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後藤 千里 院長の独自取材記事

ごとう歯科

(福岡市東区/香椎駅)

最終更新日:2021/06/23

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JR「香椎駅」より徒歩5分の場所にある「ごとう歯科」は約20年前の開院以来、地域の歯の健康を守ってきた。「関東で歯科医師をしていた母が、4人の子育てが落ち着いたことと父の定年を機に、地元であるここで開院したのが始まりです」そう語るのは前院長の娘である後藤千里院長だ。同院では一般歯科をはじめ、小児歯科、矯正、インプラント治療、顎関節症治療など幅広い診療を展開。早くから歯科用顕微鏡のマイクロスコープや歯科用CTを導入するなど、町の歯科医院でありながら、先進的かつレベルの高い技術が求められる治療にも積極的に取り組んできたという。そんな仕事と2児の育児を両立し、勉強会にも熱心に参加していると目を輝かせる後藤院長に、同院の歴史をたどりながら精密治療にかける想いを聞いた。
(取材日2021年5月13日)

約20年前の開院以来、かかりつけとして地域に根差す

1999年に前院長のお母さまが開院されたのが始まりだそうですね。

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ええ、母はもともと関東で子育てしながら歯科医師をしていました。そんな母の姿を見ながら育ちましたので、家で治療用の模型を目にしたり、自然と歯科医師への夢が芽生えたような気がしますね。母のケアのおかげで小学校の時は1本も虫歯がなかったのですが、思春期になり反発する気持ちも影響したのか、実は中学生の時に虫歯になったんです。その虫歯を治療してもらう時に見た母の悔しそうな表情が忘れられなくて。自分の不摂生のせいで健康な歯を悪くしてしまったという罪悪感を抱いたのを今でも覚えています。ただ、当時の苦い経験は歯科医師として診療に生かせていますので、マイナスなことだけではなかったなと思います。

大学ご卒業後、勤務医を経た後、2004年にこちらで勤務を開始されたとお聞きしました。

はい、その時はすでに母が地域の方との信頼関係も築いていましたので、一から環境づくりをせずに済んだのはすごく恵まれていたと思います。しばらく母と一緒に診療したことから、地域の方ともすぐに交流を深めることができました。患者層は当時も今も同じで、小さなお子さんやそのご家族、ご高齢の方まで幅広い層の地域のかかりつけとして親しんでいただいています。ですので、診療も一般歯科から小児歯科、インプラント治療、審美歯科、噛み合わせや顎関節症治療、矯正歯科など、各年代に対応できますし、学校歯科医もしているので小学校へ歯科検診に行くことも。実はその小学校には小学校3年生と小学校2年生の子どもも通っていまして、わが子の歯もそこで診ています(笑)。そうやって母と同じように自分も今、子どもたちに歯科医師としての姿を見せることができているんだなと思うと感慨深いですね。

ちなみに、前院長は早くに歯科用顕微鏡のマイクロスコープを導入されたそうですね。

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当時、大きな機関以外で導入しているところは非常に珍しかったようです。というのが、部品の交換で業者の方に来てもらった時に「あの頃、歯科医院で使われているのはかなり珍しかったですよ」と言われて、改めて母の治療に対する熱意を感じました。その他にも顎の動きを測定する機器など、常に新しいものを取り入れて治療に生かす姿勢は尊敬していましたし、そこは院長を継承した今も受け継いでいます。天然の歯に勝るものはありません。ですから、虫歯になったとしても、いかに最小限に食い止められるかということに力を注いでいます。そのために、このマイクロスコープは不可欠。最大約20倍まで拡大して肉眼では見えない部分も見ることができるため、非常に精密な診療が期待できます。

大切な歯を守るため、レベルの高い精密治療にこだわる

治療だけでなく、患者さんへの説明ツールとしても活用されているとか?

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口腔内の様子を録画して患者さんに見てもらうことができるので、説明にも役立てることができるんです。自分の口の中のリアルな映像を見るのは初めての方がほとんどですから、最初はこんなにひどかったのかとショックを受けられる方もいますが、その分患者さんのモチベーションアップにもつながっています。中にはホームページを見た方が精密治療を希望され県外から来られるケースも。そのように、炎症を起こした歯の根の中の管をきれいにする根管治療、削る箇所を最小限に抑え、銀歯ではなく天然歯に合わせた色調の詰め物によるダイレクトボンディングという治療など、できる限り再治療しなくて済むよう精密な治療を行う際にマイクロスコープを活用しています。

大切な歯を長持ちさせるための治療に取り組んでおられるのですね。

マイクロスコープを用いた虫歯治療や歯の神経と血管を保存するための歯髄保存療法などの精密治療は自由診療になりますが、費用がかかる分、歯を長持ちさせるためには有用であると考えます。特に神経を取ってしまうと、歯の寿命は短くなりやすく、歯の色がグレーに変色する恐れがあります。当院の歯髄保存治療では、再発を防ぐのに役立つMTAセメントという薬や、治療中の感染を防ぐためのラバーダムを使用します。それだけ天然の歯を残す治療にこだわるのは、皆さんにいつまでもご自身の歯でおいしいものを食べ、健康でいただきたいからこそ。そのために、当院では丁寧な治療、ホームケア、メンテナンスという3つの柱を掲げ、常に歯の大切さをお伝えしています。

では、保険診療を希望されていた方が自由診療に変更されるケースも?

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ええ、中には最初から自由治療を希望されて来られる方もいますが、初診でおみえになる時は自由診療についてご存じない方が大半です。しかし、精密な治療法もあることをお伝えすると、歯を長持ちさせたいからと自由診療を選択されるケースも少なくありません。歯に対する意識の高い方が増えているように感じますね。精密治療の技術を磨くために勉強会にも積極的に参加し、手技のトレーニングにも時間を費やしました。研鑽を重ねて得た技術は私の強みでもありますので、自信を持ってご提案しています。ただ、どんなにレベルの高い治療をしたとしても患者さんがその後のケアを怠ったら意味がありません。ご自身の歯を守ることに努めていただけるのが歯科医師としての願いです。

町の歯科医院でありながら先進的治療が行えるのが強み

また、矯正治療にも力を入れているとお聞きしました。

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小児から大人まで対応しています。小児に関しては小学校3年生くらいから介入して治療を開始するケースが多いですね。小児矯正は成長を利用した顎を広げる治療を行えるのが、大人の矯正と大きく異なる点です。だからといって、大人は難しい、時間がかかるというわけではありません。歯並びや噛み合わせだけでなく、顎関節の痛みを訴えて来られる方もいますし、年齢や治療目的もさまざま。当院では、適応の幅広さや歯の移動速度の速さ、小臼歯を抜歯せずに進められる、骨を削る手術を回避しやすいなどのメリットからワイヤー式の矯正を取り入れています。

では、ここでプライベートについても。休日はどのように過ごしていますか?

休日は子どもとの時間を大事にしています。あとは勉強会ですね。今はオンラインでの参加ですが、毎回刺激を受けます。マイクロスコープを用いた治療技術を目にした当初もかなりの衝撃を受けました。ですが今では自分もその治療をスムーズに行えていますし、歯科医療は日々進化しますので、今後も新しい治療法を貪欲に取り入れていきたいです。よりレベルの高い治療をめざすために、もう1台マイクロスコープの導入を考えていて、スタッフも使いこなせるようになるのが目標です。ここまで私が診療に情熱を注げるのは支えてくれる夫のおかげ。PTAの仕事など子どもに関することはほとんど夫がやってくれていますから。感謝の一言に尽きますね。

最後に地域の方へメッセージをお願いします。

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診療内容が幅広いことから、スタッフとうまく連携することで効率良く円滑に治療を行えているのも当院の特徴です。20年近く勤務してくれているベテランの歯科衛生士は、まさに心強い存在。私よりも患者さんとコミュニケーションを図るのが上手で、専門用語を使いがちになる私の説明もわかりやすくかみ砕いて伝えてくれます(笑)。そんなアットホームな雰囲気ですので、気軽に来院いただければと思います。そして、町の小さな歯科医院でありながら、先進的な精密治療も行えるというのが当院の大きな強みです。もしも諦めている方がいたら、まずはご相談にいらしてください。

自由診療費用の目安

自由診療とは

矯正治療/88万円~ 小児矯正/33万~
インプラント治療/38万5000円~
審美歯科(セラミック)/10万4500円~
MTAセメントによる歯髄保存療法/3万円~
ダイレクトボンディング/4万8000円~

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