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島崎 美奈子 院長の独自取材記事

大橋眼科クリニック

(目黒区/池尻大橋駅)

最終更新日:2023/07/05

島崎美奈子院長 大橋眼科クリニック main

池尻大橋駅東口すぐの「大橋眼科クリニック」は、開業以来、地域に暮らすあらゆる年齢の人の目の健康を支えてきた。近視や老眼、眼精疲労やドライアイ、アレルギー性結膜炎といった疾患をはじめ、緑内障、糖尿病網膜症や加齢黄斑変性などへの専門的な治療に対応する。院長を務めるのは「目から全身を診る」スタンスを大切にする島崎美奈子先生。医師である父母の背中を見て育つ中で医師会活動の重要性を感じ、自らも医師会に深く関わってきた。現在は目黒区医師会の監事を務め、学校保健や災害医療の強化など、地域医療の充実に貢献している。患者やスタッフの幸せを常に考え、「根本的に人が好きなんです」とほほ笑む島崎先生に、日々の診療や患者への思い、大学病院との連携について、医師をめざした理由などをたっぷり語ってもらった。

(取材日2015年4月23日/更新日2023年6月27日)

地域に根差しあらゆる年齢層のあらゆる眼科疾患に対応

まず、この地域の特性や患者層などについて教えてください。

島崎美奈子院長 大橋眼科クリニック1

この地域にお住まいの皆さんは温かく、穏やかな方ばかりです。お話をしてもよく理解してくださり、健康に対する意識も高いですね。通常、眼科というと高齢の患者さんが多いのですが、近隣にお勤めの若い方もいらっしゃり、保育園や学校でのお子様の外傷や大人のスポーツ外傷など、あらゆる年齢層のあらゆる目のトラブルに対応しています。地域に根差した眼科医として、幅広くどんな眼科の疾患にも対応していかなくてはならないと日々考えています。

次に先生の専門分野や、最近多い相談内容について伺えますか?

母校・慶應義塾大学の眼科が得意とするドライアイ、網膜の小児眼科、緑内障などについて幅広く専門的に学んでいます。患者さんの幅広いニーズに応えられる存在であるために、糖尿病や神経疾患をはじめとする全身疾患についても理解を深めてきました。実際に、患者さんからほかの科に関する相談を受ける機会も多いですし、目を拝見すると体の病気が予測できることも。そのため、眼科医だから目のことだけわかればよいとは考えず、その方の全身を診るというスタンスを意識しています。最近増えてきているのは、糖尿病網膜症や緑内障、加齢黄斑変性といった主に加齢に由来する眼疾患です。高齢化が進展する中、90代でも一人で歩いて通院される方は珍しくないのですが、その生活をできる限り長く続けていただけるよう、高齢者の視覚のクオリティーを保って差し上げるのが私の務めと思っています。

目のトラブルは目だけに原因があるとは限らないのですか?

島崎美奈子院長 大橋眼科クリニック2

例えばドライアイや眼精疲労の場合は、年齢やライフスタイルも関連してきます。そのために目だけを診るのではなく、生活全般や体全体のお話をしながら診療を進めています。ただ私は眼科医であり、他分野のことはその道の専門家に、という点もよく理解しています。そこで重要になるのが医師会や勉強会などの場でつくりあげた横のつながり。医師が集まる場に積極的に参加しながら、主たる病院との関係を深めてきました。目黒区の5大病院に数えられる東邦大学医療センター大橋病院、東京医療センター、自衛隊中央病院、厚生中央病院、東京共済病院のほか、慶應義塾大学病院、東京大学医学部附属病院など、首都圏の多くの大学病院と医療連携をし、あらゆる目の疾患に対応しています。他科の先生方と情報交換を行うことは自分自身の医療の糧になりますし、いざというときに適切な医療機関につなげる橋渡し役になれる、という意味でも重要だと考えています。

思いやりある診療を大切に。医師会活動にも注力する

目の病気を防ぐにはどうすればいいのでしょうか?

島崎美奈子院長 大橋眼科クリニック3

視覚のクオリティーの低下は、QOL(生活の質)に大きく影響します。定期的に検診を受けることで予防を図れる目の病気は少なくありません。年1度は眼科検診をお勧めしたいですね。特に緑内障は40代以降ハイリスクになるといわれるため、要注意です。当院のある目黒区では5年に1度、40歳以上の方を対象に成人眼科検診を行っていますので、そちらもぜひご活用ください。また、スマホやゲームの普及により、お子さまの近視の進行も課題です。ぜひ定期的な視力検査をお勧めします。

日々の診療で大切にされていることは何ですか?

人に対する思いやりですね。ごく当たり前のことですが、その方の人間性を尊重して親身になって診察をするということです。何度かお目にかかって信頼関係ができてくると、患者さんからいろいろなお話をしてくださいます。例えば、「腰痛で困っています。良い先生をご存じですか?」と相談を受けることも。長年診察をしていると、患者さんにどこまで聞いても大丈夫かというのがわかってきます。私から踏み込むというよりは、自然な対話の中から話が広がっていくという感じでしょうか。根本的に人が好きですから、コミュニケーションを取りながらその方の健康状態を診ているんです。また医療機関をご紹介する場合、「○○病院を紹介しますね」と伝えるだけでは患者さんも不安だと思うので、「○○病院の△△先生」というように、私がきちんと専門性や人となりを把握できている先生をご紹介するようにしています。

スタッフとの関わり方で気をつけていることはありますか?

島崎美奈子院長 大橋眼科クリニック4

私はスタッフの技術がクリニックの医療の向上につながると考えているので、スタッフをとても大切にしています。経験豊富な人が多く、全員が常勤ですから、女性同士毎日楽しく仕事をしています。スタッフは皆モチベーションが高く、本当に助かっているんです。自慢のスタッフですね。定期的に検査・受付スタッフ全員で勉強会をしています。また、積極的に講習会などへの参加ができるようなサポート体制をつくっています。専門性の高い技術を習得して、キャリアアップしてもらいたいという想いから、資格取得をサポートする環境も整えています。今の医療はチームで行うものですから、チーム力を上げていく必要があります。私一人の力だけではなく、スタッフや医師会の先生方、さらには大学病院とチーム医療をつくり上げ、その輪を広げていくことが大切と実感しています。

地域の患者のため区民のため、都民のための医療を

先生のご両親も医師でいらっしゃると伺いました。

島崎美奈子院長 大橋眼科クリニック5

ええ。私の父と母は品川区で50年以上開業医をしていました。母方は十代以上も続く医師家系で、小さい頃から父が小児科医、母が産婦人科医として患者さんと接する後ろ姿を見て育ちました。そんな私にとって、医師をめざしたのはごく自然なことでしたね。眼科を専門に選んだ理由は、第一に手術ができること。日々進歩していく医療技術と光学機器やデジタル画像を駆使して治療するとてもアカデミックな学問であるところ、目を診ることが体のさまざまな疾患を診ることに通じるところも魅力でした。

お忙しい中、お休みの日はどのように過ごされますか?

昔から体を動かすことが好きで、ストレス解消のためスポーツは何でもやります。主に水泳やジムでの筋トレなどですね。私が元気でないと患者さんもスタッフも元気になれないと思うので、自分自身の健康維持には気を使っています。ほかにも、お休みの日には家事全般を。料理を作るのも好きで、中でも得意なのは和食です。

最後に、今後の展望や読者へのメッセージをお願いします。

島崎美奈子院長 大橋眼科クリニック6

医師会活動の際は大学の医局から医師を派遣いただいているのですが、大学の先生が加わると、当院の診療全体がレベルアップするように感じます。私も先生方から刺激を受けながら最新の医療情報を吸収し、できるだけ新しい機器を導入したいと考えています。すでにOCT(光干渉断層計)など大学病院並みの検査機器をそろえていますが、眼科の医療機器は日進月歩ですから。ただこうした展望を持ちつつも、目の前の患者さんとしっかり向き合い、患者さん第一の、思いやりのあるクリニックをめざすことは変わりません。そのために、できる範囲で高度医療に取り組み、必要に応じてさまざまな医療機関とチーム医療を行っています。私にもスタッフにも、何でも気軽にご相談ください。目黒区医師会の一員として、地域医療のために、区民の、そして都民の健康維持のために尽力していきます。

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