医療法人 慧成会 産院いしがせの森

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佐藤 匡昭院長

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少子化と産科の医師の減少で、激減する産科医療施設に妊婦が集まり、大病院ほど流れ作業のようになってしまうという分娩の現場。女性にとって出産はかけがえのない人生の思い出だから、もっと大切にしたい……そんな願いを込めて、愛知県大府市に「産院いしがせの森」を開業した佐藤匡昭院長。妊婦主体の「アクティブ・バース」や分娩台にこだわらないフリースタイル出産を、開業当初から導入している。一方、地域の数少ない産科医療施設として患者数は増加。婦人科は増えても産科は増えない現実の中、効率を改善しつつ流れ作業にならないよう佐藤院長が選択したのは、助産師の充実だった。この地に開業して12年の佐藤院長に、アクティブ・バースや医院のことなど話を聞いた。(取材日2017年4月5日)

産科の医師不足を補うため、医師と助産師で役割分担

―妊婦さん主体の「アクティブ・バース」に取り組まれているそうですね。

開業当時からの方針で、妊婦さん本人の産む力を最大限に引き出すために、自由な体の姿勢で、少しでも楽に出産できるようにしています。ご希望があれば和室の分娩室で出産することもできますし、一般的な分娩台での出産も選べます。こうしたフリースタイルな出産は、あくまでも正常分娩を予定している方が対象になります。正常分娩の場合は助産師とカウンセリングを行ったり、分娩教室で代表的なスタイルをご説明したりする中で選んでいただきます。何よりも分娩は安全が第一ですから、安全を確保した上で拘束感の少ない方法をとることが大切です。

―助産師さんが活躍されていると伺いました。

外来や分娩など担当を固定せず、1人の妊婦さんを数人でお世話します。開業当時から想定以上に多くの妊婦さんが来院され、一時は分娩をお断りせざるを得なくなったため、3年目に新棟を増築して受け入れを増やしました。すると今度は医療従事者が足りなくなってしまったので、助産師である妻の影響と助言もあり、助産師を積極的に採用しました。そして健康な方の正常分娩は助産師が、異常があれば私が扱うようにしたところ、効率よく多くの妊婦さんを受け入れられるようになりました。最初は患者さんを不安にしないか、クレームが来ないかと心配していましたが、多くの方から喜んでくださり、ほっとしています。産科の医師の減少傾向は続いていますので、今後それを補うのは助産師だと思います。一方、日本では5人に1人は帝王切開で、吸引分娩や異常分娩、急変もしばしばあるため、こういったケースは私が担当します。

―リゾートホテルのような雰囲気や、充実した設備も特徴的ですね。

プライバシーを重要視し完全個室で、内外装も家具類も安らげる雰囲気を大切に設計しました。それと食事には力を入れていて、クリスマスやひな祭りなど季節感を取り入れたメニューを提供しています。出産したばかりのお母さんにとって、おいしい食事は「頑張ったごほうび」にもなりますから。朝・昼・夕とも個室ではなくラウンジで、朝と昼はバイキング形式です。これは患者さん同士のコミュニケーションにも役立っていて、例えば初産のお母さんが2人目、3人目を産んだお母さんにお話を聞いて安心したり、お母さん同士が友達になったりすることもよくあるそうなんです。他に、院内は有線放送でクラシック音楽を流し、チェロの音楽教室やミニコンサートも開いています。音楽は心を豊かにしますから、そのための機会を提供したいと考えました。心身ともに安らぐ環境の中、出産を良いスタートとして子育てを始めていただきたいですね。

記事更新日:2017/11/07

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