医療法人 耳鼻咽喉科田辺クリニック

医療法人 耳鼻咽喉科田辺クリニック

田辺 勉院長

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「患者さまとの心の垣根を取って接したい」。インタビューの中で、自身の診療スタイルをこう語ってくれた田辺勉先生。有松インターから車ですぐの「耳鼻咽喉科田辺クリニック」で院長を務めて18年になろうとしている。この近辺が交差点と畑しかなかった頃から、この地で医療を続けてきた。現在は住宅地も増え、若い家族が多く住んでいることもあり、患者は小児とその保護者が中心。「患者さまにはなんでも本音を話してほしい」という先生に、地域医療にかける想いや診療スタイルなどを、幅広く語ってもらった。
(取材日2017年6月6日)

父の姿を見て耳鼻科の医師に。患者との垣根のない医療

―医師をめざしたきっかけは、やはりお父さまの影響が大きいでしょうか?

そうですね。父親が耳鼻科の医師をしていたこともあり、医学の道へ進み耳鼻科医になることは自然なこととして受け入れました。代々耳鼻科医の家系で、私で4代目なんです。途中、学生時代からなじみのあった整形外科とも迷ったのですが、最終的に、内科的な治療も行える耳鼻科を選択しました。その後、実家のクリニックは弟が眼科として継ぐことになり、私は縁あってこの地に開業を決めました。

―このあたりはどんな土地柄でしょうか?

この周辺の住宅は比較的新しく、若いご家族が多いですね。開院して18年経ちますが、開業当時このあたりは本当に何もなくて。クリニックのすぐ近くの交差点が開通したのが4月1日、電話が通ったのが3日、クリニックのオープンが5日というギリギリのスケジュールでした(笑)。この周辺ではここが最初の建物ではないでしょうか。その後、住宅や飲食店ができ、若いご家族が越してこられたことで、当院の患者さまもお子さんやその親御さん世代が多いですね。

―クリニックの診療理念や心がけていることを教えてください。

一番大切にしているのは、患者さまが遠慮なく、心配事や本音を言えるように接することです。患者さまによって、来院動機は違います。説明が詳しく聞きたいのか、いつもの薬を処方してほしいのか、他院では満足のいく治療ができなかったのか、検査をするために来たのか……。そういった動機は、患者さまに直接お聞きしてもなかなか答えてくださることがないんです。怒られるんじゃないか、断られるんじゃないか、という気持ちが働くのでしょうか。私はなるべくそういった垣根を取り除き、なんでも本音が言える関係でいたいと思っています。そのために、最後に必ずお聞きしているのが「他になにかございませんか?」という一言なんです。この一言で、患者さまも「これを伝えたかった」「これを聞きたかった」ということをお話しくださることが多いんですよ。



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