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梶本 忠保 院長の独自取材記事

アピカ歯科医院

(本巣郡北方町/北方真桑駅)

最終更新日:2019/08/28

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国道53号線沿いの、飲食店や店舗が並ぶ比較的にぎやかな界隈に「アピカ歯科医院」はある。大学に進学し、卒業した後も岐阜に根を下ろし診療を続けてきた梶本忠保院長は「出身は大阪ですが、岐阜はもう自分にとって故郷です」と笑顔で語る。大学で骨の再生などの研究に取り組んでいた梶本院長は、開業後もその知識を生かしたインプラント治療に力を注いでいるという。取材では、和歌山の無医村での診療経験や、自らの専門性を生かし、インプラント治療を通じて本当に困っている人を助けたいという思いをたっぷりと語ってくれた。
(取材日2019年5月20日)

骨の再生の研究成果を臨床へ生かしたい

クリニック名の「アピカ歯科医院」印象的な名前ですね。

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どちらも、開業当時幼かった子どもの発言で決めました。「アピカ」は「ああ、ピカッときれい」のアピカなんです(笑)。来た時よりも噛めて、きれいにするというのが当院のコンセプトです。機能、健康、審美面での回復がすべてなされて、初めて「良くなった」と言えると思います。そのために、教科書どおりに丁寧に、手間を惜しまず精密に治療を進めようと心がけています。大学に長くいたので、減菌に関してもこだわりが強く、器具は一つ一つ減菌しています。感染によって来た時より悪くなってはいけないので、とにかく衛生管理には気を配っています。

岐阜歯科大学のご出身だそうですね。大学ではどんなことを研究されたのですか?

私の郷里は大阪なのですが、大学に進学するタイミングでこちらに来ました。それからずっと岐阜に暮らしていますから、こちらのほうが“ふるさと”という感覚です。大学では、骨の再生について研究していました。整形外科でも取り組まれている課題ですが、この分野は歯科のほうが進んでいるんです。例えば、超音波を使って骨の再生を促すという治療法があります。骨を生み出す細胞を活性化させることで、より早く再生されるよう促すというメカニズムですが、一説には18歳時点の細胞レベルに戻り、普通の再生期間よりも短い時間での再生を促すとも考えられています。こうしたノウハウを活用して、沖縄の沖ノ鳥島のサンゴの再生にも協力しました。医学と自然保護、まるで違う分野ですが、知見が生かされたのは面白かったです。

研究に手応えを感じていた院長が、開業したのはどうしてですか?

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研究の成果を臨床に反映したいと思ったからです。特に骨の再生に関するノウハウを、インプラント治療の場面で発揮したいと考えました。歯槽膿漏などが悪化して骨が溶けてしまったような人でも、インプラントを入れて噛める喜びを取り戻してほしいんです。だから普通の歯科医院では断られてしまうようなひどい症例も、積極的に引き受けて何とかして差し上げたいと考えています。患者さんは、ほかの歯科医院からの紹介や、クチコミでいらっしゃる方も多いです。インプラント手術後には、先ほど話した超音波による再生の促進も行います。機械を持ち帰ってもらって、約1週間、家で超音波を当ててもらいます。皆さんが想像するより手軽にできるのも、超音波治療の良いところだと思っています。

歯科矯正や超短波治療、日曜・夜間診療まで幅広く展開

クリニックでは歯列矯正にも力を入れているとお聞きしました。

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インプラント治療と歯列矯正で、複合的かつ集約的に口内環境を良くできたらいいなと思っています。私の学生時代の同級生である、磯崎智子先生に長年担当していただいています。矯正というと子どもが受けるイメージがありますが、もちろん大人でもできるんですよ。子どもの時よりも痛みが少し強いかもしれませんが、審美的な部分での悩みはもちろん、噛み合わせが悪いとか、歯ぎしりをしてしまうという方は、矯正を視野に入れてもいいかもしれません。マウスピース型装置を使った矯正など、さまざまな矯正方法がありますので、ぜひご相談いただきたいですね。

パルス超短波という機器も導入されていますが、どんな治療に使うのですか。

例えば顎関節症の治療に、超短波という電気パルスを発する機器を、必要に応じて使用します。固まってしまっている筋肉を温めながら緩めて、関節を本来の状態に近づけていきます。ほかには抜歯後やインプラント手術の後にも、状況を見ながら使用していますね。この場合は、パルスをおなかや背中に当てて術後の感染を防いでいきます。電気パルスで体を温めることで、口内手術後の感染が少なくなりやすいというのは不思議な感じもしますが、明白な研究効果もあります。温かくて気持ちがいいので「この機器だけ使いたいな」という人もいますよ。

夜間や日曜診療にも対応していらっしゃいますね。

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夜間の診療時間を設けたというよりは、もともと夜間の診療から始めたといったほうが正確です。大学に籍を置いていた時に、手が空いている夜間の診療から始めたんですよ。やってみると夜間の時間ならではの需要もあると感じました。トラックの長距離運転手の方や、飲食店の方、建設関連の方など、時間が不規則なお仕事の方に重宝していただけました。日曜も診療している歯科医院は少ないので、あえて開けています。歯の痛みは耐え難いこともあるので、駆け込みでも診てくれる場所があると安心ですよね。最近は昔ほどは駆け込みの患者さんはいらっしゃいませんが、ぜひ覚えておいて、日曜に困ったことがあったら当院のことを思い出してください。

歯磨きができれば歯科医院は不要

無医村で診療をされていたこともあるとお聞きしました。

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和歌山の紀伊田辺にほど近い集落で、1年間診療をしました。熊野古道が通っているあの辺りです。近くの町に住んでいたのですが、出勤するには、自治体の運転手さんの車で車1台しか通れないような道を、1時間以上かけて通いました。村にある診療所は2ヵ所。自治医科大学の内科の先生と2人で、診療を担当しました。高齢の患者さんも多かったのですが、子どもも意外といました。設備は十分でなかったので、歯科技工なども自分ですべてやりました。学生時代を思い出しながらの作業でしたが面白かったです。中には高齢の患者さんで「この間の戦争から入れ歯を外してない」という方がいらっしゃいました。当時イラク戦争が終わったばかりだったので、そのことかと思っていたら、太平洋戦争だったんです。入れ歯を外すと歯石が入れ歯の形になっていて……その形に合わせて入れ歯を調整しました。医療が届かない場所に届けたという実感があったエピソードです。

大学での研究、無医村での診療、開業からの経験を通して、読者にメッセージはありますか?

とてもシンプルなことですが、多くの人にわかっていただきたいのが歯磨きの重要性です。そもそも完璧な歯磨きができていれば、ほとんど歯科医院へ足を運ぶ必要はないんです。ところが、きちんと歯磨きができている人は多くはありません。高価な歯ブラシは必要ありません。歯磨き粉も毎回つける必要はないんです。何よりも大切なのは、磨き残しを作らないこと。そのために、必ず鏡の前で確認しながら、全体を磨き切ってください。歯磨き粉は週1回、歯科医院は手磨きでは磨けない部分のケアに利用すればいいです。当クリニックには歯科衛生士が4人いるので、正しい歯磨きの仕方についても、アドバイスしています。

今後のクリニックの展望について教えてください。

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インプラントの治療は自分が一番得意としている分野なので、これからも技術を磨いて続けていきたいです。これまでに数多くのインプラント治療を手がけてきましたが、そのたびに患者さん一人ひとりにしっかりと適切な治療をしてきたと自負しています。歯周病などで歯を失ってしまった人や、他のクリニックでは難しいと言われた方にも、噛める喜びを取り戻してほしいです。そのために、勉強を怠らず腕も磨いていきたいです。もう歯を取り戻すことはできないと諦めている方を、一人でも多く助けてあげられるといいなと思います。どんな悩みでも一度ご相談ください。全力でお応えします。

自由診療費用の目安

自由診療とは

インプラント治療/1本10万円~、マウスピース型装置を用いた矯正/15万円~、骨再生療法/5万円~

※歯科分野の記事に関しては、歯科技工士法に基づき記事の作成・情報提供を行っております。
カスタムメイド矯正装置(マウスピース矯正)については、効果・効能に関して個人差があるため、 カスタムメイド矯正装置(マウスピース矯正)を用いた治療を行う場合は、必ず歯科医師の十分な説明を受け同意のもと行うようにお願いいたします。

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