阿部医院

阿部医院

清水 恵一郎院長

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「地域にお住まいのお子さんから高齢の方まで、健康で幸せに暮らせるようお手伝いをしたい」という、「阿部医院」の清水恵一郎院長。同院は東急東横線都立大学駅や東急目黒線大岡山駅から徒歩10分ほどの住宅街にあり、長く近隣のかかりつけ医となってきた。2016年のリニューアルでバリアフリー化や情報化などを進め、患者が気軽に安心して受診できる環境を整備。在宅医療にも力を入れるなど、地域にこれから必要な医療を提供する清水院長に話を聞いた。
(取材日2018年9月21日)

義父から受け継いだ地域密着の医院を次の世代へ

―こちらの医院は長く診療されているのですか?

私が妻の父から当院を受け継いで30年以上、義父の代も含めると60年以上になります。院名は当初からのもので、院長が私に代わったときも、長く地域に親しまれてきた名前は変えられないとの思いで、そのまま使わせていただいています。当院は目黒区西部の住宅街にあり、地域のかかりつけ医として、症状に関わらず総合的な診療を行っています。急に熱を出したとか、おなかが痛くなったといった小さなお子さんから、長く当院を利用されている高齢の方まで、患者さんの年齢も症状も幅広いですね。私は勤務医時代には内科、特に消化器内科が専門でしたが、義父が皮膚科が得意だったこともあって、当院を継いでから改めて皮膚科の勉強を始め、湿疹や乾癬、虫刺され、在宅療養で寝たきりの患者さんの床ずれなども専門的に診るようになりました。

―そんなに続いているのに、院内はとても新しいですね。

2016年に自宅と医院を兼ねた建物を建て替えて、院内もそれまでとはまったく異なる造りにしたからでしょう。院内をバリアフリーにしたほか、待合室も診療室も以前より広々としたスペースにして、患者さんが待ち時間をゆったりと過ごせるよう、診療も楽な気持ちで受けていただけるようにと考えました。また、うちには息子が2人いて、どちらも医師になって大学病院に勤めながら当院の診療を手伝っているのですが、リニューアルの際には特に次男が積極的に意見を出してくれ、それに従った部分も多々あります。電子カルテを導入して患者さんの現状を医師やスタッフで共有するなどもその一つです。

―診療の際に心がけている点などを教えてください。

患者さん一人ひとり、そして地域全体のかかりつけ医であるよう心がけています。私は内科領域の診療を通じて地域医療を推進する日本臨床内科医会の常任理事で、私も関わって作成した同会の「かかりつけ医宣言」は、私の思いと重なっています。それは幅広い医学的視野・知識で地域の皆さんに適切な医療を提供することを前提に、「病気の予防や早期発見、体力維持のための生活指導などによって健康寿命の延伸のお手伝いをすること」、「高齢の患者さんを地域の中で最期まで支える体制を整えること」、「常に患者さんに寄り添い、地域で安心して暮らしていただくこと」、というものです。当院は駅から少し離れていますが、これは周辺の方は駅前まで行かなくても近くで受診できるという意味。今後は義父の代から続く地域密着の医院を次世代につなげたいと思っています。



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