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渡邉 浩 院長の独自取材記事

渡辺クリニック

(世田谷区/千歳船橋駅)

最終更新日:2020/04/01

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2003年の開業以来、世田谷区桜丘の地で幅広い年代の地域住民の健康を支えてきた「渡辺クリニック」。世田谷出身の渡邉浩院長は、内科と小児科の2本柱の診療を行いながら、医院の外では地元の中学校・高校の校医や保育園の園医を務めるなど、地域医療に力を注いでいる。診療では患者第一の姿勢を貫き、一人ひとりの話に親身に耳を傾け、同じ目線で適切な治療法を考えていく。その温かい人柄に信頼を寄せる患者も多く、一家4世代にわたって通う地域住民もいるそうだ。今回はそんな渡邉院長に、診療する上で大切にしていることや医師をめざしたきっかけ、また自身が愛する地域への思いをじっくりと聞かせてもらった。
(取材日2017年9月20日)

内科と小児科のプロとして、地域密着型の温かい診療を

この地域に開業した理由をお聞かせください。

私は生まれも育ちも世田谷で、「開業するなら地元で」という思いがありました。また、ここは地域の小学校や中学校も近いため、「地域に密着した診療を提供する」という自分の希望を実現できると思い、今の場所を選びました。開業して今年で15年目ですが、おかげさまで0歳から100歳を超える方まで、実に幅広い年齢層の患者さんが来院されています。ただ、開業当初に比べて近辺に小児科医院が増えたこともあり、現在は割と大人の方が多いですね。とはいえ、プロとして内科と小児科、どちらも同じように専門性の高い診療の提供を心がける姿勢は以前から変わりません。スタッフもベテランぞろいでお子さんへの接し方も慣れていますので、親子連れの方も遠慮なく来ていただいて大丈夫です。実際に、ご家族一緒に診察してほしいという方もいて、お子さん2人とお母さんと3人一緒に診察室に入ってもらい、順番に診察することもあります。

診療に関して工夫していることはありますか?

午前中は風邪症状のほか、高血圧症・脂質異常症・糖尿病など生活習慣病や、気管支喘息などの慢性疾患をお持ちの方の定期的な診療が中心です。効率良く定期診察を受けていただけるよう、30分に1人限定で診察の事前予約を行っています。一般診察の患者さんの診察の合間に、ご予約いただいた時間帯の中でお呼びします。午後になると、幼児や小学生などが親御さんと一緒に来院されます。また、赤ちゃんの予防接種や乳児健診でいらっしゃる方も。院内感染を防ぐ目的で、午後の診療時間の前に健診と予防接種専用の時間帯を設けています。また今年からは木曜午後の診療をなくして、終日休診だった水曜午後の診療を開始しました。風邪やインフルエンザなど急性疾患の患者さんにとって、受診した翌日にその医院が休みだと、万が一体調が悪くなったとき、相談する場所がなくなってしまいます。ですので、平日は午前か午後のいずれか一方は医院を開くようにしました。

開業までのご経歴について教えてください。

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東京慈恵会医科大学を卒業し、附属病院の内科で約12年間、血液・腫瘍を専門に診療を行いました。また、その頃は別の病院へ派遣されることもあったのですが、その病院が地域医療に熱心な病院でした。そこで約10年間診療するうちに、自分が求めているのは幅広い年代の患者さんに対応できる、地域密着型の医療だと確信しました。大学の医局を退局後も個人病院の内科や小児科で地域医療を続けました。さまざまな診療経験を積んだ上で、自分のめざす医療を実現するために開業した次第です。

想いやりの気持ちを大切に、患者目線で病に向き合う

診療の際に心がけていることはありますか?

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まずは、想いやりの気持ちを持って患者さんの話に耳を傾け、同じ目線で病に向き合うこと。また、的確な診療はもとより患者さんが何を求めているのか、医学的に何をすることが必要なのかを常に考えています。これは大学時代に、「病気ばかりを診ず、病に悩む患者さんの全体を診よ」と教育されてきたこともあり、僕の中に自然に根付いている感覚です。また、基本的には患者さんご自身に病気を正しく理解していただくことから始めます。治療について丁寧に説明して、患者さんが十分理解されるまで話し合い、ご本人が納得できる治療法を選んでいただきます。もし患者さんが間違った方針を選択された場合、修正はさせていただきますが、すべてを否定するのではなく相談しながら決めていきます。またお薬の調整についても、できる限りご本人に合ったお薬を、ご本人の意見を尊重して考えますので、不安や疑問がある方はお気軽にご相談ください。

得意な治療分野は何でしょうか?

大学病院では血液が専門だったので、貧血などの血液疾患や造血器疾患、免疫疾患については専門性の高い診療ができます。また気管支炎などの呼吸器疾患や、喘息などのアレルギー疾患の治療も得意分野の一つです。当院でも喘息の患者さんは多く、症状の軽い方から重い方までさまざまですが、大人になってから発症する方は多少治療が難しいケースもあります。一方、症状が軽い方だと、まずは病識を持っていただくことが大事です。「喘息=不治の病」といったイメージがいまだに残っており、喘息と診断されると不安を抱く方も多いのですが、的確な治療をすれば症状のコントロールを図ることも可能です。わかりやすい言葉で、病気を正しく理解してもらえるように時間をかけて説明していきます。

開業して良かったと思うのはどんな時でしょうか?

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患者さんとの信頼関係がこの15年をかけて少しずつ築き上げられ、開院当初から長く通ってくださっている方や、家族ぐるみのお付き合いの方も随分増えました。初めて来院された時はまだ2〜3歳だった子が、中学生・高校生になっているのですから、感慨深いものがあります。中にはおばあちゃんからひ孫まで4世代にわたって診させていただくご家庭も。そうして子どもたちの成長を身近に感じられること、ご家族のホームドクターとして地域とともに成長していけることが、私にとって一番の喜びです。また、医師としてのやりがいでもあります。

常に連絡を取れる体制を敷き、患者を24時間見守る

医師をめざすきっかけは何だったのでしょうか?

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両親が歯科医師だったので、医療は小さい頃から割と身近なものでした。医師をめざす大きなきっかけは、小さい頃からのかかりつけの先生です。口数は少ないのですが医師としてのオーラがあり、丁寧に時間をかけて診察をして判断も的確。必要なことをわかりやすい言葉できちんと伝えてくれる。子どもながらに「かっこいいな、将来はあの先生みたいになりたい」といつも思っていました。父が夜中に具合が悪くなった時も、飛んで来てくださって。「すべては患者さんのために」というまったくぶれない信念のようなものを感じました。「大変な仕事だろうけど、とても魅力的な仕事」と、僕の目には映っていたと思います。

プライベートでは、どのように過ごされていますか?

小さい頃にエレクトーンを習っていたり、高校の時にアマチュアバンドでキーボードを担当したりと、昔から音楽が好きなので、時間を見つけて楽器を演奏しています。高校時代のバンド仲間とは、今でも時々スタジオで音を出したり、ライブハウスでライブをしたりすることも。ただ、みんなそれぞれ忙しいので、なかなか集まれないんですけどね。また、その昔は野球少年で、中学では軟式野球を、大学では硬式野球をやっていました。母校の大学の野球部は5年の夏には引退するのが通例ですが、僕は「いい加減やめてくれ(笑)」と言われながらも、6年の終わりまで続けました。今は一番下の息子が地域の野球チームに所属していて、週に1回送迎をするほか、僕自身も練習に参加しています。

読者にメッセージをお願いします。

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私は診療中以外でも患者さんと常に連絡が取れるように、携帯電話を肌身離さず持っています。クリニックの掲示板や留守番電話などでも番号はオープンにしていますので、何かあればいつでもご連絡ください。「そうは言っても、院長の携帯を鳴らすのは気が引ける」とおっしゃる方もいますが、緊急の場合は遠慮なさらずにご利用ください。診察できるわけではありませんが、例えばすぐに救急受診をするべきなのか、あるいは少し様子を見るべきなのかなど、緊急時の判断に迷うような場合に的確なアドバイスができれば幸いです。皆さまのかかりつけ医としてできる限りのことはさせていただきますので、小さなことでもお気軽にご相談ください。

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