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中高年期の健康維持は
早期の内視鏡検査と肝臓検査から

松岡内科

(鹿児島市/中郡駅)

最終更新日:2026/05/08

松岡内科 中高年期の健康維持は 早期の内視鏡検査と肝臓検査から 松岡内科 中高年期の健康維持は 早期の内視鏡検査と肝臓検査から
  • 保険診療

50代から罹患率が上がる胃がん・大腸がん、自覚症状が出たときには手遅れになることもある肝臓の病気など、中高年はさまざまな病気のリスクが高まる年代だ。胃の調子が悪い、便秘と下痢を繰り返すといった胃腸の症状や健康診断で肝機能の数値が悪い、脂肪肝と言われたが特に症状がないなど、気になることはあるが、働き盛り世代であることから忙しさや面倒くささを理由に検診や受診が後回しになることも。日本消化器内視鏡学会消化器内視鏡専門医、日本消化器病学会消化器病専門医と日本肝臓学会肝臓専門医の資格を持ち総合病院部長経験もある松岡慧先生は、65年の歴史を持つ「松岡内科」で内視鏡検査と肝臓エコー検査を実施している。患者や家族が知っておきたい、中高年にとって重要な「内視鏡検査」と「肝臓」に関する疑問について詳しく聞いた。

(取材日2026年4月17日)

中高年期の健康を守るため、知っておきたい「内視鏡検査」と「肝臓検査」の重要性

Q「胃内視鏡検査」を受ける重要性について教えてください。
A
松岡内科 患者が安心して治療を受けられる環境づくりに努めているという

▲患者が安心して治療を受けられる環境づくりに努めているという

胃内視鏡検査は、胃だけの検査ではありません。内視鏡の挿入時に咽頭、声帯も観察でき、食道、胃、十二指腸まで合わせると4つの部位を一度に確認することができます。胃がんは全国的に減少傾向ですが、自覚症状が出にくい咽頭がんや食道がんもありますから、飲酒やタバコの習慣がある方は、定期的な胃内視鏡検査が勧められます。検査によって、中高年期の特に男性で注意すべき胃潰瘍、逆流性食道炎などの発見も期待できます。また、50代は日本の胃がんの約99%が関与しているといわれるピロリ菌の保菌率が高い世代です。陽性であれば、除菌することで将来の胃がんリスクを減らすことが期待できると言われています。

Q「大腸内視鏡検査」で発見されたポリープを放置するリスクは?
A
松岡内科 複数の検査を同日に対応することが可能

▲複数の検査を同日に対応することが可能

大腸がんの多くは「腺腫」と呼ばれる良性ポリープから5~10年かけてがんへ進行します。つまりポリープの段階で切除することが大切です。中高年期ではポリープの保有率が高くなるので、大腸内視鏡検査を受けたことがない人は一度受けておくことをお勧めします。大腸内視鏡の最大の利点は「発見」と「治療」を同時に行えることです。切除したポリープは病理検査に提出し、良性か悪性かを確認します。結果は約2週間後にお伝えしています。通常サイズの大きいポリープ切除には入院が必要であり、総合病院での再検査を勧められることもありますが、入院施設を有し治療経験豊富な医師が担当する当院では、検査から入院、治療まで完結できます。

Q内視鏡検査に対して怖いというイメージがあります。
A
松岡内科 診療では「予防医学」を重視している

▲診療では「予防医学」を重視している

当院の大腸内視鏡検査では比較的量の少ない下剤を採用し負担軽減に努めています。検査では、胃・大腸ともに点滴から鎮静剤や鎮痛剤を投与し、眠った状態で数分で検査を行えるようにしています。また、すべての胃内視鏡検査で約5mmの極細スコープを使用。鎮静剤を用いて、口から極細スコープを挿入することで嘔吐反射を抑える工夫を行い、患者さんの負担軽減を図っています。もちろん、希望があれば経鼻内視鏡検査も可能です。検査後はリカバリールームで、ゆっくりお休みいただくことができます。検査を受けていただいた大半の患者さんに「えっもう終わったの?」と言っていただけるよう尽力しています。

Q脂肪肝、肝臓の数値異常を言われましたが自覚症状がありません。
A
松岡内科 「まだ大丈夫なうちに確認する」ことが大切

▲「まだ大丈夫なうちに確認する」ことが大切

近年の研究で、脂肪肝の一部は肝炎から肝硬変、そしてがんへと進行することが明らかになりました。この病態は、MASLD(代謝機能障害関連脂肪性肝疾患)と呼ばれ、患者数も急増しています。肝臓は臓器の中でも再生能力が高く、半分切っても大丈夫と言われるほどですが、肝硬変まで進行すると再生しなくなり、そこから症状が出始めます。自覚症状がないまま進行し、この時点では対症療法しか選択肢がなくなります。日本人の約3人に1人が脂肪肝と言われており、中高年期の特に男性はアルコール性肝障害と脂肪肝の両方に注意が必要です。「肝臓の数値がちょっと高いだけ」と放置せず、一度は専門の医師に見極めてもらうことをお勧めします。

Q胃、大腸、肝臓の検査を一度にまとめて受けることはできますか?
A
松岡内科 患者を「最期まで診る」という創業以来の信念を貫いている

▲患者を「最期まで診る」という創業以来の信念を貫いている

はい。当院では朝来院いただければ、胃と大腸の内視鏡検査、腹部超音波検査、肝機能血液検査、ピロリ菌検査が午前中のうちに完了します。胃が重い、食欲がないと消化器症状で受診してみたら、実は肝臓が原因だったというケースも珍しくありません。肝臓専門医の目で内視鏡検査を行うと肝臓のサインを同時に拾うことができます。中高年期は、胃がん、大腸がん、肝臓疾患などのリスクが急上昇する年代です。大腸内視鏡検査は、一度受けて異常がなければ検査間隔を相談しながら決めることができます。上部内視鏡検査の場合はピロリ菌感染歴があれば年に1回、腹部エコーと肝機能血液検査も年に1回の検査をお勧めします。

ドクターからのメッセージ

松岡 慧先生

加齢により、大腸ポリープができやすくなるといわれています。その背景には、食生活の影響も指摘されています。加工食品などの腸に炎症を起こしやすい食事が増えていると感じたら、一度大腸内視鏡検査を検討してみてください。また脂肪肝から肝硬変に至る過程は、線維化の進行によって判断されますが、軽度の段階であれば、減量や運動、節酒など生活習慣の改善によって回復も見込めます。早期発見こそが最善の治療だと考えます。当院では、日本循環器学会循環器専門医の院長と連携した胃腸、肝臓、心臓の検査・診療が可能です。駐車場も完備しており、お車でも安心して来院いただけます。検査を迷われている方は、まずはお気軽にご相談ください。