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林 美穂 理事長の独自取材記事

歯科・林美穂医院

(福岡市中央区/赤坂駅)

最終更新日:2020/09/16

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利便性の高い福岡の都心にある「歯科・林美穂医院」は、「女性が受診しやすいクリニックにしたい」という思いのもと、1998年に林美穂理事長が開院。それから20年以上たった今もなお多くの女性に親しまれ、九州のみならず海外からも「治療を受けたい」という人々が訪れているそう。院内に一歩足を踏み入れると、清潔感あふれる空間が広がり、優しく香る花々やリラクゼーションルームなど、随所に女性ならではの気配りが感じられる。穏やかな笑みと語り口が印象的な林理事長だが、診療については「適当なことは一切しない」という強い信念を持つ。そんな、妥協のない幅広い治療で多くの患者を笑顔にしてきた林理事長に、これまでの20年、クリニックの特徴、スタッフへの思いなどを語ってもらった。
(取材日2020年8月22日)

開院から20年以上貫く、一切妥協のない診療スタイル

活発だった幼少期を経て、地元のミッション系の高校、大学は東京の日本歯科大学へ進まれたそうですね。

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海外に行きたいという夢があったのですが、厳格な父でしたので大反対され、それならばと東京の大学へ行くことで了承してもらえたんです。ちょうどバブルの頃で活気があった時代。福岡から大都会の東京へ行きましたので、大学生活はいろんな経験ができて楽しかったです。そして卒業後は勉強のためアメリカにも。毎年2回ほど勉強で海外へ行く機会があったのですが、新型コロナウイルスの問題で今はストップしています。ただ、歯科医師になり、夢であった海外で学ぶということも実現しましたし、海外と日本のそれぞれ良い部分を取捨選択しながら、歯科医師をやれていることは良かったなあと思っています。

開院された1998年から福岡の都心で20年以上。これまでを振り返ってみていかがですか?

早かったですね。最初はここからすぐのテナントで8年、そしてこちらへ移転して14年たちます。自分の診療スタイルとして、こういう都心の人が集まってきやすい場所が合っていたなというのは実感としてあります。歯科医師にも保険診療が主体だったり、自由診療を取り入れたり、いろんなスタイルがあります。それぞれのカラーを打ち出してブランディングしていくやり方の中で、私は第一に女性が受診しやすいことを考え、ここに来れば良い治療が受けられるクリニックにしたいという思いが強かったんですね。そう考えると、利便性の良い都心でというのは外せませんでした。22年もやっていると、患者さんのご主人や紹介などで男性の患者さんもおみえになりますが、比率でいうと、今もやはり女性のほうが多いですね。

理事長の診療スタイルが多くの女性に受け入れられている証拠ですね。

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私は、「適当」「いい加減」というのが一番嫌いなんです。治療も歯の根っこやかぶせ物の中は見えない部分になりますよね。そうなると、患者さんは歯科医師を信用するしかないわけです。中にはかぶせ物をはずすと、どういう治療をしたのだろうと思うほど、ひどい状態でびっくりすることがあります。そんなことがあってはならないと思いますし、見えない部分であっても決して手を抜かずにしっかりとやっています。そのスタイルを患者さんがわかってくださっているからこそ20年以上やってこれたと思うんです。ですので、逆に患者さんから「適当でいいので、早くやってください」と言われたら、治療はお断りします。適当なことはできませんからね。全力でしっかり治療にあたらせてもらうので時間もかかりますし、そこは同意してくださる患者さんに限らせていただいています。

歯科治療を行う上で最も重要なことはトータルバランス

そこが理事長のポリシーであり、クリニックの大きな特徴でもあると。

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そうです。当院に来られる患者さんはいろんなクリニックを回って来られる方が多く、それだけ悩みが深い方が多いということなんです。ですので、適当なことはできません。木を見て森を見ずではなく、木も見て森も見るという治療方針なので、時間をしっかりかけて全体を診ることを重視しています。事前に細かく写真を撮り、模型作製、検査をします。すべての状態を確認した上でカウンセリングを行い、今の状態をまず知っていただくこと。そして、なんでこういう状態になったのかということを分析して、患者さんへご説明します。患者さんが気になっておられるところだけが原因ではないことは多々あるんです。他が原因で問題になっていることも多いですから、トータル的に診ることが重要で、それを説明する場合、患者さんも画像や模型などを実際に見ながらのほうがわかりやすいですよね。そして必ずご納得された上で治療に入ります。

充実した設備を整えておられるのは、そのようなことからだったのですね。

ええ、最善の治療を提供するには、技術を磨くことはもちろん、設備も整えなければなりません。お金もかかりますのでやりくりは大変ですけど、それが私の理想とする医療ですし、それを望む患者さんが来てくださいます。保険診療は決められたルールの中でしかできない診療になるので、その範囲内ではまかなえない治療というのがたくさんあります。そこも最初にきちっとご説明して、ご納得された上でしか治療に入りません。歯科用拡大顕微鏡のマイクロスコープを長く使っていますが、これを使うことによって手探りでやっていた見えない部分まで確認できますので、必然的に治療の精密性とスピードが高まり、治療の効率も良くなりました。

インプラント、審美、噛み合わせ、歯周病など守備範囲が広い理由も教えていただけますか?

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歯科治療はトータルバランスなので、一つだけできても成立しません。インプラント治療ができても噛み合わせができないと問題が起きてきますし、根っこの基礎工事ができていないのに上物だけ入れても歯として機能しませんよね。患者さんにとっては、見た目が良くて、しっかり噛めて、長持ちすることが重要ですから、すべての治療ができないと問題は解決しません。それが治療を幅広く行っている理由です。今、歯周組織の再生療法がブームになっていますが、まず原因となるものを除去し、歯石を取り除いて、噛み合わせのコントロールをすれば、人間の体はある程度まで自分の力で治ろうとします。当院はその力を最大限に引き出せる治療をしてもなお改善が見込めない場合に、歯周組織再生療法を取り入れています。

スタッフの出産時は託児所を設け環境整備にも注力

その治療を支えるスタッフの体制や教育についてもお聞きかせください。

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当初よりスタッフは女性のみで、スタッフ教育の講演依頼をいただくこともあります。大事なのは「おもてなしの心」ですね。自分がされてうれしいことを患者さんにもする。当院にはそれができるスタッフが集まっています。当初は今も在籍している歯科衛生士、受付、私の3人で開院しました。そのスタッフが新しく入ってきた子たちを育ててくれたんです。だから私ではなく、スタッフが優秀なんですよ。そして結婚し、出産してもここで働きたいと皆言ってくれて、本当にありがたいことです。一時期スタッフの出産ブームがあり、その時は保育士を雇い、近くにマンションを借りてスタッフ専用の託児所をつくりました。今は子どもたちも大きくなったので幼稚園や学校に通っていますが、またブームが来てもいいようにマンションは借りたままにしています。私自身、スタッフたちと一緒に仕事をすることが何よりも楽しいんですよ。

良い関係性が伝わってきます。また、消毒や滅菌なども徹底されていますね。

新型コロナウイルスが流行する前から消毒は徹底していました。ガードを設けたり検温に関しては最近ですが、口の中に入れるものはすべて完全滅菌しています。自分が治療される立場だと、不衛生なところには行きたくないですから。安心できるところで受けたいのは皆さん一緒ですよね。口腔外バキュームも最初から全台設置しています。口腔内の削ったものが外に飛沫することを考えたらやはりバキュームは必須です。

最後に今後のクリニックについてお聞かせください。

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自分の意欲と体力が続く限りはやりたいと思っていますが、私も年を取りますし、両親の介護などもありますから、今の状態のままというわけにはいかなくなる日がいずれくると思います。担当した患者さんがたくさんいますので、その方たちが困らないように、このクリニックと私の気持ちも継いでくれる向上心のある歯科医師を見つけて、しっかり育てていかないといけないなと思っています。これからの10年はそういう時間にしていければと考えています。

自由診療費用の目安

自由診療とは

【インプラント治療】25万円~
【矯正歯科】一口腔単位/83万円~
【セラミック治療】セラミックインレー(小臼歯)/5万円~、セラミックインレー(大臼歯)/6万円~、セラミック冠/12万円~
歯周組織再生療法/10万円~
※すべて税別

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