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泥谷 高博 院長の独自取材記事

ひじや歯科医院

(糟屋郡粕屋町/柚須駅)

最終更新日:2021/06/28

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柚須駅から徒歩1分。泥谷高博(ひじや・たかひろ)院長が1996年に開業した「ひじや歯科医院」は、町のかかりつけ医として幅広い診療分野をカバーし、患者の口腔内の健康を支えている。患者が安心して治療を受けられるよう、麻酔の技術を駆使して痛みに配慮した治療を実践するほか、患者の目には成果が見えにくい根管治療や歯茎の治療も重要視して、長期的に健康な状態を保てる口腔環境づくりに重きを置いている。「歯科医師になって30年以上、怠ることなく走り続けてきた」という泥谷院長は、自身が学ぶだけでなく、専門とする審美の分野では講演会で講師を務めるなど、歯科業界全体のレベルアップにも貢献している。落ち着きのあるやわらかい口調が印象的な泥谷院長に、治療方針や患者への思いなどを聞いた。
(取材日2021年3月2日)

すべての分野を重要視。患者の安心感のため日々研鑽

歯科医師になられてから現在まで、どのような経験を積まれてきたのでしょうか?

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大学卒業後は2年間、歯科放射線科で働き、その後3年間、開業医で勤めてから当院を開業しました。歯科医師は、どこの大学を出たかはあまり関係なく、卒業後にどれだけ臨床を学んできたかが重要になり、それが治療の質に直結すると考えています。私も、いろんな勉強会に通って、ほかの先生の研究を聞いたり、私自身が症例を発表したりすることで学びにつなげていきました。歯科医師は開業して院長になると、自分を評価してくれる人がいなくなるんです。その中でも怠ることなく研鑽を積んで自分の症例を発表し、それを評価してもらうというトレーニングを重ねていくことで、臨床のクオリティーを上げていく。その積み重ねのおかげで今の私があると思っています。

歯科医師として長年の経験がありながら、今でも努力し続ける原動力は何ですか?

私は、鹿児島県のラ・サール中学校・高等学校に通っていました。小学校の頃は地元の大分で神童と呼ばれていたのですが(笑)、ラ・サールには驚くような天才がたくさんいました。上には上がいて、挫折の繰り返しで劣等感を抱くことも多くありました。そういう過去があるので、「自分はすごい」というおごりを持たなくなりましたね。患者さんから「ほかの歯科医院よりも良かった」と思われるような治療を提供するには、常に頑張り続けるしかないんです。私は歯科医師になって30年以上、怠ることなく走り続けてきた自負があります。勉強をし続けることは、歯科に限らずどの仕事の分野でも大切なことではないでしょうか。そうでないと、患者さんが納得する説明や治療を提供することはできないと思います。

こちらのクリニックで力を入れている分野を教えてください。

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当院は専門歯科ではなく一般歯科ですので、すべての分野に力を入れています。歯周病、歯の根っこの治療、インプラント治療、審美面に配慮した補綴治療や修復治療など、患者さんの口腔内の健康と美につながることすべてを重要視しなければなりません。例えば、ある分野専門のクリニックがあると、その分野以外の治療は別のクリニックを紹介する場合もあります。私は患者さんの口腔内全体を総合的に診ながら、長期的に安定した処置を施したいと考えています。患者さんの口腔内の健康状態が長持ちして、かつ美しく見える治療につなげられるように努力しています。地域の歯科医院の中では、すべてにおいてナンバーワンになりたいんです。患者さんに「この歯科医院は上手だから安心できる」と思っていただきたいですからね。

治療時の痛みに配慮。麻酔技術で患者の負担を軽減

歯茎や歯の根っこなどの基礎的な治療で大切にされていることは何でしょうか?

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私は審美歯科の分野で長く研鑽を積んできましたが、歯茎や歯の根っこなどをきちんと治療することが最優先なんですよ。美しくしていくのはそれからです。保険適用となる基礎的な治療は、患者さんからは見えない部分となりますが、私はそういったところで手を抜きたくありません。どんなにきれいなセラミックを入れようとも、見えない部分をしっかり治療していないと美しさは長持ちしないと考えています。しっかりこだわって、治せるところはしっかり治していきたいです。

治療の際に行う麻酔にもこだわりがあるそうですね。

麻酔の技術には自信を持っています。麻酔の際に「今何かした?」と言ってもらえるようになるには、もちろん技術的なコツもありますが、何よりも患者さんの表情や雰囲気をしっかり観察することが重要です。患者さんにとって、治療時の痛みは、歯科に通う上でかなりネックになると思います。そこで当院では、スムーズで痛みを感じさせないような治療を心がけています。私自身が患者ならそんな歯科医院に通いたいですし、それが一番だと思うからです。私は、歯科医師にとって麻酔は名刺代わりだと考えています。大事なのは「麻酔がこんなに痛くないなら、治療も大丈夫かも」と、安心してリラックスしていただくこと。緊張して力が入っていると治療もうまくいきづらいですからね。

患者さんと接する際に意識していることを教えてください。

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一つは、患者さんに治療方針などをきちんと説明することです。歯科医師として経験を重ねると説明するのがおろそかになりがちなのですが、初心を忘れずに、事あるごとに反省しながら一生懸命説明するようにしています。また、患者さんが楽な気持ちで過ごすことができ、私ともフランクな会話ができるような環境を大切にしています。治療の際に患者さんの顔を触る時には、がさつにせず、繊細さを忘れないことも意識しています。あと細かいことですが、患者さんがチェアに座っている時、背後からではなく顔が見える位置で目を見て話そうということもスタッフ間で共有しています。

どんな状態の患者にも手を差し伸べ、見放さない歯科

審美歯科の分野では講演会の講師を務めるほか、海外の知識も積極的に取り入れているそうですね。

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目の前の患者さんに向き合って治療をすることで研鑽してきたことに加え、2006年にはアメリカに行って先進的な技術や考え方などを学んできました。世界には日本にまだないものもあるので、今後も学んでいきたいですね。一方で、海外よりも日本のほうが進んでいることもたくさんあります。例えば、日本の接着技術は海外と比べてもレベルが高いんですよ。国内外問わず、そういう知識や技術をすべて習得していきたいと考えています。講演会では、学びたいと思っている若い歯科医師に意識やテクニックを提供することで、業界全体がレベルアップして、患者さんにも還元できるのではないかと思います。

開業して25年。印象に残っていることを教えてください。

当院には、10年以上通っていただいている患者さんが多くいらっしゃいます。今でも年に何回かケアをしているのですが、もはや治療する箇所がないくらい美しく健康な状態をキープされています。最初の頃は口腔内の状態が悪かった患者さんでも、継続して来院されるうちに歯に対する意識が変わっていきます。歯は、ほかの臓器と違って自己再生するわけではなく、徐々に消耗していきます。ですから、日頃のメンテナンスやケアが何より大事になってくるんですね。生涯お口を健康に保つには、患者さんに歯科に通うモチベーションを保ってもらい、かつ毎日のブラッシング習慣を身につけてもらうことが重要。そうしたアドバイスを受け入れ、体現してくれた多くの患者さんたちは、皆さん印象に残っていますね。あと最近は、私の顔を見て「ほっとする」と言ってくださる患者さんもいてとてもうれしいです。

最後に、読者にメッセージをお願いします。

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歯科を怖がらずに、困ったことがあったら当院に来てください。セカンドオピニオンでもまったく問題ありません。悪い状態で当院に来られたとしても、困って当院に来られた患者さんのために何かしら提示していきたいです。「なかなか歯科での治療が長続きしない」という患者さんも、いつでもウェルカムですよ。いろんなご都合で来院が途絶えると、「怒られるかも」という心理にもなると思います。ただ、間隔が空いてもいいですし、一回途絶えてしまってもいいので、いずれまた来てほしい、そうしたら全力でまた治療するからと患者さんには伝えています。「歯科難民」を救っていきたいという思いで今後も取り組んでいきたいです。

自由診療費用の目安

自由診療とは

インプラント治療/44万円~、セラミックのかぶせ物/11万円~、セラミックの詰め物/5万5000円~

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