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- 末永 祐敬院長
緑区の住宅地の一角に位置する「スエナガ歯科医院」。院内は清潔感にあふれ、落ち着く空間が広がっている。地域に根差した、患者の満足度の高い歯科医療の提供をめざし開業した末永祐敬(すえながゆたか)院長は、現在もなお知識や技術を高め、さまざまな治療に還元。歯周病治療や噛み合わせ、インプラント治療をはじめとした補綴治療、ホワイトニングなど審美歯科にも柔軟に対応する。また安全な診療を実現するため、治療器具の滅菌消毒の徹底を当然のこととするなど環境整備にも注力。「常に患者さまのことを第一に考え、ごまかしのない診療をめざす」という強い思いを持つ末永院長。その思いが診療にどのように生かされているか、じっくり話を聞いた。
(取材日2017年12月1日)
技術や知識を常に磨き、成長してきた歯科医師
―クリニックの患者層について教えてください。
緑区で生活する方が大半で、現在通院されている患者さまのクチコミなどがきっかけとして多いようです。あとは緑区は地域柄、転出や転入が多いので、当院のホームページをご覧いただいて、といったきっかけの方もいらっしゃいますね。セカンドオピニオンを希望される方もいらっしゃれば、若い世代の方だとかかりつけ医を探している、クリーニングをしてほしいといったきっかけが多いと感じております。現在通院されている患者さまの約7割が、治療を終えた後のメンテナンスでのご利用となっています。
―これまでのご研鑽についてお聞かせください。
朝日大学卒業当時はまだ研修医制度がなかったため、まずは一般歯科医院で研鑽を積みました。現場に出て、ベーシックな歯科医療を実践的に勉強していく中で感じたのが、歯周病治療と噛み合わせ、双方の関係性です。歯周病を治療しないままですと補綴物の持ちは悪くなりますし、反対に歯周病治療をしても、補綴物を入れた後の噛み合わせがお口全体でバランスが取れていないと、これもまた長持ちしない治療となってしまいます。歯周病治療と噛み合わせ、それぞれが両てんびんで釣り合っていなければ、再治療の必要ない、長持ちする治療は実現できないということです。それを治療の現場で痛感し、自分自身でも勉強するようになりました。しかし独学では限界もあり、私の場合は多くの歯科医師が所属する勉強会に参加し、実践的な技術や知識を学んできました。自分に足りないことは何かを常に問いかけながら、現在に至っています。
―歯周病と噛み合わせの関係性について、より具体的にお聞かせいただけますか?
歯周病は一言で表すと歯周組織で炎症が引き起こされている状態です。そして噛み合わせは、歯にかかる力のバランスに関わってきます。つまり炎症と力のバランス、この両方をきちんと整えないと、患者さまの満足する状態が継続しないということなんです。炎症のコントロールがしっかりできれば、それだけ土台が安定しますし、その上でかぶせ物などの補綴物を入れられれば、理想的な力のバランスの噛み合わせを実現することにもつながります。だからこそ診療では、炎症のコントロールと力のコントロール、双方を軸に患者さまそれぞれに合った治療方法を考え実践していくことが大切なのです。
