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鳥山 成樹 院長の独自取材記事

とりやま耳鼻咽喉科

(西宮市/西宮駅)

最終更新日:2019/11/19

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JR神戸線西宮駅の南口を出てすぐ、複合ビル3階にある「とりやま耳鼻咽喉科」。窓からすぐ駅のホームが見えるほど駅が近いため、会社や学校帰りにも通いやすい立地だ。アレルギーと副鼻腔炎の治療を得意とする鳥山成樹院長のもとには、クチコミで評判を聞きつけ通う患者も多く、0歳から100歳近い高齢者まで患者層も幅広い。2002年の開院当初からレーザー治療を導入し、治療実績の多さもまた患者からの信頼を得る一因となっている。鳥山院長がモットーとする「最後まで諦めない治療」について、また気になる疾患について読者に伝えたいメッセージなど、多岐にわたって話を聞いた。
(取材日2019年1月23日)

「諦めない治療」をモットーに患者と向き合う

開院されたのはいつですか?

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2002年ですから、17年前ですね。大阪医科大学を卒業して附属病院で経験を積み、枚方の香里ヶ丘有恵会病院で耳鼻咽喉科の医長を務めたのちに開院しました。この場所に開院した理由は、大学の病院に勤めている時に大震災があったんですが、その時に実家がある神戸と大阪の大学を行き来している中で、壊滅的なダメージを受けている神戸や西宮の街を目の当たりにし、「なんとか将来はこっちに帰ってきて開院したい」と思っていたからですね。それでいざ開業する時に、縁があって駅前すぐのこの場所に出会って……。本当にすぐでしょう? ホームからも見えますから(笑)。駅近なので、電車で会社や学校に通っている人が帰りに通院しやすいということもありますし、地域外の患者さんも通いやすい立地ですね。駐車場も7台くらいありますから、アクセスは便利だと思います。駅前にはショッピングモールもあるので、買い物帰りに来られる方も結構いますね。

先生のモットーが「諦めない治療」とのことですが、その真意をお聞かせください。

完治することのない、効果的な治療法がない疾患でも、患者さん本人が不快感を訴えている限りは、なんとか色々なやり方を示して、諦めずにサポートしていきたいというのが僕の考えです。例えば高齢者に多い耳鳴りの場合だと、耳鳴りを完全に消失させる薬や治療というのは今のところないので、耳鳴りは「年齢のせい」と諦められがちなんですが……。患者さんが異常を感じて来てくれているんだから、自分でできることはなるべくやろうと、そう考えるようになって。それで耳鳴りに関しては、気にならない程度のノイズを聞かせることによって、耳鳴りがなくなるわけではないけど感じにくくする治療をお勧めすることもあります。そんなふうに患者さんに寄り添って、あくまで自分ができる限りですが、どんな状況でも諦めない姿勢で向き合い診療したいと思っています。

得意とする治療はありますか?

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アレルギーと副鼻腔炎ですね。もともと有恵会病院では、副鼻腔炎とアレルギーをメインに手術も行っていたので、やはりその分野は得意です。アレルギーの患者さんも多いですが、副鼻腔炎の患者さんも多くて、当院にいらっしゃる患者さんの3~4割は副鼻腔炎の患者さんです。どなたかに紹介されて来てくださる方など、クチコミで来られる方が多いですね。以前通っていたところでひとまず治療が終わったけれども、まだ自覚症状があって知人に聞いて来られる方や、お母さん同士のクチコミなどで来られる方が多いようです。

レーザー治療や減感作療法など、患者に合う治療を提案

レーザー治療を開院時から導入しているそうですね。

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開院した頃は、まだ耳鼻咽喉科の開業医でレーザー治療を導入しているところはあまりなかったんですが、有恵会病院でレーザーを使った手術をしていたので、僕は最初から取り入れました。ここではアレルギー性鼻炎に対してレーザー治療を行っています。レーザーで鼻の粘膜を焼くことによって、アレルギーの反応を起きにくくするというものです。ただこの作用はずっと残るものではないので、1、2年置きに処置する必要がありますが、その間毎日薬を飲む必要はないので、常に薬を服用しないと快適な生活が送れない方や薬を使いたくない方などにお勧めしています。アレルギー性鼻炎では、ほかに舌下免疫療法などの減感作療法にも対応しています。スギとダニのアレルギーがある人に対しての治療法なんですが、アレルゲンのエキスを舌の下に投与し続けることによって、体が反応しないように導いていくという治療法です。

喉の疾患について、読者に知ってもらいたいことはありますか?

やっぱり喉頭がんについてですね。見逃しがちなんですが、特に高齢者で声枯れが続いた場合は受診してもらったほうがいいです。喉頭がんは、若い世代より高齢者が罹患する確率が高いといわれているんです。あとは、喫煙歴が大きく影響してくることも知ってもらいたいですね。喫煙に関しては、肺がんよりも影響してくる場合があるのです。だから声枯れや喉の違和感、誤嚥など気になる症状があれば、様子を見ずにとりあえず受診してほしいです。

風邪をひいたときに耳鼻科に行く人も多いと聞きますが、そういう方もよくいらっしゃいますか?

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そうですね。内科と耳鼻咽喉科は、使う薬は変わらないのですが診る場所が違うので、皆さん症状によって使い分けていらっしゃると思います。耳鼻咽喉科の場合は、鼻の奥や喉の奥全体の状態まで診ることができるというのが特徴です。耳鼻科でよく見かけるネブライザーという吸入器がありますが、あの中には抗生物質や消炎剤も入っているので、それを吸って直接喉や鼻の粘膜の炎症を軽減させます。僕も風邪かな?と思うときは、ネブライザーをすぐ使っています。

医師になってから病欠なし。漕艇部で鍛えた体力が自慢

どのような世代の患者さんがいらっしゃってますか? 

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患者層は幅広いですね。下は0歳から上は100歳前の方がいらっしゃいます。お子さんも多いですよ、半分以上かな。幼稚園・保育園・小学校・中学校の学校医も、開業当時から17年務めていますが、子どもは好きですね。泣かれても、あまりストレスを感じないほうなんです。お子さんを治療するときには、治療が不十分にならない程度に、できるだけ痛くないように治療しています。治療中は、気持ちがほかに逸れるよう話しかけながら処置をするようにしていますね。長く勤めていると、子どもたちの成長を見れるのが楽しい。今一番古い患者さんで、開院してすぐの頃から来ている兄弟がいるんですけど、当時は1歳と2歳。今は17歳と18歳。引っ越してこの地域を離れた後も、わざわざここまで今も通ってくれているんです。

学生の頃は何かスポーツをされていましたか?

高校の頃は漕艇部に入っていて、3年生の時にインターハイにも出場し、高校3年の夏休みまでとにかくクラブ活動に一生懸命でした。医師になろうと医学部をめざしたのは、高校3年の部活を引退してからです(笑)。そこから大阪医科大学をめざしました。漕艇部で鍛えられたせいか体力には自信があって、医者になってから二十数年になりますけど、病気で仕事を休んだことがないんですよ。

休日はどんなことをしてリフレッシュしていますか?

もう何もせずにボーッとしています(笑)。若い時は曜日関係なく遊びに行っていたんですけど、今は「明日仕事だからゆっくりしとこう」という気持ちのほうが優先されて。家で映画を観るのが好きですね。忙しくて映画館にはあまり行けないので、ビデオを借りてきて毎週観ています。最近は「泣ける映画」にはまっています。泣くのは、ストレス解消になりますから。イライラすることがあっても「映画で泣いて、おしまい!」と切り替えができるんです。

診察をする上で心がけていることと、今後の展望をお聞かせください。

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「患者さんとしっかりコミュニケーションをとること」を心がけています。やはり納得してもらって信頼関係を築くことが大切なので。そのためにも、時間が許す限り丁寧に説明をしています。あと心がけていることは、安全性や副作用のことなど考えた上で、「一般的に大丈夫だと言われていても、自分や自分の家族に自信を持って使える薬しか処方しない」ということですね。今後については何か新しいことをするというのではなく、今のままで。患者さんをずっと長く見守っていける地域の医院でありたいと思っています。

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