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齋藤 兆生 院長の独自取材記事

そしがや矯正歯科

(世田谷区/祖師ヶ谷大蔵駅)

最終更新日:2026/07/10

齋藤兆生院長 そしがや矯正歯科 main

祖師ヶ谷大蔵駅から商店街を歩くこと2分。ビルの2階に「そしがや矯正歯科」はあり、院内に入ると落ち着いた空間が広がる。対応してくれるのは、丁寧に説明してくれる姿が印象的な齋藤兆生(よしお)院長。子どもから大人までの歯列矯正を専門とし、複数の矯正装置を用意して患者の要望に応える。カウンセリングには時間をかけ、デジタルデータを活用した複数の矯正プランを提示するなど、きめこまやかな対応が持ち味。子どもの歯列矯正については、治療が必要かどうかを見極め、適切なタイミングでない場合は勧めない姿勢が、地域の人たちから信頼されている。「デジタル技術が発達し、矯正後のイメージがつかみやすくなりました。気になることがあれば、まずは相談に来てください」と話す齋藤院長に、診療方針や強みなどについて話を聞いた。

(取材日2026年6月16日)

美しさと健康を両立させ、人生の質を高める歯列矯正

先生の経歴と開院の経緯を教えてください。

齋藤兆生院長 そしがや矯正歯科1

東京医科歯科大学(現・東京科学大学)卒業後、同大学の医局に所属すると同時に大学院で歯科矯正学を専攻しました。この分野を選んだのは、歯並びといった審美面だけでなく、顎の発育や咬合機能といった機能面まで総合的に扱える点に魅力を感じたためです。医局在籍中は、大学付属病院や横浜市立大学附属市民総合医療センターで臨床に携わり、当初から研究よりも診療に力を注ぎたいという思いが強くありました。大学を退職後は複数の歯科クリニックで経験を重ねながら開院の準備を進め、当時の居住地である小田急線沿線であり、23区内でも一定の人口規模があることから、このエリアを開院の地として選びました。

クリニックの診療方針について教えてください。

矯正治療は、古くから確立された学問体系の上に新しい技術が積み重なり、発展してきた分野です。私は、まず基礎となる考え方をしっかりと押さえた上で、新しい技術も積極的に取り入れていきたいと考えています。その基盤にあたるのが、治療のゴールを設定するための診断です。診断では、歯や顎の形態、咬合や機能、そして患者さんの希望といったパーソナリティーの3つを重視しています。これらを丁寧に踏まえて治療計画を立てることが、矯正治療の質を大きく左右します。そのためにも、患者さんとの対話を大切にし、どこが気になっていて、どうなりたいのかを正確にくみ取ることを心がけています。

先生にとって歯列矯正とはどのようなものですか?

齋藤兆生院長 そしがや矯正歯科2

人生の質を高めてくれるものだと思います。歯並びがきれいになると口元や顔全体の印象が良くなり、前向きな気持ちで毎日を過ごすことができると思います。さらに噛み合わせが良くなることで、口腔機能が正常に働き、歯磨きなどのメンテナンスがしやすくなり、健康な状態を保つことにつながります。高齢になっても、できるだけ長く自分の歯でしっかり噛めることは重要ですから、患者さんにとってはたくさんのメリットがあると考えています。実際には、審美的な理由に加えて、機能面の改善を求める患者さんも多くいらっしゃいます。またお子さんに関しては、歯並びは顎の成長に影響を与えることがありますから、成長期に矯正治療することで顎の健全な成長と発達を促すことにつながります。

デジタル技術の進化で、矯正後のゴールがより明確に

矯正内容はどのように決めていくのですか?

齋藤兆生院長 そしがや矯正歯科3

最初のカウンセリングでは、患者さんの悩みや要望を丁寧に伺い、内容や期間、費用の目安を説明します。その上で、矯正を受けるかどうかを検討いただきます。次に、口腔内や顔の骨格を評価するため、エックス線撮影や口腔内スキャナーによる精密検査を実施。取得したデータから3Dモデルを作製し、後日の診断では、この3Dシミュレーションを用いて矯正後のイメージを確認してもらいます。診断では、矯正後の見え方や印象が異なる複数のプランを提示し、患者さんと相談しながらゴールを決めるというのが大まかな流れです。矯正装置はブラケット、舌側矯正、マウスピース型装置を用意しており、それぞれのメリット・デメリットを説明した上で選択してもらっています。また、抜歯をなるべく避けたい、結婚式や海外赴任といったイベントに合わせたいなどの期間に関する希望、予算なども考慮し、適切な矯正計画を立てていきます。

診療において以前と比べて変わった点はありますか?

デジタル技術の活用がさらに進んだことですね。矯正の効率や精度が上がるのはもちろん、診断の際にビフォーアフターの3Dモデルを見てもらうと、矯正後のイメージがつかみやすくなるなど、患者さんにとってのメリットは大きいと思います。矯正装置についても、デジタルでシミュレーションしたデータをもとに設計しますので、矯正期間の短縮につながるといった側面もあります。私たちにとってもスタッフの作業時間が減り、その分患者さんに見てもらう資料やデータを作るといった時間にあてることができます。それでも矯正期間が長いことや、日常生活が不便になることなど、なくすことができないデメリットはあるのですが、少しでも効率化を図って、患者さんが感じるストレスをなるべく減らせるようにしたいと思っています。

クリニックならではの強みは何でしょうか?

齋藤兆生院長 そしがや矯正歯科4

歯列矯正を専門としているため、技術や経験、設備、検査・診断の体制など、さまざまな面で精度の高い診療を提供できることが強みです。また口腔外科の先生が非常勤で在籍しているため、抜歯が必要な場合でもほかの歯科クリニックに通院する必要がなく、患者さんの負担を軽減できます。矯正装置を装着して矯正が本格的に始まると、来院は月1回程度が目安ですが、その間に急な痛みや装置の不具合といったトラブルが生じた際にも、すぐに対応できる体制を整えています。

子どもから中高年まで、幅広い世代の矯正に対応

小学生や中高生の患者さんも多いと聞きました。

齋藤兆生院長 そしがや矯正歯科5

患者さんの年齢層としては10~40代が中心です。ただ、小学生のお子さんの場合、相談に来られた段階で矯正が必要かどうかを見極めるようにしています。というのも、今すぐにやらなくても良いケースがあるからです。前歯が永久歯に生え変わる小学校1年生くらいの時に来ていただき、そのタイミングで始めた方が良い場合は積極的に行いますが、そうでない場合は勧めることはしていません。その代わり、その後も定期的に来ていただき、歯や顎の成長をチェックしながら、効率良く矯正できるタイミングが来れば提案するようにしています。矯正は大人になってからでも始められますが、大人と10代の中高生を比べると、若い方は歯を早く動かすことが望めますし、大学生や社会人になってからだと時間を取りにくくなります。負担をできるだけ少なくするという点では、若いうちから始めたほうが良いかもしれません。

矯正を受ける患者さんは増えているのですか?

目立たないマウスピース型装置を用いた矯正が普及したほか、高齢になってもしっかり噛める状態でいたいという健康への意識が高い人が増えたことなどによって、40~60代の患者さんも増えています。歯肉が下がっているとか、歯の本数が少ないといった理由で、今からでは遅いのではないかと思っている方でも、見た目や噛み合わせの改善が図れる場合もあります。ただ、中高年になると、しっかり噛める状態にするには矯正だけでは難しいので、一般歯科の先生とコラボレーションしながら進める必要があります。当院では、連携先で歯周治療や補綴治療などを並行して受けてもらいつつ、歯並びも噛み合わせも整えていくための矯正にも対応しています。難しいのではないかと諦めている方にこそ、相談に来ていただければと思います。

患者さんはどのような姿勢で矯正に臨めば良いですか?

齋藤兆生院長 そしがや矯正歯科6

無理に構える必要はなく、受け身の姿勢でも問題ありません。現在はデジタルツールが充実しているため、診断時には矯正後のイメージを視覚的にわかりやすくお伝えできます。治療プランを複数ご提示するのは、選択肢があることで患者さんが検討しやすくなるからです。迷われた場合には、最終的に私からお勧めのプランを理由とともに丁寧に説明します。患者さんが気にされているポイントを改善できるよう努めさせていただきますので、安心してお任せいただければと思います。

自由診療費用の目安

自由診療とは

検査・診断料(精密検査・資料作成・治療計画立案)/5万円
小児矯正/30万円~40万円、大人の矯正/80万円~
マウスピース型の装置を用いた矯正/90万円~
舌側矯正(裏側矯正)/125万円~

※歯科分野の記事に関しては、歯科技工士法に基づき記事の作成・情報提供をしております。
マウスピース型装置を用いた矯正については、効果・効能に関して個人差があるため、必ず歯科医師の十分な説明を受け同意のもと行うようにお願いいたします。