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鎌田 幸尚 院長の独自取材記事

コイン通りデンタルクリニック

(広島市佐伯区/佐伯区役所前駅)

最終更新日:2022/06/24

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JR山陽本線の五日市駅最寄りの住宅街に位置する「コイン通りデンタルクリニック」。院長を務める鎌田幸尚先生は、1989年に大阪歯科大学を卒業後、複数の歯科医院での勤務を経て、1998年に佐伯区コイン通りに同院を開業。その後、2007年に現在の場所に移転した。勤務医時代には厳しい指導を真正面から受け止め、自らの得手不得手と向き合いながら研鑽を重ねたという鎌田院長。その中で、口腔内を美しく整えるための治療にやりがいを見出し、自由診療に重きをおいたクリニックの開業に至った。現在は虫歯や歯周病などの治療はもちろん、入れ歯作製や歯茎の手術、審美歯科にも幅広く対応している。「口腔内がどんなにひどい状態でも受け入れて治療します」と語る鎌田院長に、これまでの経歴や治療に対する思いについて話を聞いた。

(取材日2022年5月27日)

充実した大学生活と厳しい勤務医時代を経て開業医へ

歯科医師になるまではどのような道を歩んでこられたのですか。

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祖父が薬剤師、父が歯科の開業医だった影響で、子どもの頃から歯科医師を自然と志していました。大阪歯科大学は歯科医師をめざす人ばかりで、専門学校のような雰囲気でした。特に力を入れていたのはアイスホッケー部の活動です。途中でやめないことの大切さや、上下関係、言葉使いなど、社会に出た際に役に立つ術を学びました。歯科医師にとっても人間関係は大事ですから、この経験は大きかったですね。当時は部活と学業の両立に必死でしたが、歯科大学だからこそ情報交換や教え合いがしやすく、そこに助けられました。また、学生時代は学業と並行して父の歯科医院で掃除や受付、片づけを手伝いながら治療の様子を見せてもらっていて、そこでもさらに歯科医師の仕事に対する関心を深めていきました。

勤務医として勤められた2つの歯科医院では、どんなことを学ばれたのですか。

最初に勤めた松島歯科医院は、院長が多忙で不在なことも多く、代わりに私が治療のほとんどを任されていました。必死でしたが、患者さんや目の前の治療と向き合いながら多くのことを勉強させてもらえたのは良い経験です。タイミングが合ったときには院長が得意とする抜歯を指導してもらい、この技術も今に生かされています。2つ目の光ヶ丘歯科医院は、歯科医師が複数人在籍する大きな歯科医院でした。こちらは院長の指導がとても厳しく、「欠点を直さない歯科医師は通用しない」と、徹底的に指導されましたね。だけどそうして私の欠点を見抜き、厳しく粘り強く指導していただいたおかげで、当時苦手だった治療を克服できたと思っています。また「不明確なところ、治療の限界については正直に伝える」という、信頼を得るための患者さんとの向き合い方についても教わり、これも現在の私の姿勢につながっています。

当時の患者さんの中で印象的なエピソードはありますか。

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勤務医だった頃、治療を進める中で、追加の治療が必要になった患者さんがいました。本人へ最初に伝えた費用に上乗せになる旨をお伝えすると「どうしてこの話を勤務医にさせるんだ」とのお叱りをいただいて。その患者さんは、治療をするのは勤務医でも、お金を取るのは責任者なのだから、費用の話は院長から話すのが筋だという考え方をお持ちだったんです。責任者はどうあるべきかという点で、開業医をめざす自分にとっても考えさせられました。その方はちゃんと追加料金も支払ってくださいましたし、さらに私が独立した後も通ってくれたんです。後日来院された際に「私がお金を出す代わりに、あんたが技術で応えるのが診療っていうもんだ」と言ってくれたことが心に残っていますね。

将来的なリスクを最低限に減らすため、自由診療を推奨

先生が得意とされている治療について教えてください。

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一つは入れ歯治療です。勤務医時代に出会った歯科技工士の方の腕がとても良く、技術を指導してもらう機会に恵まれました。その中で、口内環境を一つ一つきっちり整えて改善していくことにやりがいを覚えるようになって。開業後は自由診療メインのクリニックにする方針を決めたきっかけになりました。もちろん、予防歯科や痛みを改善するための治療にも注力していますが「予防しなくてもいいような状態をつくる」というのが最も大事にしているコンセプトです。例えば自由診療であれば、歯茎の移植などで歯周病の再発リスクの低減につなげたり、残る可能性の低い歯は早めに抜き、インプラントにしたりする選択肢もある。こうした「予知性の高い治療」を提供することを、常に心がけています。

「予知性の高い治療」とは具体的にどういうことですか。

できるだけ、その後の予想がつく治療をするということです。例えば、よく歯科治療では「予防のために歯磨きを頑張りましょう」と指導しますが、その患者さんが毎日しっかり歯を磨いてくれるかは、予想がつきませんよね。完璧に行うことは、誰にとっても難しいことですから。それなら、普通に磨いたくらいでも良い状態が保てるようにして、その後の状態がある程度予知できる治療をしよう、というのが当院の考えです。痛みが出てから来院された患者さんの痛みを取り除くための対応をするのは当然で、それだけではただの応急処置にすぎません。当院では、そこから健康な口腔環境をいかに保持していくかを考えます。噛み合わせから歯茎の状態までチェックし、必要があれば歯茎の手術や、インプラント治療を提案するかたちです。

診療を行う中で、特に心がけていることはありますか。

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まず、なるべく痛みの少ない治療をめざすこと。希望に応じて麻酔は3段階に分けて行い、しっかり効いているかを確認しながら進めるようにしています。もう一つは、患者さんとのコミュニケーションです。内容や状態にかかわらず、治療前は必ず全員の患者さんのエックス線撮影を行い、大きなディスプレイに映し出したものを一緒に見ながら説明します。そうして自分の目で確認してもらった上で、治療をオーダーメイドで提案。納得いただければ治療に入るという流れです。やはり歯科は嫌だと思っている方が多いと思うので、少しでも「痛み」や「嫌い」といったストレスを取り除けるよう、スタッフを含めてコミュニケーションは積極的に行うようにしています。スタッフは長く勤めてくれていて、患者さん一人ひとりをしっかりわかってくれていているので、とても頼もしい存在です。

患者の負担が少ない「予知性の高い治療」をめざして

先生は休日や趣味の時間をどのように過ごされていますか。

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週3回、健康維持のために朝早くからジムに通っています。腰や肩に痛みを感じ始めたとき、知り合いの医師に相談すると「筋力トレーニングが良い」と言われまして。半信半疑でやってみたら、本当に変化を実感しました。筋肉が少ないと姿勢が悪くなりがちで、痛みにつながりやすいそうです。痛みがあると、仕事にも支障が出てしまいますからね。これからも続けて自分の体を大事にしたいと思います。

普段の歯のメンテナンスにおいて、気をつけるべきことはありますか。

一般的に歯ブラシでは、汚れの半分程度しか磨ききれないことが多いのです。歯ブラシ、歯間ブラシ、フロスを3つセットで使って、初めて歯磨きが完了すると言ってもいいでしょう。このお話は、必ず患者さんにお伝えするようにしています。また、定期的に歯科医院でメンテナンスを受けることも重要です。とはいえこちらの立場としては、特別なことをしなくても、良い状態が維持できるような治療を施したいと考えています。しょっちゅう来てもらうのは悪いですし、患者さんもうれしくないですよね。そのため当院では、だいたい1年に1回、多くても半年に1回くらいの歯科検診でも問題ないような状態をめざして、できるだけ治療後の負担を軽減することも意識しています。

最後に患者さんへメッセージをお願いします。

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かつて出会った先生から「歯の治療は足し算じゃなくてかけ算だ」と教わりました。分野に関わらず一つ一つの治療が勝負で、一つゼロがあったら全部がゼロになってしまう。だから歯科医師はどの治療も分野も、しっかりと技術を身につけないといけない、という趣旨の言葉です。私はこの考え方を大事にしていて、虫歯から歯周病、親知らず抜歯や審美歯科まで、どれもできるだけ治療後の負担が最低限で済むような「予知性の高い治療」をめざしてきました。「当分歯医者にかかっていない」というようなひどい状態の場合も、ちょっとした悩みがある場合でも大歓迎です。まずは口腔内の状態をじっくりと確認して、治療方針から一緒に考えていけたらと思います。

自由診療費用の目安

自由診療とは

インプラント治療/27万5000円~42万3500円
ジルコニアクラウン治療/12万6500円〜12万9800円
矯正/5万5000円〜7万7000円

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