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末永 祐敬 院長の独自取材記事

スエナガ歯科医院

(名古屋市緑区/鳴海駅)

最終更新日:2019/08/28

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緑区の住宅地の一角に位置する「スエナガ歯科医院」。院内は清潔感にあふれ、落ち着く空間が広がっている。地域に根差した、患者の満足度の高い歯科医療の提供をめざし開業した末永祐敬(すえながゆたか)院長は、現在もなお知識や技術を高め、さまざまな治療に還元。歯周病治療や噛み合わせ、インプラント治療をはじめとした補綴治療、ホワイトニングなど審美歯科にも柔軟に対応する。また安全な診療を実現するため、治療器具の滅菌消毒の徹底を当然のこととするなど環境整備にも注力。「常に患者さまのことを第一に考え、ごまかしのない診療をめざす」という強い思いを持つ末永院長。その思いが診療にどのように生かされているか、じっくり話を聞いた。
(取材日2017年12月1日)

技術や知識を常に磨き、成長してきた歯科医師

クリニックの患者層について教えてください。

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緑区で生活する方が大半で、現在通院されている患者さまのクチコミなどがきっかけとして多いようです。あとは緑区は地域柄、転出や転入が多いので、当院のホームページをご覧いただいて、といったきっかけの方もいらっしゃいますね。セカンドオピニオンを希望される方もいらっしゃれば、若い世代の方だとかかりつけ医を探している、クリーニングをしてほしいといったきっかけが多いと感じております。現在通院されている患者さまの約7割が、治療を終えた後のメンテナンスでのご利用となっています。

これまでのご研鑽についてお聞かせください。

朝日大学卒業当時はまだ研修医制度がなかったため、まずは一般歯科医院で研鑽を積みました。現場に出て、ベーシックな歯科医療を実践的に勉強していく中で感じたのが、歯周病治療と噛み合わせ、双方の関係性です。歯周病を治療しないままですと補綴物の持ちは悪くなりますし、反対に歯周病治療をしても、補綴物を入れた後の噛み合わせがお口全体でバランスが取れていないと、これもまた長持ちしない治療となってしまいます。歯周病治療と噛み合わせ、それぞれが両てんびんで釣り合っていなければ、再治療の必要ない、長持ちする治療は実現できないということです。それを治療の現場で痛感し、自分自身でも勉強するようになりました。しかし独学では限界もあり、私の場合は多くの歯科医師が所属する勉強会に参加し、実践的な技術や知識を学んできました。自分に足りないことは何かを常に問いかけながら、現在に至っています。

歯周病と噛み合わせの関係性について、より具体的にお聞かせいただけますか?

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歯周病は一言で表すと歯周組織で炎症が引き起こされている状態です。そして噛み合わせは、歯にかかる力のバランスに関わってきます。つまり炎症と力のバランス、この両方をきちんと整えないと、患者さまの満足する状態が継続しないということなんです。炎症のコントロールがしっかりできれば、それだけ土台が安定しますし、その上でかぶせ物などの補綴物を入れられれば、理想的な力のバランスの噛み合わせを実現することにもつながります。だからこそ診療では、炎症のコントロールと力のコントロール、双方を軸に患者さまそれぞれに合った治療方法を考え実践していくことが大切なのです。

患者のことを第一に考える姿勢を大事にする

開業から現在まで、クリニックとしてはどのような成長を遂げてこられたのですか?

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当院の基本理念は、「患者さまに一番良いと考える、医療および情報の提供」、「いつも患者さまを中心に考え、ご満足いただける医療の提供」、そして「学び、実践することを文化とし、常に成長を心がける」です。この理念を実現するために、必要と思われる技術や知識、設備を柔軟に取り入れてきました。例えば当院が開業した20年前は、インプラント治療の認知が広まりつつある時代だったのですが、私も患者さまのニーズを肌で感じ、応えたいという思いで勉強を重ね、患者さまが求める治療を提供できるように環境づくりをしてきました。他にも、歯科では早い時期からマイクロスコープを導入。歯根の治療などは裸眼や一般的な拡大鏡では限界もあり、手探りの治療になりがちです。でもそんな“なんとなくな治療”を、患者さまに提供してはいけないと思いましたし、私にとって、マイクロスコープの導入はスキルアップの一つでもありました。

常に“患者さんのため”という思いが念頭にあるのですね。

クリニックを開業したのも、患者さま一人ひとりに合った最適と考えられる治療を、自分の技術や知識を用いて実現し、患者さまに貢献していきたいという思いからでした。環境を整えることは自然なことでもありましたね。詰め物を詰める際も、マイクロスコープを用いることで健康な歯質を必要以上に削ることを避けられますし、完成度も高いレベルを求めることが可能となります。これは先に挙げた、長持ちする治療の実現にもつながることと言えるでしょう。他にも、滅菌消毒の環境整備の充実も力を注いできました。治療の安全性は、診療の中においてはいわば“見えない部分”です。しかし、だからといってうやむやにしては絶対にいけません。スタッフやその家族、もちろん患者さまを感染の危険から守ることは当たり前のこと。それを実現するためには、滅菌対策を充実させるのは当然のことと考えています。

貴院で取り組まれている、歯周内科治療についても教えてください。

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歯周病治療の際、まず考えられるのは、目に見える歯垢や歯石の除去、噛み合わせ治療や矯正治療によって力のコントロールを行っていくことです。そして一方で、口腔内の細菌の構成というのも重要なポイントとなります。これに対し、15年ほど前より歯周病の原因とされる菌にお薬を用いて直接アプローチし、細菌が住みにくい環境をつくることで歯周病を改善させるという内科的な治療が確立されました。位相差顕微鏡を用いることで患者さま一人ひとりの菌叢を把握することができるため、当院の歯周病治療でももちろん活用しています。これにより、これまで抜くことしか考えられなかった歯であっても、長持ちさせることができるようになりました。また患者さまのお口をケアする歯科衛生士は担当制のため、一人ひとりに合ったケアの実現も可能となっております。

常に誠意を持って診療に向き合う

治療を進める際にも、心がけていることはありますか?

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患者さまが求める治療ありきで考えることはせず、あらゆる選択肢の中で患者さまにとって最も適した治療は何かを考え提案し、選択いただく。そんな患者さま主導型で進めていくスタンスを取っています。また治療後も、継続したメンテナンスを希望するか確認をいたします。その上で7割以上の患者さまがメンテナンスを希望されているということは、当院の診療が患者さまの信頼を得られている、一つの表われでもあるのかと感じます。何においても、選ぶのは患者さまご自身です。一夜にしてご決断できるものではないでしょう。その中で私や歯科衛生士、歯科助手がそれぞれの立場から、患者さまにとって信頼のおける存在として寄り添い、協議を重ねていきます。治療は人と人がいてこそ、成り立つもの。治療内容はもちろんですが、私やスタッフの人となりも含めて信頼のおけるものでないといけないのです。

スタッフの皆さんに心がけていただいていることなどございますか?

患者さまへの接遇に関して指導をするだけでなく、当院の中で常にマンパワーが充足しているように配慮することも、治療において大切なことと考えています。スタッフが常にてきぱきと、笑顔を絶やさず働いてくれていれば、それはクリニックとしての余裕につながると思うのです。歯科衛生士や歯科助手だけでなく、滅菌消毒や院内のクリーニングを専任するスタッフも配置しているのはそのためです。余裕のなさは事故にもつながりかねません。そんなこと、あってはいけませんからね。

最後に読者へのメッセージをお願いいたします。

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お子さんを持つ親御さんや、痛みが強くてどうにもならないときなど、お電話にて診療についてご相談いただくことがありますが、当院はそういった場合、その場で診療をお断りすることはありません。インターネットでの予約システムを導入したのも、患者さまの都合の良いタイミングで、いつでもご予約がとられる体制とするためです。診療の際も、お越しいただいた方が不快な思いをしないよう、理念に基づいて診療しております。お越しいただいた皆さまにご満足いただけること、そしてまた足を運びたいと思っていただける治療を常にめざしております。何かあれば、お気軽にお越しください。

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