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今村 修三 副院長の独自取材記事

医療法人今村クリニック

(寝屋川市/香里園駅)

最終更新日:2026/07/27

今村修三副院長 医療法人今村クリニック main

京阪本線・香里園駅より徒歩10分。寝屋川市に根づき、25年以上地域医療を支え続けている「今村クリニック」は、今村稔理事長と今村修三副院長による二診体制で、内科・糖尿病内科・小児科を中心に幅広い診療に対応する地域の頼れるかかりつけ医だ。「とにかく地域の皆さんのためになることを考え、実行することが当院の役割だと思っています」と笑顔で語るのは今村副院長。2025年には訪問診療も再開し、地域のニーズに応じた医療を提供するべく、長く地域医療に携わってきたベテランスタッフとともに力を尽くしているという。今回は、地域に寄り添う診療を続ける同院の特徴や、今後の展望について話を聞いた。

(取材日2026年6月17日)

地域に根差し、幅広い世代に対応するクリニック

まずはクリニックのご紹介からお願いします。

今村修三副院長 医療法人今村クリニック1

当院は、私の父である今村稔理事長が2000年に開院した地域密着型のクリニックです。内科・糖尿病内科・小児科を診療し、生後数ヵ月の赤ちゃんからおじいちゃん・おばあちゃんまで、幅広い年代の患者さんに対応しているのが特徴です。風邪や胃腸炎、高血圧症、脂質異常症などの日常的な疾患から、糖尿病や内分泌疾患に対する専門的な診療、さらには予防医療まで一貫して対応できる体制を整えており、地域の「かかりつけ医」として、些細な体調変化から慢性疾患の長期管理まで安心してご相談いただける環境づくりに努めています。2025年4月からは私も副院長として診療に加わり、理事長と協力しながら、これまで以上に地域の皆さんのための医療を追求しているところです。

副院長に就任することになった経緯を聞かせてください。

私は寝屋川市で生まれ育ちましたし、医師として働く父の背中を見ていましたから、幼い頃から慣れ親しんだこの地域で医療に携わることは自分にとって自然な流れだなと思っています。その証拠に、幼い頃は国語の先生になりたいと思っていた時期もあったのですが、高校生頃から本当に自然に医師を志すようになりました。医学部卒業後は、父の影響に加え、急性期疾患よりも糖尿病などの慢性疾患管理に関心を持ったことから、大学病院や関連施設で内分泌領域を中心に研鑽を積みました。先進医療にも多くふれる中で、この経験を地域医療に還元したいという思いが強くなっていきましたし、父のクリニックを継承したいと考えたこともあって、内科と小児科診療についても研鑽を積み、幅広い世代に対応できる自信を持てたことから、副院長として診療に加わることとなりました。

どんな患者さんがいらっしゃっていますか?

今村修三副院長 医療法人今村クリニック2

地域にお住まいの方々が中心です。小児では発熱や感染症、アレルギーなどのご相談が多く、成人以降は高血圧症や糖尿病、脂質異常症といった生活習慣病の相談が多いです。もちろん、風邪や胃腸炎などの急性症状で受診される方や、甲状腺疾患など専門性を求めて受診される方もいらっしゃいます。世代を問わず「なんでも相談できる場所」であることを大切にしていますので、些細な相談のために受診していただくのも大歓迎です。当院には開院当初から勤務しているベテランスタッフも多く在籍しており、地域の皆さんとは顔なじみの関係が築かれています。スタッフと患者さんとのコミュニケーションも活発ですから、初めての方でも安心して受診していただけるのではないかと思います。

小児や訪問診療にも対応し、地域の不安を取り除く

診療で大切にしていることはありますか?

今村修三副院長 医療法人今村クリニック3

急性期の疾患では、まず患者さんに安心していただくことを最も大切にしています。発熱や痛みなど、つらい症状を抱えて受診されているわけですから、帰宅される際には少しでも不安が軽くなり、安心して過ごしていただけるような診断やアドバイスができるよう心がけています。中でも、病気や症状についてのわかりやすい説明には注力していますね。専門的な内容であっても、できるだけかみ砕いて伝え、ご自身の状態を理解していただくことで、治療への納得感につなげています。慢性疾患においては、症状がない中でも治療を継続していただく必要があるため、モチベーションを保てるようなコミュニケーションを重視しています。無理強いするのではなく、長期にわたって伴走する姿勢を大切にしています。

小児の診療についてはいかがですか?

小児の診療では、お子さん自身はもちろん、まずは保護者の方の不安をしっかり受け止めることを大切にしています。その上で、使用している薬がなぜ必要なのか、どのような病気でどんな経過が予想されるか、またどのような症状が出たら再受診すべきかなどを、丁寧にわかりやすく説明することを心がけています。病気のわが子と不安なまま自宅で過ごすのは、ご家族にとっても大きなストレスになってしまいます。特に生後数ヵ月の免疫が未熟な乳幼児の発熱は不安も大きいかと思いますので、自宅での経過観察が可能か、あるいは大きな医療機関での対応が必要かといった判断を丁寧にしています。親御さんの安心感を考慮しながら、適切な判断をすることが、当院の小児科診療の基本姿勢です。

訪問診療にも注力されていますね。

今村修三副院長 医療法人今村クリニック4

地域の高齢化が進む中で、訪問診療のニーズは非常に高まっていますが、実際に対応できる医療機関はまだ多くないのが現状です。当院でも一度体制が整わず休止していましたが、私が副院長に就任したことをきっかけに再開し、改めて体制を整えました。在宅診療では、通院が難しい方のもとへ定期的に訪問し、診療や薬の調整、体調管理を行っているだけでなく、電話連絡があれば24時間迅速に判断・対応できる体制も整えています。訪問診療は、ご自宅での生活環境やご家族の状況も含めて診られるため、より深い理解につながる点が良いところ。私はこの在宅診療という形がとても好きなので、患者さんの生活により近い距離で関われることにやりがいを感じています。

地域にとって、本当に頼りになるクリニックでありたい

院内の連携や医療機関との連携についてはいかがですか?

今村修三副院長 医療法人今村クリニック5

院内では医師だけでなく、看護師や受付スタッフを含めたチーム全体で情報を共有しながら診療にあたっています。スタッフは患者さんの背景や普段の様子をよく理解してくれています。些細な変化にも気づいて診療をサポートしてくれる大きな存在です。また理事長とも日々助け合いながら診療を行っています。理事長は常に患者さんのことを第一に考え、新しいことにも積極的に取り組む医師です。父なので照れ臭く、普段から口に出すことはありませんが、同じ医師として尊敬しています。さらに地域の基幹病院や専門医療機関とも良好な連携体制を築いており、検査や入院が必要な場合には速やかに適切な医療へとつなげることができています。クリニック単体で完結するのではなく、地域全体で患者さんを支える医療を意識しながら診療を行っています。

医師としてやりがいを感じる瞬間を教えてください。

医師としてやりがいを感じるのは、患者さんから「先生に会うと元気が出る」と言っていただけたときや、安心した表情で帰っていかれる瞬間です。特に高齢の患者さんからそうした言葉をいただくと、自分の関わりが少しでも力になれているのだと実感し、大きな励みになります。また、糖尿病や甲状腺疾患などの慢性疾患では、治療によってその後の人生をより良くすることをめざす過程に関われることに喜びを感じます。患者さんに理解していただけるよう説明し、行動の変化につなげることや、若い患者さんが長く健康に生活できるように支えることも大きなやりがいです。もともと人に教えたり伝えたりすることが好きですから、医療を通じて患者さんの理解や行動の変化に関われることに、喜びと充実感を感じています。

最後に、地域の皆さんへのメッセージと今後の展望をお願いします。

今村修三副院長 医療法人今村クリニック6

今後も、皆さんにとって本当に頼りになるクリニックであり続けたいと考えています。内科・小児科の外来診療はもちろん、生活習慣病の管理や予防医療、そして在宅医療まで含めて、切れ目のない医療を提供できる体制をさらに強化していきます。また、高齢化が進む中で、「通院が難しくなっても安心して暮らし続けられること」の価値は非常に大きいと感じています。この地域で当院が果たせる役割をしっかりと意識し、必要なときにすぐ相談できる存在であり続けたいです。そのために、地域の皆さんにとって、体調のことはもちろん、ちょっとした不安でも気軽に相談できる“身近なかかりつけ医”として、今後も丁寧な診療を積み重ねていきます。どんな小さなことでも構いませんので、お気軽にご相談いただければと思います。