医療法人あおぞら 癒やしの森メンタルクリニック

医療法人あおぞら 癒やしの森メンタルクリニック

武藤 太院長

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名鉄本線・国府宮駅から徒歩1分の「癒やしの森メンタルクリニック」。軒のあるレンガ張りの玄関を入ると、しっくい風の壁がやわらかくカーブした落ち着いた空間が広がる。来院者同士、なるべく視線が交わらないようにとの配慮で、待合室には1人掛けの椅子が坪庭に向けて2列に並べられており、患者は番号で呼ばれてから、背後にある小診察室や奥の診察室に入っていく。武藤太院長は「一人で悩まないで気楽に来院していただきたいと思います。専門家と一緒に問題を整理していく共同作業が大事なんですよ」と穏やかにほほ笑む。患者の繊細な悩みや病気に時間をかけて向き合う毎日だ。その真摯な心構えや工夫について、さまざまな話を聞いた。
(取材日2018年2月22日)

幅広い年齢層が通う一軒家のような「癒やし」の空間

―アプローチから、まさに「癒やし」の空間ですね。クリニック名や設計について教えてください。

開業したのは2005年で、当時「癒やし」という言葉を使うのには勇気が要りましたが、何かメッセージ性を持たせたいと考えました。ここへ来られる方々は、森の中で迷っているような状態です。そんな心を癒やし、明るいところまで道を案内して差し上げたいという気持ちでクリニック名を決めました。トレードマークは「森の知恵者」といわれるフクロウで、案内人の意味も込めています。診察室は対面ではなく90度で向き合うような配置で、入り口と出口は別々に、会計は待合室に入らずに済ませられるよう“一方通行”の造りになっています。小さな工夫ですが、人の目を気にせず少しでも居心地良く過ごしていただきたいと思いました。

―患者はどんな方々が来られるのでしょうか?

不登校に悩む中高生から、大学生、会社員、主婦の方、高齢の方まで本当に幅広く、男女比は半々でしょうか。症状は、うつ病やパニック障害、何らかの依存症、またご家庭や職場環境、人間関係のお悩みなどさまざまです。私が医師になった30年前は「精神科」というと敷居が高くて行きにくいところでしたが、最近は軽い症状の方でも来ていただけるようになりました。当院は駅前の便利な場所にありますが、朝、開院前からお並びいただいていることもあるほどで、来やすいと思われているとしたらありがたいですね。

―昔に比べ、精神科や心療内科が身近になったのでしょうか?

1995年の阪神・淡路大震災が一つの節目だったと思います。メディアの報道もあってPTSD(心的外傷後ストレス障害)がクローズアップされ、心に強い衝撃を受けたことでその後も苦しみが続くことへの対策が重視されるようになりました。精神科の医師の間でも大変なことが起こったという認識があり、当時私は静岡にいて研修医でしたが、若かったこともあって病院に働きかけ、第一陣の医療班のメンバーとして現地に赴きました。静岡県は土地柄、地震に対する意識が高く、全国に先駆けて動き出したと思います。避難所となっている体育館のそばの物置のようなところで1週間ほど寝泊まりして活動しました。任務終了後、県知事に直接お会いして活動の報告や避難所の工夫などの提言もさせていただきました。今思えば試行錯誤で最善のことができたかどうかわかりませんが、医師として貴重な経験でした。



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