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平岡 純 院長、平岡 晃 副院長の独自取材記事

ひらおか内科クリニック

(千葉市花見川区/新検見川駅)

最終更新日:2026/04/06

平岡純院長、平岡晃副院長 ひらおか内科クリニック main

新検見川駅から徒歩約1分という好立地にあり、内科領域に幅広く対応する「ひらおか内科クリニック」。平岡純院長は2004年から地域医療に貢献し続け、2024年には息子の晃先生が副院長に就任して2人体制となった。院長の持つ豊富な臨床経験と、副院長の産業医学の知見をそれぞれ生かした診療には、「なんでも相談できる」という説得力がある。副院長のことを「良い同志」だと評する院長の言葉に、少しはにかみながら背筋を伸ばす副院長。別々の道を歩んできた、個性の異なるゼネラリストたちがつくるクリニックの今とこれからを聞いた。

(取材日2026年3月4日)

医療の入り口から出口まで担当するクリニックをめざす

院長の、開院までのご経歴を教えてください。

平岡純院長、平岡晃副院長 ひらおか内科クリニック1

【純院長】自治医科大学卒業後、総合病院国保旭中央病院やいすみ医療センターなどで研鑽を積み、国保多古中央病院では副院長と福祉センター長を兼任しました。こちらの開院は2004年5月6日です。当時から歩いて通える範囲の患者さんに濃厚な医療を提供したいという確固たる思いがありました。ずっと診てきた患者さんが通院できなくなったら訪問診療に切り替えて、医療の入り口から出口まで担当するクリニックにしようという気持ちは今も変わりません。当院が掲げている理念は「生活習慣病の予防に重点を置く」「必要十分な設備を持ち便利な施設をめざす」「現代医学の道案内の役目を果たす」です。

3つの理念を、医療現場でどのように実践されているのでしょうか?

【純院長】生活習慣病の対策には運動療法と食事療法があります。私は「運動と健康の影響」をテーマに学位論文を書いたので、1つ目の理念である生活習慣病の予防として、学んだ知識を生かして患者さんに運動療法のアドバイスをしています。また、千葉市からの依頼を受けて、花見川区の糖尿病教室での講演を毎年行っています。この活動を長く続けて得た食事に関する知識もクリニックで還元しています。2つ目の設備・施設の面については、超音波診断装置やデジタルエックス線診断装置、経鼻内視鏡などを配備しました。触診だけではわからないことを検査し、より精密な検査が必要になった時には根拠を持って大規模病院へ紹介できるようにしています。3つ目の「現代医学の道案内の役目を果たす」とは、地域医療の窓口となり、必要があれば専門の医療機関へ患者さんを導くことです。患者さんにはどんな些細なことでも抱え込まず、相談してほしいと思っています。

副院長の専門である産業医学について伺います。

平岡純院長、平岡晃副院長 ひらおか内科クリニック2

【晃副院長】産業医学というのは、特定の疾病や臓器などへの専門性より、背景含めて全身を診ることを求められる「なんでも屋さん」のような医療です。産業医学の特長は、患者さんに対してより積極的に介入できる点で、データをもとに健康増進プログラムを立て、体の改善を図ることからマインドセットの変化もめざしてアプローチしていくなど、「ミニ公衆衛生」といえるような部分が魅力ですね。これまで、糖尿病・高血圧症・脂質異常症などをはじめとした生活習慣病から、メンタルヘルスまで心身の健康をサポートしてきました。「治療と仕事の両立」といった課題にも向き合ってきましたし、これまでの経験を当院での診療に生かしています。

2人体制で外来診療と訪問診療を担当

訪問診療にも対応されているそうですね。

平岡純院長、平岡晃副院長 ひらおか内科クリニック3

【純院長】毎週木曜に、私か副院長のどちらかが訪問診療を担当しています。勤務医だった頃から訪問診療には携わってきましたし、このエリアでも希望する患者さんがいる限り、訪問診療を続けていきたいですね。
【晃副院長】私は当院で訪問診療に携わるにあたり、2年間、江戸川区にある訪問診療専門のクリニックに勤めました。そこで見てきたことは、通院が困難になる場合、通院以外の日常生活のさまざまなことも難しくなっているという状況です。患者さんのことを考えると訪問診療を勧めるべきかと思っても、一方で患者さんのご家族の介護負担を考えると訪問診療が適切な選択肢ではなく、施設へ入るほうが良い場合もあります。難しい点も多いのですが、外来診療に通える範囲から自力での生活が難しくなるまでの2つの段階のつなぎとして、訪問診療はとても意義のあることだと思っています。

その他に、病気の予防や早期発見のために取り組んでいることがあれば教えてください。

【純院長】千葉市の特定健診や各種検診の受診を呼びかけるのと併せて、禁煙の外来、栄養相談なども行っています。栄養相談は当院の3つの理念の1つである「生活習慣病の予防」につながるもので、月に1日の予約制です。糖尿病などの生活習慣病や、その予備軍の方を対象に、管理栄養士が45分間かけて食生活のアドバイスをしています。

診療の際に心がけていることは何ですか?

平岡純院長、平岡晃副院長 ひらおか内科クリニック4

【純院長】患者さんと同じ目線に立つことです。勤務医時代にある先生が患者さんに対して非常に丁寧な対応をし、かつ対等な立場で話をする姿勢に感服したんです。私も意識するようにしましたが、なかなか難しくて。しかし、副院長が先述の先生のように患者さんに接する姿を目にして、改めて「気をつけなければ」と襟を正しました。
【晃副院長】特に初診の患者さんは、勇気を出して受診してくださると思うんです。たとえ血圧や中性脂肪の値が高くても、それを上からたしなめるのではなく、お悩みに丁寧に向き合いたい。笑顔で接し、話に耳を傾けながら、時に患者さんの目を見て時に大きくうなずいて、「また来よう」と思っていただけるようなコミュニケーションを心がけています。説明の際はわかりやすい言葉で伝わりやすく。例えば「褥瘡(じょくそう)」ではなく「床ずれ」と言うなど、日常で使われるような言葉や表現を選んで説明するようにしています。

これからも変わらぬ姿勢で、地域に必要とされる医療を

2024年に副院長がチームに加わり、クリニックにはどのような変化がありましたか?

平岡純院長、平岡晃副院長 ひらおか内科クリニック5

【純院長】副院長はとてもエネルギーがあるので、スタッフはみんな元気をもらい、相乗効果でクリニックに良い影響が出ていると感じます。私自身、副院長から学ぶことが多々あり、とても素直で知識をどんどん吸収していくところは素晴らしいですね。
【晃副院長】私も院長の診療から多くのことを学んでいます。目の前の患者さんに対して、病気であれ治療法であれ、可能性や選択肢をどれだけ思い浮かべられるかどうかが、医師としての技量だと思っていて。院長はその量が圧倒的に多いのです。常に相談できる環境があるのでありがたいですし、日々勉強させてもらっています。

チーム一丸となって地域医療に貢献されているのですね。

【純院長】そうですね。私や副院長だけでなく、スタッフ全員で毎日ミーティングを行っているんですよ。診療に関する連絡事項もありますが、院内づくりや事務作業の進め方など、皆で意見を出し合っています。
【晃副院長】書類整理や備品の在庫管理など、スタッフの意見をもとに改善された事柄も多いです。アットホームな雰囲気の中、協力し合ってより良いクリニックづくりに努めています。

最後に、読者へのメッセージをお願いします。

平岡純院長、平岡晃副院長 ひらおか内科クリニック6

【純院長】開業して20年以上がたちましたが、これからも特別なことをするつもりはなく、これまでどおり地域に必要とされる医療を淡々とご提供していくつもりです。「医師の意見を聞きたいな」と思うことがあれば、どんな小さなことでもためらわずに来院していただきたいですね。
【晃副院長】外来診療はもちろん、必要があれば訪問診療にも対応します。そして、オンラインでしかアプローチできない患者さんもいるので、幅広い世代の方を診ていけるように、バランス良く診療を続けていきたいです。世代を問わず、患者さんの背景や疾患の要因、今後の働き方や生活の仕方に関しても一緒に考えていきたいと思っています。いつでもご相談ください。