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二宮皮フ科クリニック

二宮皮フ科クリニック

二宮 啓郎 院長

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皮膚科のかかりつけ医として、患者の心に寄り添う

―近年、注意すべき皮膚の状態や症状はありますか?

最近注目されているのが、花粉・食物アレルギー症候群。これは文字どおり花粉症とあわせて、食物アレルギーが起こるものですが、主に果物を食べた時に口の中がかゆくなったり、喉がイガイガしたりという症状が出ます。アレルギーの見極め方の一つに再現性があり、特定の食物を食べて100%その症状が出ると、アレルギーの可能性が高いです。特に初夏から秋に症状の見られるイネ科や雑草などの花粉症で、なおかつ食物アレルギーの症状を疑わせる患者さんには話を聞かせていただいた上で診断もしていますので、気になる方はご相談いただければと思います。

―皮膚科の先生として、今後の展望をお聞かせください。

皮膚病は患者さんが直接症状を見ることができるので、良くなったかどうか患者さん自身でも判断できます。治るのに時間のかかるもの、再発するもの、痕がしばらく残るもの、自覚症状がしばらく続くものなど、医師から見て経過が順調でも、患者さんにとっては心配・不安が続く場合があります。先ほどお話ししたアトピー性皮膚炎もそうですが、皮膚病においては再診で経過を見ながら治療を続けていく必要があるものがほとんどかと思います。だからこそ、治療の継続には医師と患者さんの相互理解と信頼関係が不可欠。そのための環境づくりを進め、お一人お一人の患者さんに寄り添った医療を実践していきたいと考えています。

―最後に、読者の方へメッセージをお願いします。

皮膚の病気って、ちょっとしたかゆみくらいなら放置してしまったり、「診てもらって何もなかったらどうしよう」と気を使っていただいたりと、病院に行くのを躊躇する方が多いようです。でも、結果的に何もないのが一番。ですから、少しでもかゆみや湿疹など心配なことがあったら、遠慮なく来ていただけたらと思います。特に赤ちゃんの乳児湿疹は注意が必要です。アトピー性皮膚炎は顔から症状が出始めることが多いので、乳児の顔に異変があれば、その段階ですぐに受診することをお勧めします。疑問に思うこと、不安に思うことがあったら、相談だけでも気兼ねなく来ていただけたらうれしいです。そして、一緒に不安を解消し、生活をより豊かなものにしていきましょう。



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