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貴治 一敏 院長の独自取材記事

きじ歯科 西田辺診療所

(大阪市阿倍野区/西田辺駅)

最終更新日:2019/08/28

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大阪市営地下鉄西田辺駅を出て南港通り沿いに5分ほど歩くと「きじ歯科 西田辺診療所」がある。2016年8月にリニューアルされた院内は、初めての人でも入りやすいカジュアルな雰囲気だ。院長の貴治一敏(きじ・かずとし)先生は、妻の真紀子副院長と2人3脚で診療。5年後10年後になっても満足し続けられる治療をモットーにしており、丁寧な説明や治療を心がけている。幅広い症例に対応しながら、夫婦共にインプラント治療や歯周病などの専門知識も有している。そんな貴治先生に、歯科治療に対する思いを聞いた。(取材日2017年7月25日)

歯科医師の家に育った2人が夫婦二人三脚で治療を行う

去年の8月にリニューアルされたそうですね。

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はい。全面的にリニューアルしました。とはいえ、開業時に一生懸命自分で考えて設計した院内だったので、こだわりのある部分は残しつつ、古くなってきた部分を新しくする形にしました。当院には歯科医師で副院長である妻と、歯科衛生士数人が在籍しています。リニューアルしたことにより、複数名が歯科治療や歯周病ケアをスムーズに行える環境になったかと思います。そして、それまで同じフロアにあった院長室やスタッフルームを、当院の上のフロアを借りて移動させました。当院では歯科の勉強会も行っているので、セミナールームも設けています。

この地で開業することに決めたのはどうしてですか?

夫婦それぞれの親が開業していた場所のちょうど真ん中だったからです。実は、私たち夫婦はそれぞれ歯科医師の家系で育っており、私と妻は共に3代目になります。私の祖父は1924年に天王寺区で歯科医院を開業しました。そして父が1947年に阿倍野区で「きじ歯科」を開業。父がまだ歯科医院を運営していたときに私が開業したので、当院の名前は「きじ歯科 西田辺診療所」なんです。義父母も歯科医院を開業しており、この場所はちょうど父の歯科医院と義父母の歯科医院の真ん中に位置します。今はどちらの歯科医院も閉院しているので、それぞれの歯科医院に通っていた患者さまが当院に来てくださることもあります。

地域の印象はいかがですか?

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この辺りは私が生まれ育った地域なので親しみがありますね。昔から住んでいたので、どんな印象なのか客観的にはよくわかりません。でも、歯科医師の友だちと話をしているときに気づいたのは、この地域の患者さまは歯科治療に良いものを求める人が多いということでした。もちろん、保険適用の治療だけを望まれる人もいますが、自由診療を選ばれる人が多いです。どうせ治療をするなら長く持つようにしたい、長く自分の歯で噛めるようにしたいと願っています。「治療法は先生に任せるから、一番良い治療をしてくれ」と頼まれることもあります。患者さまの年齢層は幅広いですね。家族ぐるみで通われる方が多いので、小さな子どもたちから年配の方まで満遍なくといった感じです。

5年後10年後も満足し続けられる治療をめざす

導入している設備でこだわっているものはありますか?

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インプラント治療に欠かせない歯科用CTなども導入し、必要な器材は充実させています。歯科用CTのおかげで、治療する場所を立体的に把握でき、治療の精度や安全性が高まります。さらに、虫歯治療でも使うテレスコープという機器は、患部を高倍率に拡大して見ながら治療できます。これがあると治療の精度は格段に高まります。また、歯を削る機器を患者さんお1人ごとに滅菌できる機材を導入し、より清潔で安全な治療を提供することにこだわっています。

先生の治療モットーは何ですか?

5年後10年後でも患者さまが満足し続けられる治療をめざしています。患者さまにとって、歯の治療がうまくいっているのかどうか、その場で判断しづらいものです。もちろん、舌で歯を触ったらざらついているとか、かぶせ物の境目がとがっていればわかると思います。でも、違和感がなければ、患者さまはうまく治療できていると思うかもしれません。違いがわかってくるのは数年後です。例えば、セラミックのかぶせ物を作ったとします。型取りをする前に歯茎の状態を整え、腕のよい歯科技工士がセラミックのかぶせ物を、歯と歯茎の境目がどこにあるかを正確に見ながら調整していけば、長持ちする物を入れることができます。でも、たとえ同じ素材を使っていたとしても、かぶせ物と歯茎の隙間にゴミがたまりやすく、そこから虫歯や歯周病が進行してしまうこともあります。結局長期的には満足できません。そういった治療にならないように丁寧さを重視しています。

子どもたちの治療で心がけていることはありますか?

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基本的に、子どもを押さえ付けて無理に治療することはありません。なので、最初は会話したり、子ども向けのビデオを見せたりして、歯科医院に慣れてもらってから治療を行います。場合によっては治療ができる年齢になるまで待つこともありますよ。子どもの歯は成長が早いので、放っておくと歯並びが悪くなる可能性がある場合、早い段階で調整できるように親御さんと相談しています。子どもの治療だと、親御さんが少し神経質になってしまう場合もあります。なので、歯の状態や治療方法について詳しく説明することが大切です。虫歯の状態によっては、治療の必要がないこともあります。虫歯だから絶対に削らなければならないわけではないので、その点は納得してもらっています。

患者に合わせて専門性の高い治療を提案

専門性の高いクリニックだとお聞きしました。

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副院長は日本歯周病学会歯周病専門医の資格を持っています。歯周病の患者さんはとても多く、全身の病気との関連性についてもいわれています。コントロールすべき重大な病気ですから、歯周病をきちんと管理できるということはとても重要なことです。一方、先ほどもお話ししましたが私はインプラントの専門家として経験を積んできました。ですから、インプラントを埋め込む部分の骨が薄くて治療ができないと他院でいわれた症例でも、当院で治療できる可能性があります。インプラント治療はニーズの高い治療ですが、トラブルもよく耳にします。こちらでは丁寧な治療を心がけており、そういったトラブルはほとんどありません。また、定期的なメンテナンスを担う歯科衛生士らスタッフも各自勉強をし、学会に参加するなどして専門的な知識や技術を学んでいます。一つのクリニックに各領域の専門家が集結している点が当院の大きな強みといえるのではないでしょうか。

患者さんにインプラント治療を推奨されているのでしょうか?

いえ。そういった訳ではなく、患者さんご自身の歯で長く噛んでもらえるためには、どんな治療が適しているのかを考えて患者さんに合った治療をご提案しています。私が最も大切にしているのは、自分や家族の治療だったらどうするかということです。患者さんの歯の症状を見て、本当に必要であればインプラントを勧めますが、患者さんの年齢やライフスタイルも考慮してそこにインプラントが必要か改めて考えた上で治療します。なぜなら、根っこの消毒や歯周病治療で歯を残せる場合もあるからです。最近はインターネットでインプラントについて調べ、最初からインプラントを希望される患者さんもいますが、中には歯を残せる人もいるんです。なので、その歯を本当に抜歯しなければいけないのか改めて考え、抜歯しなければいけない状態でも、ブリッジなど他の方法もご提案し、よりお一人お一人に合った治療を提供できるように心がけています。

最後に、今後の展望や読者へのメッセージをお願いします。

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今の規模で夫婦二人三脚で治療を続けていけたらと願っています。自分の手の届く範囲の患者さんを、丁寧に診るというスタイルで治療していけたら幸いです。歯科治療は、歯科医師によって考え方が違う場合が多いです。なので、もしかかりつけの先生が提案したことに違和感を覚えるのであれば、セカンドオピニオンで他の先生に相談してみてください。特に抜歯が関係することは後戻りができません。慎重に考えて、できるだけ自分の歯で長く食べられる道を選んでください。

※歯科分野の記事に関しては、歯科技工士法に基づき記事の作成・情報提供を行っております。
カスタムメイド矯正装置(マウスピース矯正)については、効果・効能に関して個人差があるため、 カスタムメイド矯正装置(マウスピース矯正)を用いた治療を行う場合は、必ず歯科医師の十分な説明を受け同意のもと行うようにお願いいたします。

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