薬(アフターピル)を服用するという方法があります。それでも妊娠に至ってしまった場合、最終手段として手術による人工妊娠中絶をすることになります。当院では、ご本人の事情や希望を十分に伺った上で、人工妊娠中絶をお受けしており、特に未婚の人の場合は丁寧に話をさせていただき、どうするのが本人にとって一番良いかを考えてより良い方法を選択しています。人工妊娠中絶ができる12週を過ぎてしまっている場合は当院では処置できないため、区役所への相談を促したり、対応できる医療機関に紹介したりしています。

ドクターからのメッセージ

林 明澄院長

日本語以外の言語で診療ができるクリニックはまだまだ少ないため、少しでも患者さんのニーズに応えられるように、頑張っていきたいと思います。国籍によって文化が違うため、患者さんの価値観を尊重し、丁寧にコミュニケーションを取れるように努めています。幸い私は台湾の生まれなので、寄り添えるところもあるのではないかと思っています。クリニックの理念にある思惟(しゆい)という言葉はよく考えるという意味で、病気の内容や患者さんの背景を考え抜いた上で、求められている医療を探していくことを理想としています。また、患者さんが少しでもリラックスできるようにユーモアのある診療にしたいと思っていますので、気軽に来てください。

自由診療費用の目安

自由診療とは

緊急避妊薬(アフターピル)/6,000円~1万円

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