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深見 和之 院長、深見 栄 副院長、小林 哲郎 先生の独自取材記事

ふかみレディースクリニック

(川西市/川西能勢口駅)

最終更新日:2025/12/25

深見和之院長、深見栄副院長、小林哲郎先生 ふかみレディースクリニック main

川西能勢口駅から徒歩約5分の「ふかみレディースクリニック」。深見和之院長が婦人科・産科を、妻の深見栄副院長がペインクリニックを担当し、2002年に開業した。「一人ひとりを丁寧に診療する」ことをモットーとし、開院当初行っていた予約制の診療を廃止し、来院順の診療に変更。「患者さまにも必要なだけ時間を取ることができ、ますます外来が楽しくなった」と笑う和之院長。今年の4月からは乳腺・甲状腺の外来を担当する医師として、大阪大学医学部の先輩である小林哲郎先生を招き「診療を院内で完結できる」と胸を張る。同院の診療内容や診療のスタンスについて、ベテラン医師3人にじっくりと聞いた。

(取材日2025年11月26日)

2025年4月に乳腺・甲状腺の外来をスタート

まずクリニックの紹介からお願いします。

深見和之院長、深見栄副院長、小林哲郎先生 ふかみレディースクリニック1

【和之院長】大阪大学医学部附属病院とその関連病院の産婦人科で15年間勤務した後、2002に地域医療に貢献したいとの思いで、自宅に近いこの場所で開院しました。勤務医の頃は難しいお産や婦人科系疾患の手術が主でしたが、外来で患者さまと向き合うほうが向いていると思ったことが開業のきっかけでした。今は妊婦健診だけでなく0歳から100歳まで、女性のプライベートパーツに関することならなんでも診ています。主な内容は不妊症、更年期障害、性感染症、月経困難症、流産の手術、子宮がんなどの検診です。20~50代の方が多いですね。
【栄副院長】私はもともと研究者になりたかったのですが、医学部志望の友人から「医師はたくさんの人に喜んでもらえる仕事」と聞き、はっとしました。それで進路を変え大阪大学医学部へ進みました。専門は麻酔科で、ゆくゆくは医院での診療を考えていましたので、主人の開院とともにこちらへ来ました。

クリニックのコンセプトも伺います。

【和之院長】来院される方一人ひとりに対し誠実な対応をし、女性のQOL(生活の質)を高めたい、というのが当院の基本理念です。生活の質を高めるというのは、精神的な豊かさや満足感も含めて、より良い生き方や健康の向上を追求するという意味です。副院長の痛みの診療や健康相談とも連携し、女性特有の悩みや健康管理に関して、どのようなご相談にも応えていきたい、という思いで診療を続けています。
【栄副院長】ペインクリニックは痛みに悩むすべての人を対象にしています。クリニック名にレディースと入っているので、男性患者さんから来院をためらってしまうというお声を聞くこともあります。けれど、当院は性別関係なくどんな方もウェルカムですので、安心してお越しください。

今年の春から新しく外来を増やされたと聞きました。

深見和之院長、深見栄副院長、小林哲郎先生 ふかみレディースクリニック2

【和之院長】婦人科は女性の病気すべて診てくれる科、という誤解が患者さんの中に根強くありまして、乳腺や甲状腺の病気のご相談も多いというのが実情でした。そういう患者さんが来院されるたびご紹介させていただいていたのが、乳腺・甲状腺の外来を担当する小林哲郎先生です。もともと休診だった水曜日を、新しく乳腺・甲状腺の外来日として開設し、今年の4月からスタートしました。小林先生は私の大学の先輩でもあり、ずっと信頼していた医師のお一人ですから、そんな先生と一緒に診療できることになり、ありがたい気持ちです。院内で診療を完結することができるので、肩の荷が少し降りたようにも感じています。

男性も症状があれば積極的に受診してほしい

乳腺・甲状腺の外来では、どのような病気を診てくれるのでしょうか?

深見和之院長、深見栄副院長、小林哲郎先生 ふかみレディースクリニック3

【小林先生】乳がん、乳腺症など「乳腺」に関する病気と、バセドウ病、橋本病、甲状腺がんなど首にある「甲状腺」に起こる病気を診ています。私は医師になって、もう50年です。大阪大学卒業後、同大学医学部附属病院を経て大阪医療センターで外科医長を、市立池田病院では院長を務めてきましたから、その間に出会った患者さんも相当数いらっしゃいます。そのご家族や友人の方が全国からセカンドオピニオンで来られることも多いですね。私がいた大阪大学医学部の第二外科は、もともと甲状腺がんを主に研究していたところで、中でも私は甲状腺未分化がんを専門に研究も外来も行ってきました。甲状腺という病気は外来を置いている病院自体がかなり少なく、医師もあまり多くないため、こちらで引き続き皆さんのお役に立てることが至福の喜びです。

乳がんについてはいかがでしょうか。

【小林先生】甲状腺の病気を自分で気づき受診することは、かなり難しいですが、乳がんについては、自己検診が可能で、早期発見にもつなげることが可能です。私がお勧めする方法は、月1回でよいですから、ご自分で日を決めて自分で検診をすること。まず片手を上げて、もう片方の手の平でご自身の乳房の上を滑らせるようにして、なでてください。がんなどのしこりがあれば、それが乳腺を引っ張り表面に小さくくぼみができています。それを感じたら、すぐに病院やクリニックへ。当院には、性能にこだわって選んだ超音波検査機器が入っていますし、他の検査が必要であれば出身病院をご紹介します。病気をつくらないように、そしてがんを見逃さないように、どんな時も親身になって、患者さんと同じ目線で病気を診ていくことがモットーです。

栄副院長のペインクリニックについても伺います。

深見和之院長、深見栄副院長、小林哲郎先生 ふかみレディースクリニック4

【栄副院長】あまり皆さんになじみがないと思いますし、厚生労働省でも「ペインクリニック科」は扱っておらず、麻酔科ならあるという状態です。一言でいうと、痛みを診る科です。通常、医師は痛みを診ないんですね。写真にがんが映っているとか、血糖値が高いとか、そういう「目で見えるもので悪さをしているもの」を治療するので、目に見えない痛みにアプローチすること自体が特殊であり、専門にする医師もクリニックも少ないのだと思います。治療の範囲は、ぎっくり腰などの整形外科の領域と重なる症状や頭痛、帯状疱疹などの神経系の痛み、手術後に残る痛み、さらに原因不明の痛みから慢性疼痛まで、多岐にわたります。通常の急性痛は炎症が原因のことが多く、3ヵ月以内に消えるものですが、慢性疼痛はなかなか完治が期待できない病気といえます。

ホームドクターとしてずっと、信頼を築いていきたい

栄副院長が取り組んでいらっしゃる、慢性疼痛の治療について詳しく教えてください。

深見和之院長、深見栄副院長、小林哲郎先生 ふかみレディースクリニック5

【栄副院長】「10年前から痛い」と言う患者さんもいらっしゃいます。薬だけで痛みをゼロすることは見込めず、神経ブロック注射1本で魔法のように痛みが消える、ということはありえません。薬を飲むと少し緩和が期待できるとか、痛みの波をゼロに近づけることを期待して治療する、という具合です。24時間ずっと痛みについて考えている人が多いため、まず考え方を変えて、体調管理、ストレス管理をきちんとすることで少しずつ変化を促していきます。行動療法といって何か好きなことや集中できることを探し、それに取り組むことで痛みを忘れる時間を徐々に増やしていくことをめざす、根気のいる治療が必要です。私が常に心がけているのは、患者さんと一緒にやっていくことです。薬の量を変える時にも必ず患者さんに相談をし、勝手に変えないようにしています。

和之院長は診療の際、どのようなことを心がけていますか?

【和之院長】開業以来「患者さま一人ひとりを丁寧に診療していく」ということをポリシーにやってきました。当初は予約制にしていたのですが、納得するまで時間をかけてしっかり診療したい、という私のスタイルでは予約時間を守れなくて、それで予約制をやめました。診察は来院順で、一人ひとりの方に必要なだけ時間を取るようにしていて、複雑なお悩みをお持ちの方は、こちらも「じっくり伺いましょう」というスタンスです。スマートフォンのアプリを利用して、だいたいの待ち時間をご案内し、順番が近くなればこちらからお電話することも可能です。

読者へのメッセージをお願いいたします。

深見和之院長、深見栄副院長、小林哲郎先生 ふかみレディースクリニック6

【和之院長】私がめざすのは、女性のためのプライマリケアを行える医師です。患者さまの話をよく聞いて何を求めていらっしゃるのかを判断し、できる限り応えるよう対処します。どうぞ困ったことがあれば、何でも相談に来てください。
【栄副院長】レディースクリニックと命名しているので、男性の方が気の毒だと常々思っています。待合室で女性と並んで診察を待つのがつらい方は、奥に別室も用意しますので、ぜひ申し出てください。
【小林先生】患者さんと一緒に病気に向かって歩んで行くというのが、私の姿勢です。セカンドオピニオンでも久しぶりの再診でも、ぜひお顔を見せにいらしてください。

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