全国のドクター14,298人の想いを取材
クリニック・病院 157,273件の情報を掲載(2026年7月11日現在)

ドクターズ・ファイル会員でできること

予約情報をマイページ上で管理できます!

過去の予約を一覧化

予約内容の確認

予約の変更・キャンセル※

※一部対象外の医療機関もありますので、あらかじめご了承ください

会員登録がお済みでない方は

すでに会員の方は

  1. TOP
  2. 奈良県
  3. 生駒郡斑鳩町
  4. 法隆寺駅
  5. みやもと矯正歯科医院
  6. 宮本 剛至 院長

宮本 剛至 院長の独自取材記事

みやもと矯正歯科医院

(生駒郡斑鳩町/法隆寺駅)

最終更新日:2026/05/21

宮本剛至院長 みやもと矯正歯科医院 main

世界遺産の法隆寺に程近い、斑鳩風致地区に誕生した「みやもと矯正歯科医院」。先代院長の宮本敬次郎先生が40年以上前に王寺町で創設した伝統ある歯科医院が、2026年3月、この地に移転した。現在は息子の宮本剛至先生が院長に就任し、父子2人体制で診療を行っている。子どもから大人まで幅広い矯正治療に対応し、「いつか治したいと思っていた」という高齢の患者が治療を希望するケースもあるという。爽やかな印象の剛至院長は、自身が歯列矯正の体験者だそう。大学時代に指導者から矯正すべきと指摘を受け治療を受けた。先進のデジタル技術を駆使し、先代院長とは別メソッドで診療を進める剛至院長が見つめる先は何か、インタビューを行った。

(取材日2026年4月14日)

父の教えを守りつつ、デジタル技術による先進の治療を

初めに、歯科医師をめざした理由やきっかけを聞かせてください。

宮本剛至院長 みやもと矯正歯科医院1

もともとは北葛城郡王寺町で、父が歯科医師をしていました。小学生の頃、帰宅して習い事に行くまでの合間は、父に「院長室で勉強してなさい」と言われていたんです。でも、私は勉強をせず、父が何をしているのかを見たくて、院内を徘徊していました。その中で、患者さんと向き合っている父の姿や、患者さんからとても感謝されている様子を見て「歯医者って良い仕事だな」と思ったのがきっかけです。職業として本格的に歯科医師をめざしたのは、高校卒業後3年ほどたった頃でした。それまで勉強してこなかったため現実の壁にぶつかりましたが、最後は父が背中を押してくれて、松本歯科大学に入学しました。それからは、父に対する感謝の気持ちが大きくなり、真面目に勉強しましたね。父と同じ道を歩みたいと強く思ったのは、大学に入ってからかもしれません。

斑鳩町エリアで開院された経緯についてお聞きします。

当初は王寺町付近で場所を探していたのですが、父と一緒に診療していこうと思うと、ある程度広い土地が必要でした。父も私も同じ矯正歯科医なので、一緒に診療はするものの、お互いのやり方を尊重しながら治療を進めるには、ある程度、スペースに余裕があったほうがいい。われわれと同様のケースを見聞きして、うまくやっていくためにはほど良い距離感が大事だと考えたんです。そこで、少し大きめの土地を探したわけですが、王寺町付近ではなかなか見つからなくて……。そんな中、巡り合ったのが斑鳩町のこの場所です。父も私も大和郡山市に住んでいた時、この辺をよく通っていて、なじみのある場所だったんです。そして何より、周辺に矯正歯科の歯科医院があまりなかったことも、矯正歯科を必要としている方々やこの地域への貢献につながると考え、移転を決めました。

先代院長のお父さまからは、どのようなことを学ばれましたか?

宮本剛至院長 みやもと矯正歯科医院2

父からはマインドや経営の面で学ぶことが多く、すごく支えてもらってもいます。父は「対話と信頼」という言葉を当院の信念として掲げています。話さないと、家族でもすれ違いが起こるのと同じで、患者さんは特に他人同士ですから、しっかり話さないと理解してもらえないと思っています。私が勘違いしていることもあるかもしれないので、対話を重ねてすり合わせをすることが一番の近道だと思っています。その点は重視しているかもしれません。と同時に、私は私で、先進のデジタル技術や機器をどんどん取り入れています。

歯並びだけでなく、呼吸や噛み合わせなども重視

剛至院長ご自身も、矯正を経験されたそうですね。

宮本剛至院長 みやもと矯正歯科医院3

歯並びで人生が変わるとも言われることがありますが、私自身は気持ちの面で変わったと思います。大学を卒業する1年前ぐらいの臨床実習時、矯正歯科の先生から「これは歯科矯正をしないとまずいよ」と言われて……。日本歯科専門医機構矯正歯科専門医である父に相談し、治療をすることに決めました。

矯正治療を行う上で大切にしていることはありますか?

私は「呼吸」に重きを置いて診療しています。お子さんなどは特にそうなのですが、噛み合わせと気道までを見据えた治療を考えています。子どもの成長において、歯並びだけでなく気道や呼吸など口腔機能についても考えることがとても大事なんです。矯正治療において本当に必要なのは、上顎をしっかり広げること。そうすることで、舌の入っているスペースが広がることが見込め、上顎を前方に広げることにつながり、上下の顎のバランスの良い成長を促すことが望めます。ただ専門の歯科医師でもそこまで診ている人は少ないのが現状です。歯並びは睡眠の質にも関わり、近年日本でも「睡眠歯科」の分野などが注目され始めていますが、一般的にはまだ珍しいかもしれません。斑鳩の地で、歯並びだけでなく睡眠などで悩んでいる人を、1人でも少なくしたいというのが目標です。

移転して間もないですが、こちらの印象はいかがですか?

宮本剛至院長 みやもと矯正歯科医院4

これまで身近に矯正歯科が少なかったからか、大人の矯正希望者の方もいらっしゃいます。ずっと「いつか治したい」と思っておられたようです。年齢が上がると歯だけでなく骨の問題も出てくるので、歯周外科の先生とタッグを組んで治療していくこともできます。高齢になると矯正はできないと思っている方も多いですが、そんなことはありません。最近はマウスピース型装置を用いた矯正の広告などもよく見られますが、安易に一般歯科で行うものではないと私は考えています。トラブルの末に、セカンドオピニオンで当院に来る人も多いです。そんなに簡単に歯はきれいに並びません。そこを理解してもらうように説明するのも、私の仕事だと思っています。

その人に合った治療で、人生が変わるような口元を

歯並びが整うと、顔つきも変わると聞きます。

宮本剛至院長 みやもと矯正歯科医院5

大人で特に多いのは「出っ歯」や口元が盛り上がっている状態を指す「口ゴボ」の悩みです。歯自体が外側に傾いていたり、下顎の成長が少なかったりするのが原因ですが、そういった悩みも歯並びが整えば解消につながることも考えられます。矯正は単に歯をきれいにするためだけでなく、骨格から治していくものだと考えます。大人の場合、土台を変えるのは難しい部分もありますが、例えば反対咬合、いわゆる受け口で悩んでいる方には、ねじを用いて上顎を引っ張るような装置を使うことがあります。受け口のまま放置すると、80歳で20本歯が残る確率は0%という統計もあります。歯磨きをいくら頑張っても、歯並びが悪いと歯を失ってしまうこともあるので、骨格のバランスを整えることは非常に大切だと思っています。

矯正を始めるべきタイミングはあるのでしょうか?

タイミングは人それぞれですが、治そうと思った時が始め時だと思います。当院では、遠方に住んでいる方でも遠隔での観察が可能なアプリを用い、1週間に1度写真を送ってもらって経過を確認しながら治療を進めることもできます。この方法であれば通院回数を減らすことも可能で、患者さんの負担も減らせると思います。また、子どものうちに矯正を始めれば、顎の成長をうまく利用できるので、大人になってから治療を始めるよりもずっと負担は少ないと思いますし、抜歯の可能性も低くなることが望めます。

ところで、すてきな建物ですね。こだわりはありますか?

宮本剛至院長 みやもと矯正歯科医院6

お子さんから高齢の方まで入りやすい、地域になじみ、安心感のある外観にしました。待合室のデジタルフォトフレームには絵画を飾っていますが、実は私の自作なんです。デジタル好きで、自分で作品を作ってみました。キッズルームにはマグネットで遊べる壁や、大きな画面でタッチして遊べる黒板のようなものを導入しています。お子さんが「また来たい」と思えるような、楽しみながら通える場所にしたいと思っています。

読者の方へのメッセージをお願いします。

斑鳩の地で、歯並びだけでなく睡眠や呼吸で悩んでいる人を減らしていきたいです。特にお子さんの成長を考えた際は、早めに相談していただければ、より良い結果を導き出せると思っています。歯並びを治療するのは早いほうがより良い結果が望めることも多いので、悩んでいる方は一度お話を聞かせてもらえれば、力になれると思います。

自由診療費用の目安

自由診療とは

矯正治療
64万円〜