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森岡 敦 院長の独自取材記事

森岡歯科医院

(大阪市城東区/京橋駅)

最終更新日:2019/08/28

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鉄道各線が乗り入れ、毎日多くの人が行き交う交通の要衝とも言える京橋駅。駅から徒歩5分と交通アクセス抜群な立地にある「医療法人 森岡歯科医院」は2017年に全面リニューアル。一軒家を改装したアットホームなクリニックで、待合室のガラス窓には木の葉柄のデザインが施され、院内はナチュラルな木目調で統一されており優しい雰囲気。「患者さんが笑顔で帰ってくれるのが一番うれしいですね」と、穏やかな笑顔で語る森岡敦院長は、できるだけ削らず、長く自分の歯を残すための予防歯科に特に注力している。地域の患者や京橋周辺で勤めるビジネスパーソンの診療はもちろん、訪問診療や障害者診療にも力を入れている森岡院長に、そこに至る経緯や予防歯科の大切さなどについて話を聞いた。
(再取材日2018年10月12日)

リニューアルでさらに居心地の良いクリニックを

前回の取材から1年半ほどたちますが、変わったことはありますか?

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クリニックを全面リニューアルしました。患者さんが気軽に来院できるように、自然感を大切にナチュラルでアットホームな感じをめざしました。診療室もチェアを1台増やし、より多くの患者さんを診れるようにしました。今までは地域の患者さんがメインだったのですが、クリニックをリニューアルし、ホームページも一新したことで、京橋周辺で働くビジネスマンの方も多く来院されるようになりましたね。今までは初診で来られる場合、痛みなどの症状がある人がほとんどだったんですが、最近では症状がなくても検診をしてほしい、と初診で来られる人がかなり増えてきました。予防歯科の認識が広がってきているのかなと感じていますね。

クリニックの目の前の技工所はお父さまが経営されているそうですね。

そうなんです。うちのクリニックと父の技工所が連携することで、他にはない良いものを提供できるのではないかと思っています。一般的なクリニックの場合、実際に患者さんの歯を、技工士が直接目で見て作ることは少ないと思うのですが、うちでは技工士が直接患者さんの歯を見に来てくれるので、入れ歯であったり、かぶせ物であったり、その場で生きた歯の色を実際に見ながら患者さんと相談しつつ細かな調整を行うことができます。また、作った後で違和感を感じたり、合わない部分があったりしても技工士の目で見てもらうことができますし、入れ歯が壊れた場合もすぐに修理できるところが患者さんにとってもメリットだと思いますね。

スタッフはどのような方たちですか?

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当院のスタッフは一番長い人で14年、短くても10年近く勤めてくれている人たちです。いつも和気あいあいとした雰囲気でクリニックを明るくしてくれていますね。スタッフが長く勤めてくれているおかげで患者さんとの信頼関係もとても深くなっています。患者さんに対しても明るく声かけしてくれたり、楽しく世間話で盛り上がったりとアットホームなクリニックづくりにとても一生懸命力を注いでくれていて感謝しています。スタッフに感謝の気持ちをこめて、たまにアイスクリームなど差し入れしています(笑)。

患者とともに根本原因を追究し、再発防止を徹底

クリニックの特徴を教えてください。

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予防歯科をメインにしています。極力歯を削らないということを大事にしていて、患者さんにもそのように説明しています。初診では必ず口腔内写真を撮らせてもらっていて、実際に患者さんに見てもらいながら今の状態や治療方針を説明しています。治療後と比較することもできますしね。写真を撮ることで患者さん自身も鏡で見るよりイメージがつきやすく、今の状態をしっかりと把握することができ、治療のモチベーションにもなります。歯を長く残していくためには患者さん本人のモチベーションがとても大切なんですよ。

歯を長く残すために具体的に取り組まれていることを教えてください。

例えば虫歯があるからといって、いきなり歯を削ることはありません。痛みがない人であればセメントを詰めさせてもらって、口腔写真を見ながら状況を説明します。まずは治療の前に、しっかりとお口の中の環境を整えてから治療することが大事なんです。穴が開いているからといって削って詰めるだけでは必ずといっていいほどその下で再び虫歯になってくるんですね。だから、「予後を考えて、口腔環境を整えてから治療していきますよ」ということをしっかりと患者さんにお伝えしています。どうしてもブラッシングだけでは100%取り切るのは難しいので、当院ではフッ素洗口によってフッ素を補って歯を強くしていこうという方針で行っています。そして治療にあたって「どうして虫歯になったのか」という根本原因と向き合うことがとても大事ですね。

根本原因は具体的にどのようなことが考えられますか?

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虫歯であれば圧倒的に多いのが間食じゃないかと思います。特に今まで虫歯がなかったのに、定年退職をされてから虫歯になって来院される方がいらっしゃいます。そういう方の場合、家にいる時間が長くなって、食習慣が変わりちょこちょこ間食していることが虫歯の原因になっていることが多いですね。「けっこう間食されますか?」と伺っても患者さん自身には自覚がなく、「していないよ」と返答されることも多いので、うちでは間食カードを用意して一日に食べているものを記録してもらっています。記録をすることで、患者さん自身に「思ったよりも食べているな」という気づきを見つけてもらうきっかけになればと思います。

通いたくても通えないをなくすため、幅広い診療を実施

訪問診療もされているそうですが、始められたきっかけをお聞かせください。

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クリニックに行きたくても行けない、という声を頂いたのと、クリニックの中で診療するだけでなく、外に出ることでいろんな発見や気づきがあるのではないか、と思ったのがきっかけで約15年前に始めました。当院では一通り必要な設備があるので、虫歯の治療、クリーニング、入れ歯の作製など、クリニックで行う治療は訪問診療でも行えます。訪問診療の場合、患者さんのおうちの中に上がらせてもらうので、生活環境も見えますしとても近しくなれるんですよね。世間話をしたり、ご家族ともお話ししたりとアットホームな環境でとても楽しいですよ。訪問診療で心がけていることは「無理な治療はしないこと」。患者さんの体に負担のないように治療することを一番に考えるようにしていますね。

障害のある方への治療にも力を入れていきたいとお考えなんだとか。

障害がある方はなかなか町のクリニックに来づらい、というお話をよく聞きます。実際に保護者の方とお話しする機会があって、「どこで診てもらえば良いかわからないから、大学病院の障害者歯科に行っているけど、検診だけとか簡単な診療の場合は町の歯医者さんで診てくれたらとても助かるのに」というお話を聞きました。それならうちでやれたらいいな、と思ったんです。実際に大学病院の障害者歯科の先生とお話ししても、検診や症状が軽度の患者さんも多く、人手不足で手が回らないから町のクリニックでも診療してくれたら助かる、というお話も聞きました。患者さん側も大学病院側も町のクリニックで診てもらえたら助かると思っているのに、受け入れ先が少ないのが現状なんです。だからこそ、積極的に力を入れていきたいと思いますね。

先生の診療におけるモットーをお聞かせください。

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「きっちりと説明して自分の想いを伝えること」です。患者さんの中には見た目を良くするために、健康な歯も削ってかぶせてほしいとおっしゃる方もいます。でも、健康な歯を削ってしまうと元にはもどりませんし、虫歯になるリスクも高まります。二次虫歯になり、神経を抜かなくてはいけないこともあります。神経を取った歯は、生きている歯に比べて弱いので、歯根破折してしまうことも。開業して18年で勤務医時代から合わせると約25年近く患者さんの歯を診てきて、やはり健康な歯に勝るものはないと思います。人生100年時代ともいわれていますよね。100年自分の歯を持つためにはやはり削らないことが一番なので、しっかりと自分の想いを伝えるようにしています。今後も患者さんが安心できるような診療を心がけていますので、気軽に来院してもらえたらと思いますね。

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