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櫻井 宏樹 院長の独自取材記事

さくらい歯科クリニック

(広島市佐伯区/五日市駅)

最終更新日:2022/04/22

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佐伯区八幡東。石内バイパス沿いに立つ「さくらい歯科クリニック」は開業20年。子どもから高齢者まで幅広い世代の患者が訪れる。昨年、拡張・リニューアル。1階が治療ゾーン、2階がクリーニングゾーンとなり、エレベーターも設置した。櫻井宏樹院長はじめとする3人の歯科医師がそれぞれの得意分野を生かしながら診療にあたっている。同院がモットーとするのは「ぬくもりのある医療」。急患や痛みがある場合を除き、初診時はいきなり治療を行わず、ともに治療計画を立てるところから始めているという。2世代、3世代と家族で通う患者も多いのは、患者の心の声を聴くことを大切にするという姿勢が、厚い信頼を得ているからだろう。

(取材日2022年3月15日)

患者の心の声をくみ取る、ぬくもりのある医療を大切に

昨年、リニューアルされたそうですね。

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もともとは2階のフロアだけでしたが、1階に空きが出て拡張することができました。1階が治療ゾーン、2階がメンテナンスやホワイトニングを行うクリーニングゾーンと分けています。高齢者や足の悪い方が来院しても困らないようエレベーターも設置しています。落ち着いて過ごしていただける色調をカラーコーディネーターさんに相談しながら、カフェのような雰囲気をめざしました。ホワイトニングなどは癒やしを求めて訪れる患者さんもいらっしゃると思うので、2階のメンテナンスコーナーは個室もご用意しました。

開業までの経緯を教えていただけますか?

私は生まれも育ちも広島なんです。広島大学歯学部に進学し、大学ではテニス部に在籍して部活に熱中。そこでできた人とのつながりは今も続いています。早く臨床現場に立って人の役に立ちたいという思いが強かったので、卒業後すぐに広島市内の歯科医院の勤務医となりました。そこの院長は、患者さんに対して裏表のない態度で接する方で、とても学ぶことが多かったです。そんな姿を見て、自分も患者さんに寄り添える歯科医師になろうと強く思いましたね。4年半勤務しましたが、私にとって歯科医師人生の恩師というべき方です。そこでは訪問診療も経験。限られた空間・医療機器で患者さんの口内環境を診ることで、歯科医師としての目や技術が磨かれました。もともと30代前半に開業したいという目標があり、31歳で実現。恩師も応援してくれました。

診療方針についてお聞かせください。

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開業前の勤務先と同じような歯科クリニックをめざしています。一言で言うと、患者さんに寄り添う「ぬくもりのある医療」ですね。歯科医院はどちらかというと行きにくいイメージがあると思うので、少しでも安らぎや心地良さを感じていただけるような対応を心がけています。初診では、急を要する状態は別ですが、すぐに治療を行わず一緒に治療計画を立てるところから始めます。患者さんのお話をよく聞き、その方が本当に伝えたい「心の声」をくみ取ることを大切にしています。ホームページにも当院のめざす歯科医療を記していますが、ホームページを見た時、来院された時、診療室で接した時、落差がないようにと思っています。情報発信にも努め、開業時から毎月欠かさず院内新聞を発行しています。歯科助手さんが作ってくれていて、もう足掛け20年で200号以上になるわけですが、書きたいことは尽きず、患者さんにも好評です。

どのような世代、主訴・目的の患者さんが多く訪れますか?

0歳から90代まで幅広く、2世代、3世代で通ってくださる方もいます。朝は高齢の方、昼からはお子さん、夕方はお勤め帰りの方などが多く、地域に密着できているのかなと感じています。学校医、園医を務めていることで、親近感を持っていただけるのか、そこのお子さんや先生もおみえになります。新型コロナウイルス感染症が流行する前は、紙芝居や保護者向けの講演会を行っていました。また、当院は予防歯科に力を入れていて、クリーニング目的で受診される患者さんもたくさんおられます。自主的に予約を取って帰られる方が多く、クリーニングの予約枠のほうが早く埋まることもあります。意識の高さを感じますね。

歯科医師3人と歯科衛生士がそれぞれの専門性を追求

3人の歯科医師で診療にあたっているそうですね。

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皆が一般歯科と小児歯科を担いながら、それぞれの得意分野に応じて役割分担もしながら診療を行っています。インプラント治療は私の担当で、勉強会にも積極参加し、日々研鑽に努めています。小児歯科と小児矯正は女性歯科医師が担当。妊娠期からのご相談や、乳幼児の「噛まない・噛めない」といったお悩みにも対応しています。また、噛み合わせを専門としてきた男性歯科医師が矯正歯科全般を診ています。

歯科衛生士さんの役割もとても大きいとお聞きしました。

当院では、歯科衛生士は単なる歯科医師のサポート役ではなく、一人ひとりが責任を持って患者さんを受け持ちメンテナンスや予防ケアに努めています。各自が主役となってケアを行えるよう、フリーランスで活躍する歯科衛生士の方のセミナーを定期的に受講し、知識や技術を吸収することで、歯科衛生士の質も向上しています。実は、開業当初は十分な人数の歯科衛生士が集まらずに苦労した経験があるんです。患者さんの利便性を考え、周辺の歯科医院よりも遅い夜7時30分まで診療していたのですが、スタッフが快適に働けるような環境の整備も大切と考え直し、診療時間を短縮したり休みを増やしてからは、歯科衛生士も定着するようになりました。患者さんが居心地の良いクリニックづくりは、スタッフの心も健康でないと実現しません。患者さんと歯科衛生士、双方にとって良い環境が整ったと思っています。

医療設備機器などで工夫されたことはありますか?

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当院では、歯科用CT、マイクロスコープなど、新鋭の機器を導入しており、口内の画像、エックス線画像もすべてデジタル画像をモニターで確認してもらえます。マイクロスコープを使っている歯科医院は全国でもまだ珍しいかもしれません。このほか、デジタルエックス線画像解析システム、新型の歯科用CTは、いずれも被ばく量が従来のものより少ない新型のものを選びました。また、できるだけ痛みを軽減し、治療期間も短縮するためハードレーザー機器も導入しています。どれも使用にあたっては、特別な料金は頂いていないので、安心してご相談いただきたいです。

研究会などにも積極的に参加されているそうですね。

はい、新型コロナウイルスが流行する前はよく通っていました。また仲間内での勉強会は、今も月1回ほど開催されており、ウェブ上で行っています。そこでは主にチーム医療について学んでいます。主治医が中心となり口腔内全体の治療計画を立て、各分野の専門家がチームとなって話し合う。協力しながらゴールに向かうことで、複雑な症例も包括的治療で対処することができます。

開業20年、今後も長く地域に親しまれる歯科医院に

ところで、先生が歯科医師を志したのはなぜですか?

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自分で言うのもなんですが、小さい頃から手先が器用だったこともありますし、「先生」と呼ばれる仕事がいいなと思っていたところ、母が勧めてくれたのです。母親は適性をよく見ていますね(笑)。中学1年の頃にはめざす道を歯科医師と決めていました。

お忙しい毎日と思いますが、ご趣味やオフの過ごし方など教えていただけますか?

テニスは今も続けており、大学時代の部活の仲間とコートに立つこともあります。あと、子どもが2人いるので一緒に過ごす時間も大切にしています。子どもたちの虫歯は、やはり気になりますね(笑)。どちらか一人は歯科医師になってくれそうな予感がします。

最後に、今後の展望についてお聞かせください。

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小さな頃通っていた患者さんが親になり、わが子を連れて来院されたり、患者さんだった子が成長して歯科衛生士となって当院に勤務するようになったり。これまでの20年間を振り返ると、患者さんの成長とともに、クリニックの成長も感じることができ、感慨深いものがあります。これからも、2世代、3世代と通っていただける歯科クリニックでありたいです。

自由診療費用の目安

自由診療とは

インプラント治療/診査診断料+手術代+かぶせ物代(セラミック)1本38万5000円~、矯正歯科/60万円~80万円、小児矯正歯科/10万円~20万円、ホワイトニング/4万8400円~

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