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竹田 宏 院長の独自取材記事

竹田クリニック

(川越市/新河岸駅)

最終更新日:2020/04/01

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東武東上線新河岸駅より徒歩7分、メディカルフォレスト川越内にある「竹田クリニック」。広大な敷地内には広々とした駐車場を完備し、腎クリニックや歯科医院、薬局などが隣接する。院長の竹田宏先生は、埼玉医科大学総合医療センターで11年勤務し、南古谷病院で循環器内科部長を務めた後、2003年に同院を開業。専門である心筋梗塞や狭心症といった循環器疾患をはじめ、高血圧や糖尿病、高脂血症といった生活習慣病の治療、健康診断など、地域のかかりつけ医として幅広い内科診療を行っている。「患者さんを適切な治療ができる環境へと導いてあげることが大切」と話す竹田院長に、クリニックの特徴や診療方針から、プライベートの話までたっぷりと聞いた。
(取材日2016年8月24日)

適した治療が受けられるよう導く地域のホームドクター

クリニックの特徴を教えてください。

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当院は循環器内科をメインに診療しているクリニックです。狭心症や心筋梗塞といった心臓疾患の診療と、それを引き起こす高血圧や糖尿病、高脂血症といった疾患の治療を主に行っています。もちろん地域の医院ですから、風邪や腹痛、喉の痛みといった病気にも対応します。風邪などの病気を除けば患者さんの7~8割方は、循環器疾患をお持ちの方。当院が循環器内科を標榜していることもあって、ご高齢の方が多いですね。一番上は95歳ぐらいでしょうか。皆さんこの地域に昔から住んでいる方で、開業して13年目になりますが、開業当初から長く通ってもらっています。

診療方針を教えてください。

私は町のホームドクターとして、患者さんを適切な治療方法や医療機関へと導いてあげることが大切だと考えています。患者さんの病気によっては当院よりも高度な設備があり専門の治療が受けられる病院があります。当院ではまず診断を行って、「この人はあの先生、あの病院で治療を受けたほうがいいな」と思ったら、なるべく迅速に患者さんがより良い治療を受けられる環境へとつなげていくようにしています。でも、重大な病気で来院される方はそんなにいないので、日常の業務では心筋梗塞、狭心症といった重大な病気が起こらないように高血圧や糖尿病、高脂血症といった疾患の管理をきちんと行うようにしています。

近隣の病院と、どのような医療連携を図っていますか?

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私は埼玉医科大学総合医療センターの第3内科(循環器・呼吸器)で11年勤務していたので医局とのつながりがあり、教授も含め知り合いがたくさんいます。ですから、何か問題のある患者さんがいれば埼玉医科大学総合医療センターを紹介することができますし、急性心筋梗塞など緊急性の高いケースでも、電話を1本入れれば受け入れ対応をしてもらえます。逆に、心臓バイパス手術など大きな手術をした後の患者さんの経過フォローを、埼玉医科大学総合医療センターからお願いされて診るということもあるんです。そういうスムーズな連携が図れていると思います。

患者の声によく耳を傾ける循環器の専門家

竹田院長のご専門は何ですか?

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専門は狭心症や心筋梗塞、心臓弁膜症、心筋症といった心臓疾患です。長年、埼玉医科大学総合医療センターで、外来診察や心筋梗塞の心臓カテーテル検査および治療などを行っていました。数多くの症例を診てきた経験から、専門の循環器疾患に関する問診、エックス線写真や心電図の読み取り、診断といったスキルは大学病院にいる専門の医師と同じレベルでできると自負しています。連携を図っている埼玉医科大学総合医療センターの医師たちも、私がそのようなスキルを持っていることがわかっているから、手術後の患者の経過観察を委ねてくれると思うんです。また、患者さんの中にはインターネットか何かから情報を得て、日本循環器学会認定循環器専門医だからということで遠方からやってくる人もいますよ。ただ診察してみるとあまり深刻な症状の方は、いらっしゃらないんですけどね(笑)。

診療において心がけていることを教えてください。

とにかく患者さんを急かさないことですね。診察の際に、診療室からマイクで待合室にいる患者さんを呼ぶのですが、ゆっくりはっきりと話すようにしています。ご高齢の方が多いので、早く言われても聞き取りにくいと思いますので。ご自分の名前が呼ばれているのを聞いたら、ゆっくり診療室まで来てもらえればと思います。また、患者さんの言うことをよく聞くようにしています。待合室で事前に問診票を書いてもらっていますが初めはそれを見ないで、ご自分の言葉で話してもらうことを大切にしています。患者さんからきちんと話を聞くという問診がしっかりできれば、症状の原因や病気が8割、9割わかるものです。病気にはそれぞれ発症する男女比・年齢比といった特徴がありますので、話を聞いていく中で当てはまる病気を予測していきます。その上で検査をしてみると、「ああやっぱりこの病気だ」というふうになるんですね。

患者さんとの印象的なエピソードを教えてください。

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循環器の医師をやっていて一番ショックなのは、外来で継続的に診ていた人が突然亡くなってしまうことですね。もう、これは心臓の病気であると、どうしようもないということもあるんですけどね。例えば、心筋梗塞の患者さんを当院で長く診ていたのですが、ある時ご家族から電話で「○○が亡くなった」という連絡をもらうことがあります。これはこたえますね。また、うれしいエピソードというのは、当院で診断した患者さんを大学病院に紹介してしばらくたってから、そこの医師から「ご診断のとおりでした。今後もよろしくお願いします」という連絡をいただくことですね。患者さんの家族からも感謝の言葉を言ってもらえたり。こういう時に、医師になってよかったなって思います。

地域の患者の健康を保つためのサポートをしていきたい

医師をめざしたきっかけを教えてください。

私の母は乳がんで亡くなっているんです。母は当時48歳でした。6年くらい闘病していて、病気が見つかったのは私が中学1年の時。手術したけど、その後結局転移してしまったんです。闘病している姿をずっと見ていました。母が亡くなった時に私はちょうど浪人生で、最初は理工学部に行こうと思っていたんですが、母のこともありだんだんと医学部に行きたいなと思うようになったんです。あと決定的だったのは1965年公開の有名な医療映画ですね。私ぐらいの年代で医師になった人の中には、この映画がきっかけで医師をめざした人が結構います。それぐらい影響力のある映画なんですね。

リフレッシュ方法や休日の過ごし方を教えてください。

毎朝ラジオ体操と、昼にウォーキングを欠かさずやっています。以前はジムで水泳もしていました。やっぱり人に健康を勧める仕事ですから、自分も健康でいなければいけませんよね。患者さんも医師が元気じゃないと不安になってしまうと思いますし。あとは読書、音楽鑑賞とか好きですね。ゴルフや、いわゆるお金のかかる遊びはしません。また、私は長野の信州大学の出身で、学生時代は3,000m級の北アルプスや富士山によく登ったりしていたんです。また山登りを復活させて、まずは群馬や秩父の山にチャレンジしてみたいですね。

最後に、今後の展望を教えてください。

特に専門の循環器疾患の治療に対しては、しっかり対応していきたいです。地域に住む患者さんが「胸が痛い」「動悸がする」と来院したら正確に診断し、ベストな治療ができる環境へ導いてあげたいですね。また、高血圧や糖尿病といった慢性疾患を持っている患者さんの管理をしっかり行って、その方が入院にならないようにサポートしてあげたいですね。今後も地域の患者さんの健康を保つためのサポートをしていきたいと思います。

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