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内藤 彰彦 院長、内藤 成敞 先生の独自取材記事

内藤クリニック

(尼崎市/塚口駅)

最終更新日:2019/08/28

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阪急神戸線の塚口駅から徒歩10分、静かな住宅地にある「内藤クリニック」。2004年に内藤成敞(なりあき)先生が開院。2016年6月からは、息子の内藤彰彦(あきひこ)先生が院長、成敞先生は名誉院長となり、親子で診察を続ける。「父が厳しいので、私は患者さんに優しく接するようにしています」と笑う彰彦先生。だが、厳しい成敞先生に「がつんと言われたくて」長年通う患者も多いのだそう。精度にこだわった胃・大腸の内視鏡検査で、消化器系疾患の早期発見に力を入れる同院だが、消化器以外にも、痔の治療から乳腺検査、睡眠時無呼吸症候群、禁煙治療まで、幅広い診療内容を持つところも魅力だ。そんな2人に診療におけるモットーや今後の展望などをじっくりと聞いた。
(取材日2019年5月10日)

先進の内視鏡を用い精度の高い検査・診断をめざす

クリニックについて、教えてください。

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【彰彦先生】当院は消化器内科をメインに、一般内科、小外科手術、痔の治療、乳腺検査、禁煙治療などを行っています。「おなかの調子が悪い」「胸焼けがする」「胃が痛い」「便秘がち」などの、消化器の不調で来院される患者さんが多く、エコーやエックス線検査はもちろん、胃・大腸内視鏡を用いて、より精密な検査を行う体制も整えています。当院の胃内視鏡検査は、レーザー光源を搭載した新世代の内視鏡システムです。見逃されやすいがんもより見つけやすく、検査に伴う苦痛も少ないことが特徴。鼻から挿入する経鼻式のため、経口式のものと比べて喉を通る際の反射は少ないのですが、苦手な方には鎮静剤を用いた検査対応も行っています。

今はお二人で診療なさっているのですね。

【成敞先生】もともと当院は、私が兵庫県立塚口病院の消化器外科を退職し、2004年に開院しました。当時、すでに息子も消化器外科の医師として仕事をしておりましたので、将来的に一緒に働くことができればと思いましたし、私自身、医師として長く仕事を続けたかったので、開院に至りました。
【彰彦先生】父が開院した当初は、週に一度の診察と大腸内視鏡検査担当でしたが、2016年6月からは私が院長、父が名誉院長として新体制での診察をスタートしました。現在は曜日ごとに診察を担当していますが、金曜だけは私が大腸内視鏡検査などを担当しながら、指定の患者さんが来院されれば、二診制で診させていただくこともあります。

お互い、医師としてどのような印象をお持ちですか?

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【成敞先生】院長は患者さんに優しく、丁寧な説明を心がけていると思います。私は技術屋としての意識が強く、昔気質の外科医師なのであまりしゃべるのがうまくないのです。そういう意味でも院長のほうが、開業医としての適性があると思いますね。
【彰彦先生】名誉院長は医療に対して確固たる信念を持っており、人とは違った視点で物を考える、というところも尊敬しています。開院するまで、兵庫県立塚口病院の消化器外科部長として、手術も手がけてきました。開腹手術の場合、術野を確保するために縦切開することが多いのですが、父は横切開で執刀することがあったようです。そのほうが手術痕が目立ちにくい、というメリットがある反面、手技がやや複雑になるため、手術の難易度は高いともいわれています。

幅広い知識と技術で患者を助ける

成敞先生は勤務医時代、多くの手術を手がけられたとか。

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【成敞先生】多くの手術をしてきましたが、私は、自分は手術がうまいと思ったことは一度もありません。反対にいつも反省してばかりでした。手術をうまくやるとか、そういう意識はまったくなく、「患者さんが元気で退院できれば、それが一番」という気持ちで、一心に執刀してきたつもりです。医師にとって手術は、あくまで仕事です。趣味のような感覚で行っては、命を預けてくださる患者さんに対して失礼です。人の生命にかかわる医師の仕事は、趣味の範嘩に入れてはいけません。人の体の中は、内臓の形、大きさ、血管の位置など、すべてが微妙に違います。一つとして同じ様相を呈してはおりません。ですから、術前には解剖書をもう一度見直し、誠心誠意、集中して執刀する、ということにこだわってこれまでやってきました。

お二人が医師の仕事を選んだ理由を教えてください。

【成敞先生】人のためになる仕事をしたいと強く思っており、医師以外の仕事は頭にありませんでした。消化器外科を選んだのは、食道、胃、肝臓、膵臓、大腸、肛門と範囲が広く、その分患者さんも多いからです。手術をして患者さんを治す、という勝負が早いところにも魅力を感じていました。外科の医師なのでゆっくりした診療が肌に合わないこともあり、患者さんに診察や検査の結果をできるだけ早くお伝えしています。特に消化器疾患で手術や入院の必要な患者さんには、来院されて一週間から10日以内に結論を出して適切な医療機関を紹介するように努めています。
【彰彦先生】私は、父という医療の職人の背中を見て育ちましたので、自然と同じ道を選んだように思います。医学部生の頃から、消化器外科の医師になろうとも考えていました。基本的に体を動かして働くことが好きでしたし、性格にも合っていたので、外科の医師になって良かったと思っています。

彰彦先生は病院でも多くの研鑽を積んでこられたとお聞きしました。

【彰彦先生】奈良県立医科大学を卒業後、同大学の第一外科へ入局しました。そこで消化器、乳腺、一般外科を学び、消化管間葉系腫瘍(GIST)の研究で医学博士号を取得。その後、奈良公園中央病院などの複数の病院に勤務し、高血圧や糖尿病などの慢性疾患を持つ患者さんの手術前後の管理、がんなどで亡くなる患者さんの緩和医療にも力を注いできました。当直では、頭痛、胸痛、腹痛、外傷など、消化器外科以外のさまざまなジャンルの救急患者さんを診察し、幅広い知識と技術の習得に励みました。手術という治療手技だけでなく、内視鏡、エックス線、エコー検査などを駆使して、病気の診断を行う技術を磨いたのもその頃です。これらのすべての経験が、当院での診療に役立っていると思っています。

ところで、院内のお写真は成敞先生が撮影されたそうですね。

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【成敞先生】そうですね。私は比較的趣味が多く、写真はもちろん、読書、クラシックなどの音楽鑑賞、テニス、ゴルフなどをしています。撮影した写真はクリニックの待合室に展示し、不定期に入れ替えています。ゴルフは下手ですがいまだに月に一回程度、広々としたコースを周ったりします。週に2回テニススクールに通っているので、そこでは仲間もたくさんいるので楽しむことが息抜きになっていますね。

早期発見と早期治療で患者の健康を支える

内視鏡検査は少し苦しいイメージもありますが……。

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【彰彦先生】そうですよね。当院では嘔吐反射の強い方やご希望される方には、鎮静剤を使用し、眠ったような状態で検査を受けていただくことが可能です。ですが「先生の検査は、鎮静剤なしで大丈夫」と言っていただけることも多く、その言葉は医師としてうれしいですね。また大腸内視鏡にこれまでの経験もあって私が得意とする診療ですので、当院では私が担当しています。

他に彰彦先生が担当されている診療は何がありますか?

禁煙治療や睡眠時無呼吸症候群治療は、私が院長になってからスタートさせた診療です。希望される患者さんも増えてきましたね。睡眠時無呼吸症候は高血圧や糖尿病、心疾患の一因ともなりますし、当院では自宅でできる簡易検査機器もあるので、思い当たる方には受診をお勧めします。ほかに痔に関しては、なかなか相談できずに悩んでいる患者さんも多いでしょう。ですが、直腸がんや肛門がんなどの重篤な病気が隠れている場合もあるので、恥ずかしがらずにご相談いただきたいですね。また、乳腺の疾患も、エコー検査で数ミリの小さなしこりの性状もわかります。妊娠中の方にもぜひ受けてほしいですね。

最後に読者へのメッセージと、今後の展望を教えてください。

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【彰彦先生】風邪や胃腸炎などの軽度の感染症や、高血圧症、糖尿病、高脂血症、痛風などの生活習慣病の中に、重大な病変が隠れていることもあります。どんな病気も、早期の発見と治療が功を奏すると思います。健診で便潜血が認められた、胃のピロリ菌除去を行ったことがある、という方には定期的な内視鏡検査をお勧めします。来院することなく、ご自宅で診察を受けられるオンライン診療も開始しました。これからも、さまざまな新しい取り組みとアイデアで、皆さまの健康な毎日を支えるクリニックとして努力してまいります。

自由診療費用の目安

自由診療とは

オンライン診療/500円~

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