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越智 敏幸 院長の独自取材記事

おち歯科クリニック

(神戸市西区/伊川谷駅)

最終更新日:2021/12/01

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神戸市営地下鉄西神線の伊川谷駅からバスで約8分、JR明石駅からもバスで15分ほどの場所にある「おち歯科クリニック」は、看板のキリンのイラストが印象的。「患者さんや近所の方にはキリンの先生と呼ばれています」と笑う院長の越智(おち)敏幸先生が同院を開業したのは1997年のこと。長きにわたり住民に愛され、地域の口腔内の健康に寄与し続けている。「口の健康が体の健康をつくり、さらには皆さんの生活の幸せ、まさに“健幸”につながっていきます。歯科医師として患者さんの幸せに貢献したい」と話す越智院長に、治療方針や普段の活動などについて話を聞いた。

(取材日2019年11月13日)

地域に根差し幅広い治療に対応。家族で通える歯科医院

シンボルマークが印象的ですね。

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このキリンは私のイメージで、勤務医時代に患者さんから「先生はキリンに似てる!」と言われたことがありました(笑)。ですので、当院を開院する際にもキリンをモチーフにしたんです。今では患者さんが旅行などに行った際に「先生に似てると思って」と言って、キリンの小物をプレゼントしていただくこともあります。

皆さんに親しまれているのですね。どのような患者さんがいらっしゃいますか。

歯が生え始めた小さなお子さんから義歯やインプラント治療を必要とする高齢の方まで、幅広い年齢層の患者さんがいらしています。近隣に大学もあり、学生さんもいらっしゃいます。20年以上、当地で治療を行っていますが、子どもだった患者さんが、親になってお子さんと来院されたり、帰郷するたびに顔を見せてくれる患者さん、3世代にわたり治療させていただいているご家族も。地域の皆さんに親しんでいただき、幸せな限りです。そして最近感じるのは、患者さんの歯周病に対する意識が高まってきたということ。以前は、力を入れている歯周病治療の重要性をあまりご理解いただけず、継続した治療につなげていくのに苦労しましたが、最近は意識の高い患者さんが増えてきましたね。

歯周病に力を入れてきたのはなぜですか?

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お口の健康を考えたときに、歯そのものはもちろん、土台となる歯肉の状態も非常に重要となります。歯を支える組織が病気では、治療をした歯どころか健康な歯さえ、もたなくなってしまいます。また糖尿病や動脈硬化、早産などの全身の病気を引き起こす原因となることもわかってきました。自覚症状が出にくいので、歯周病に関心を持っていただき、ご自身の状態を正確に知っていただいた上で、治療にのぞめるよう、歯科衛生士と一緒に積極的に取り組んでいます。歯周病は生活習慣病ですから、治療後のホームケアの指導にも力を入れており、定期的に通っていただくことで、患者さんと力を合わせて歯の健康を守っていきたいと思っています。

口腔への関心・理解促進にも尽力

診療の際に心がけていることは?

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自分がされたい治療、そして家族にするような治療を行うことです。痛みを少なくするため、麻酔を打つ際なども細かい部分まで配慮しています。またご自身の大切な歯だからこそ、なるべく削らず、抜かずに治療できるような方法を常に考えています。歯科医師として約30年、技術面でも多くの経験を積んできましたので、できるだけ質の高い治療を提供できるよう日々心がけていますね。またクリニックとしても、治療して終わりではなく、患者さん一人ひとりと長く関われるクリニックをめざしていますので、歯科を受診するハードルをできるだけ下げ、まずは当院に気軽に来てもらえるようにしています。

クリニック=怖い、というイメージをお持ちのお子さんもいらっしゃるのでは……?

いらっしゃいます。初めての来院なのに待合室で既に大泣きなんてこともありますが、それも想像力が豊かな証拠ですね。基本的にお子さんそれぞれのペースに合わせて治療を行っており、お口を開ける練習、道具の紹介から始めることも。またお子さんと同じように治療が不安な親御さんもおられると思うので、その気持ちも踏まえ、基本的に一緒にユニットまで入ってもらっています。お子さんの治療を見ていただくことで、親御さんも新たな気づきがあったり、ご自身の口の中を見直すことにつながる場合もあります。自分も含め、スタッフの中にも子育て経験のある者が多いので、そういった経験も生かし治療を進めるよう心がけています。

「きりんこリボンクラブ」というお子さん向けの啓発活動も行っているとか。

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これは当院に通院いただいているお子さん向けのクラブです。定期的にイベントを開催し、10年以上続けています。今年は“歯医者さん体験”で、自分の歯形を採って模型を作る体験会を開催しました。一方的な勉強会ではなく、自分で手を動かし、体感できるよう気を配っています。こうすることで普段受けている治療がどのようなものか理解でき、口腔内の健康への関心が高まります。歯とは一生のお付き合い、早い段階でそういう意識を持ってもらうことは、お子さんの人生の宝物になると思うんです。また保護者の方にも一緒に参加いただくことで、思いを共有し口腔について家族で考えるきっかけになればいいなと思っています。

食育にも力を入れているとお聞きしました。

歯科って食べることを意識できる絶好の場だと思うんです。あくまで歯科目線で「良い食べ方」をお伝えしたい。例えば小さなお子さんだと、しっかりと両足をつけて食事を行うよう指導するなどです。また、スポーツの記録と噛む力にも、実は密接な関係があります。噛むという行為は本能的に備わっていますが、正しく噛むことは学んで身につけていく部分もあるんです。「噛むこと」の重要さを理解してもらうため、前述のイベントなどで一緒にトレーニング用のグミを作って皆で食べる、ということも。大人の方も同様で、もっと若いときに聞いていればなんてお声もちらほら。食事を楽しみ豊かな人生を歩んでいただけるよう、今後も力を入れていきたいですね。

口の健康をサポート。患者の幸せにつながる診療を

ところで、先生が歯科医師を志したきっかけは?

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中学時代野球部に入っていたのですが、サードで守備をしていたときにファールフライが飛んできて。夢中で取りに行ったところ、資材やフェンスなどがあるところに飛び込んでしまい、救急車で運ばれる大ケガをしました。歯が抜けて、さらに顎の骨も折れ、入院を余儀なくされ何年も歯科に通うことに。ただその時に治療にあたってくれた方がたいへん良い先生で。「これは歯科医師になる運命なのだ」と感じ、歯科医師をめざし始めました。

開業されるまでも多くの経験を積んだとお聞きしました。

私は何か1つの分野に特化した「スペシャリスト」ではなく、なんでも幅広く対応できる「ジェネラリスト」になりたかったんです。ケガをした直後は、「口腔外科の専門家になるぞ」と考えていましたが、徳島大学在学中、さまざまなことに興味がわきまして。「スペシャリスト」になって、1つの分野を追求するよりも、多くのことを自分自身でできる歯科医師でありたいと思うようになりました。そのため卒業後は、小児から成人まで患者層が幅広く、矯正治療や往診、さらに救急車で運ばれてくる口腔外科の患者さんも診ている診療所で勤務を始めました。ただ、勤務医では自分のやりたい治療だけができるわけではないですし、もっと自分が理想とする治療を追及したいと考え、当院を開業しました。この伊川谷を選んだのも、勤務医時代から親しみのある地域の患者さんたちのお役に立ちたいと思ってのことです。

今後の展望と、読者へのメッセージをお願いします。

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長年通院してくださる患者さんの中には、お年を召されて通院が難しくなったり、家族に支えられながら来院いただく患者さんも増えてきました。そうした患者さんたちを守るためにも、今後は訪問診療もできる限り対応していきたいです。自分のやりたい治療・仕事を追求することはもちろん、患者さんが必要なこと、私に求めるものは可能な限り全力で応えたいと思います。当院を選んでくださったのですから、責任を持ちたいです。そして近年、口腔の健康が全身の健康につながることがわかってきました。治療や定期的なクリーニングを含む予防、そして食育も含め、当院では「健口から健康へ、健康から健幸へ」をモットーとして、患者さんと二人三脚で治療を行っていきたいです。皆さんの第一の窓口となる総合歯科でありたいと思っていますので、何か困っていること、相談したいことがあれば、お気軽に来院していただければ幸いです。

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