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清水 恵美子 院長の独自取材記事

さくら歯科医院

(目黒区/都立大学駅)

最終更新日:2021/01/13

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東急東横線・都立大学駅から歩いておよそ12分の住宅街。自由通りに面し、バス停が目の前にある「さくら歯科医院」は、目黒区八雲や自由が丘の地域に住む人々に愛されるクリニックだ。清水恵美子院長以下、スタッフはすべて女性。気遣いあふれるコミュニケーションで、患者との信頼関係構築に努めている。「歯を長持ちさせるためにはお口をトータルに診る診療と患者さんご自身の意識が大切。そのためには対話が重要なのです」と話す清水院長。診療スペースを個室にしているのも、対話を大切にする同院ならではだ。一般診療から審美歯科、インプラント治療まで幅広く手がける清水院長に、同院の特徴とめざす医療について語ってもらった。
(取材日2020年12月22日)

口腔内全体を診てトータルな治療をめざす

開院時と今では、少しずつ体制が変わってきているとお聞きしました。

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はい。開院当初はインプラントや矯正など各分野のスペシャリストの先生と連携していました。そのような診療体制をとっていたのは、患者さんにできる限りベストな治療を提供したいからです。当然今もその想いは変わっていません。しかし長く診療を続けるうちに、その体制に悩みを抱えるようになりました。なぜなら、自分で一貫して一人の患者さんに治療をしていないと、本当の口の中全体を診るトータルな診療ができないのではと考えたからです。例えば、かぶせ物はここに入れたいからインプラントはこの場所に入れるのがベストとか。連携するメリットもありますが、自分で全部できれば効率的ですよね。近年は今の自分が思うベストな治療をめざし、勉強会に出席するなどしながら技術を磨いています。

審美的かつ機能的な治療にこだわっているそうですね。

見た目がきれいなのはもちろん、根本的な問題も解決し長持ちする治療を提供することをめざしています。治療直後はきれいでも、本当にそれが根本的な歯周病や根っこの問題も解決できているのかというとそうでない場合って、実は多いのです。例えば、セラミックを技工士さんに上手に作っていただき、かぶせた時はきれいでも、2、3年後には歯茎の際の部分が黒くなってしまうことがあります。また矯正に関しても、上の前歯の歯並びだけを治したくても、下の歯並びがガタガタのままだと噛み合わせの不具合で長持ちしません。長年診療をしていく上で長持ちさせたいけれどどうしたらいいのかと考えたときに、こういった課題を解決したくて外部で勉強をしています。そこで学んだより高度な治療を用いることで、審美的かつ機能的な治療の提供をめざしています。

先生は患者さんにお住まいの近くのクリニックをお勧めすることもあるとのことですが。

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そうですね。現在は40代から50代の女性を中心に、多くの患者さんにご来院いただいています。エリアとしては近隣にお住まいの方が中心ですね。少し前までは公式サイトの情報を手がかりに、他県など遠方からいらしていただく方もいらっしゃいました。たいへんありがたいことでしたが、やはり患者さんにはお住まいの近くにかかりつけ医を持っていてほしいと考えています。例えば、矯正の治療をする場合はワイヤーが口の内側に当たってしまい痛いなど、ちょっとしたトラブルが多いものです。そんな時、もし遠方でしたら何かあった時にすぐに対応できないですし、私としても心配です。患者さんにベストな歯科治療を受けていただくためにも、遠方の方には申し訳ありませんがご遠慮いただいていますとお伝えするか、私ができる限りの情報提供をし、生活圏に近く通いやすいクリニックでの治療をご検討いただくようにご案内しています。

信頼関係を築く対話で、患者と一緒に治療に取り組む

診療に際して、心がけていらっしゃることは何ですか?

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患者さんと信頼関係を築くための対話は大切にしています。歯科の治療においては歯科医師だけがどんなに頑張っても無意味で、患者さん自身が意識を持って治療に取り組んでいただく必要があります。そのためにはご自身のお口の中の現状と治療に対する深い理解が不可欠。心から納得した上で気持ち良く通い続けていただきたいとの思いから、「今何をしているのか」「なぜこれが必要なのか」といった治療の詳細も、細かくお伝えするように心がけています。根管治療など回数が必要な治療では、「まだやるの?」と受け入れられないこともあり、残念ながら治療を途中離脱される方もいらっしゃいますが、そうしたケースでは私たちサイドの説明不足も一因となっていると思うのです。治療の途中で通院を中断されてしまうと、「今どうなっているのだろう?」と私たちも心配です。必要な治療だから来るという姿勢を引き出すために、伝えるということは本当に大切なのです。

難しい「伝える」作業ですが、何か工夫されていることは?

患者さんによって伝え方を変えているところはあるかもしれません。一概には言えませんが、女性にはイメージを重視した伝え方、男性にはデータを使った伝え方が効果があるように感じています。イメージ重視の伝え方では周囲への見え方や写真映え、口臭解消についてなど、治療後のご自身をよりイメージしやすいようなお声がけです。対してデータ重視の伝え方は、「○%の方がこうなります」といった数字を使った分析やリスク提示ですね。こうしたことをベースに、それぞれの歯科意識や生活背景などに即したお声がけをするようにしています。また、普段から信頼関係を築き、情報提供による歯科意識の向上に取り組むことも大切。何らかの治療が必要となった際に、受け入れていただくための土台になりますから。お話には時間がかかり、お待たせしてしまうこともあるかと思いますが、ご理解いただけたらと思います。

スタッフさんに診療面で何かお声がけされていることはありますか。

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当院ではコミュニケーションを大切に考えているのですが、スタッフにも患者さんとの信頼関係を築くことからスタートするよう常に伝えています。信頼していただけない状態では、何を言っても患者さんの心には届きませんから。ひと口にホームケア指導といっても奥が深く、毎月来ていただいていて同じ指導を繰り返しても状態が改善されることがなく、時には心が折れそうになることも。そんな時も、少しでも良くなったところを見つけ出して褒めるところから、口腔内への意識向上に取り組んでいます。実際の行動が変わっていなくても意識に変化があったり、30秒でも1分でも長く歯磨きできたりといった小さな前進をお話しする中で拾い上げ、患者さんのやる気につなげています。

歯は宝物。生涯にわたり自分で守る意識を

お忙しい毎日かと思いますが、休日はどのように過ごしていらっしゃいますか?

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診療に加えて勉強にも時間が必要で、さらに小学生の娘がいますので、なかなか自分の時間を取るのが難しい状況です。週に1度スタジオに通ってヨガをする時間が、今は唯一の息抜きになっています。確かに忙しい毎日ではありますが、やりがいを感じる充実した日々です。

今後の展望と読者へのメッセージをお願いします。

さらに治療の精度を上げ、このクリニックでできる診療を深めていきたいですね。診療していく中で、まだまだやらなければならない技術の向上は山ほどあると感じています。歯周外科治療ももっとさまざまな種類ができれば救える患者さんも増えるはずです。読者の皆さんに知っておいていただきたいのは、お口の中にはご自身が思っていらっしゃる以上に問題点があるということです。痛みや不具合がないからと自己判断することなく、専門家と一緒に守る方法を考えていきましょう。一生食べたいものを食べられる状態を保つためには、歯は本当に大切なものなのです。当院でなくとも、通いやすく信頼できる歯科医院を見つけて、長く付き合っていただきたいですね。現在、当院は予約が取りにくくなりご迷惑をおかけする場合もあるかと存じますが、美容院の感覚で定期的に歯科医院に通うという習慣を、まずはこの地域から根づかせられればと考えています。

自由診療費用の目安

自由診療とは

矯正/60万~100万円、部分矯正/25万~60万円、セラミックのかぶせ物/8万~14万円、セラミックの詰め物/4万円~、インプラント治療/40万円~、ホワイトニング/1万5000円~

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