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川村 繁樹 院長の独自取材記事

医療法人 川村耳鼻咽喉科クリニック

(大阪市城東区/新森古市駅)

最終更新日:2021/02/03

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大阪地下鉄今里筋線新森古市駅から内環状線を南下して徒歩4分。住宅街の一角にある「川村耳鼻咽喉科クリニック」だが、院内には川村繁樹院長の手がける鼻の手術を求めて、他府県からも多くの患者が訪れる。「大規模病院のメリットとクリニックのメリットを併せ持った医療施設をつくりたかった」と話す川村院長。毎日訪れる多数の患者と大学病院時代を凌ぐ手術数から、自身の理想するクリニックが長年症状に悩む患者たちに受け入れられているという手ごたえを感じている。2004年のクリニック開設に至った経緯や、自作のイラストとともに病気を詳細に説明するホームページなどに込められた、川村院長の思いを聞いた。
(取材日2017年6月2日)

鼻の手術の研鑽を重ね、日帰り手術のクリニックを開業

開業前はさまざまな医療機関で、重要なポストを経験されていましたね。

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卒業した関西医科大学の大学病院を始め、済生会野江病院や沖縄県立宮古病院などに勤めました。特に鼻の手術に力を注ぎ、関西医科大学附属洛西ニュータウン病院の部長だった1993年には「アレルギー性鼻炎に対するレーザー手術」を研究テーマに医学博士を取得しています。岩野耳鼻咽喉科サージセンターで副院長をしていた時、切磋琢磨しながら仕事をしていた先生らが開業していることにも刺激され、自身の医院を持つことを決意しました。開業当初から鼻の手術をメインにしたいと考えていましたが、10年以上前は病床を持たず日帰りの手術のみをするクリニックはほとんどありませんでした。しかし多くの医療機関を経験したからこそ、大規模病院と従来のクリニックの足りないところがわかります。それぞれのデメリットをカバーした、患者さんの負担を大きく軽減できるクリニックをつくりたいと思いました。

この地域に開業されたのはどのような理由からですか? 

以前の住居や勤めていた病院からも近く、土地勘があったことから決めました。当院で行うのは局所麻酔の日帰り手術ですが、連携できる病院が近くにあれば、全身麻酔をする入院手術が必要な患者さんがいてもすぐに紹介できます。その場合でも執刀は私が担当できることもありますし、患者さんの安心感にもつながる良い場所だと思いました。駅からも近いので遠くから来院される方にも利便性が良く、大阪内環状線沿いにあるので車でも来ていただきやすいでしょう。近隣に駐車場も用意しています。

どのような患者層が来院されますか? 

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おかげさまで近隣地域からだけでなく関西圏を中心に、北海道や沖縄の方まで多くの患者さんに来院していただいています。開業当初から開設しているホームページを見て来られる方が多いですね。ホームページには医院の紹介や基本理念などのほか、私の手術成績や患者さんの声まで掲載しています。今まで症状がなかなか改善されなかった方が訪ねて来られますね。インターネットで調べてくる方は20代から50代が多いです。

患者の負担を軽減した、一貫性ある医療をめざして

どのようなクリニックを理想とされていたのでしょうか。

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経験のある医師が、最初から最後まで一貫して診るという医療がしたかったのです。大規模病院では、診察や検査予約をして、検査を受け、また結果を聞きに後日出直し、やっと診断と治療方針が決まるというケースが多々あります。治療が始まるまでに半日つぶれてしまうことが3度も続くのは大変ですよね。途中で担当医が変わってしまうことだってあります。当院では数分で結果が出るCTを導入していますので、その日のうちに説明し、治療方針が立てられます。説明して手術が必要となっても当院で完結できますし、1泊入院の手術となっても場所は変わりますが私が担当できます。私には多くの手術経験がありますし、手術器具も大規模病院と同レベルの物を準備しました。専門性の高い診断と治療を迅速に提供することが、開業する上での私の理想とするクリニックの姿でした。

開業して10年以上がたち、手応えは感じられていらっしゃいますか?

開業以来、予想以上に多くの患者さんに来ていただき、専門性のある一貫した治療というもののニーズの高さを改めて感じています。鼻の症状でずっと悩んでいた方がホームページなどで私の経歴を知り、検査を求めて来院されることが多いので、CTやファイバースコープ検査によりどうしてもかかってしまう費用についてもご理解いただけています。私の理想とする医療と、最後までしっかりと診てほしいという患者さんの希望が合致したのでしょう。また日帰り手術をする女性の比率は4割ほどですが、想像以上に多かったですね。もっと日帰りを不安視されるかと思いましたが、実際は自分がいないと家庭が回らないとわかっている女性のほうが、早く復帰できる日帰り手術を望まれます。

院内はバリアフリー対策もされていますね。

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エントランスにはスロープを設けているので、車いすの方にも安心して受診していただけると思います。大阪府の「人にやさしいまちづくり条例」により、高齢者や障害がある方にも安心して利用できる施設に認められる「整備基準適合証」も交付されています。待合室はなるべくゆったりとしたスペースを取り、キッズコーナーも備えました。お子さん連れでも退屈したり、大人の間で窮屈な思いをしたりしないように配慮しています。ただ、当院は子どもの患者さん自体は少なめですね。私は必要な分の薬を処方して2週間に1度くらいの間隔で診ることが多いです。私にも子どもがいますので、通院させる大変さもわかりますからね。子どもにも大人にも、診療の負担はなるべく減らしたいと思っています。

趣味と実益を兼ねた自作イラストが温かく患者を迎える

先生はイラストがお得意で、駐輪場のタイルの絵もご自身で描かれたそうですね。

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ソフトを用いてパソコンで絵を描いています。駐輪場のマークや、象やキリンのイラストは私が描いたものをタイルに焼きつけてもらい使用しました。ホームページで症状などを説明している図も私の作です。両親ともに医師だったので、自分も医師になろうという気持ちは中学生の頃からありましたが、大勢でクリエイティブなものを作ることが好きだったので、一時は映像制作のような仕事に憧れたこともありました。イラストは趣味ですが、創造的なことをしたいという気持ちに合ったのでしょうね。勉強会での発表資料にイラストを描いてプレゼンテーションするとわかりやすくなるので、仕事にも十分生きています。

診療後や休日はどのようにお過ごしですか? 

食べることは好きですね。開業して機会は減りましたが、ゴルフもします。毎日していることはジョギングです。自宅で開業してからは毎日、意識して走ったり動いたりしています。放っておくとまったく運動しなくなりますからね。3年前に柴犬を飼い始めてからは妻と交代で散歩していますので、犬と歩くか1人で走るかになりました。気持ちいいですよ。真冬は嫌になるときもありますが(笑)、運動不足の解消にもなりますし、リフレッシュにもなりますよね。診察前に走って、風呂に入ってすっきりとした気分で診察に向かいます。

読者にメッセージをお願いします。

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当院は耳鼻咽喉科で、特に鼻、副鼻腔、いびき、無呼吸の症状が専門です。今まで何度も診察を受けてきたのに、自分がどのような状態にあり、どのような治療が必要なのかはっきりわからないという方もいらっしゃるのではないでしょうか。そのような方はぜひ一度、当院をお訪ねください。しっかりと検査して、お話しさせていただきます。例えばいびきや無呼吸の症状であれば、当院では鼻が狭いのか喉の状態が原因なのかなどを診断し、症状に合った対応をいたします。もちろん手術が役立つ方もいれば、どうやっても完治しない方もいます。しかしそのような場合でもあらゆる対処を考え、丁寧に説明いたします。ホームページではクリニックの紹介だけでなく、病気の解説と治療法や手術の紹介も掲載しています。ぜひご覧になり、適切な病院選びに役立てていただきたいと思います。

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