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早川 真人 院長の独自取材記事

日進胃腸科・外科

(日進市/日進駅)

最終更新日:2022/01/18

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日進駅から車で5分、マンションや住宅に囲まれた中に「日進胃腸科・外科」はある。早川真人院長は、「主治医」として患者と向き合いたいとの思いから開業を決めたという。胃の内視鏡検査をはじめとする胃腸科診療や、ケガの外科的処置だけでなく、風邪などの身近な病気から、皮膚疾患やリハビリテーションまで診療の幅は広い。院内で目を引くのは、一面全体が窓になっている広々としたリハビリテーションルーム。明るい部屋から外に広がる風景を見ながら行うリハビリテーションは、気持ちも前向きになるだろう。患者との信頼関係を大切にする同院は、開業以来20年にわたり診療を受ける患者や、3世代にわたって早川院長を頼りに通院する家族もいるという。開業のきっかけや診療にかける思いを聞いた。

(取材日2019年11月26日)

主治医として、患者との信頼関係を築くことが大切

開業されたきっかけからお聞きします。

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開業しようと思ったのは「主治医」になりたいという思いが強かったからです。大学病院で勤務していた時も、たくさんの患者さんを診療し、手術をしてきました。でもそれは、本当の意味での「主治医」とは少し違うと思うんですね。大学病院では、外来診察以外にも手術や研究などやるべきことが多く、スケジュールも決まっていることから、一人の患者さんをずっと診るというのは難しいんです。患者さんの主治医として身近な存在であるほうが僕には向いていると思い、開業を決めました。大学や病院の名前に関係なく、患者さんが、僕自身を見て、僕の診察を受けたいと思って来院してくれる。そんな関係を患者さんと築きたいですね。

診療科目が多いですが、患者層はどのようになっていますか?

この周辺は、マンションと以前からの住宅と両方が混在する地域なので、患者さんはお子さんから高齢者まで幅広いですね。時間帯によって、来院される患者さんの層も違います。午前中は整形外科やリハビリテーションにいらっしゃるご高齢の方、午後はケガの治療のお子さんたちが多いです。そして夜は会社帰りの方ですね。午後の診療は17時から19時30分までです。この地域は、名古屋市や豊田市などにお勤めしている方が多いので、お仕事から帰って来るとどうしても18時を過ぎてしまうと思うので、そういう方たちにも無理なく通っていただけるように、診療時間を設定しています。

昔からの患者さんも多く来院しているそうですね。

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そうなんです。僕が大学で診療していた時に手術を担当した患者さんのお子さんやお孫さんが、今もここまで通ってくださっていて、すごくうれしく思います。僕が医師になって2年目ぐらいにアルバイトをさせていただいたクリニックの院長から、「開業医師というのは、その患者さんのお孫さんまで診て初めて一人前なんだよ」と教えられたんですね。つまりその患者さん1人を診るだけでなく、そのお子さん、そしてお孫さんと3世代にわたって通ってくださるようになって初めて患者さんから認められるということだと。若い頃の僕は、その言葉の重みをちゃんとわかっていなかったかもしれないのですが、でもその院長のもとで仕事をさせていただき、いつか開業してこの先生のような院長になりたいと思ったことが、僕の基礎になっています。

診療時には、一人ひとりに適した説明方法を考える

クリニックの診療方針をお聞かせください。

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今現れている症状が、どうして起こっているのかということを、なるべくわかりやすく説明するように心がけています。クリニックで聞くことは、患者さんにとっては初めての言葉が多くて難しいですよね。医師から説明を受けた時は何となくわかったつもりになっても、家に帰って家族に説明しようとすると、きっと半分も伝わらないと思うんです。ですから、あまり専門用語は使わず、丁寧な説明で、ご自分の病気の状態がどのようになっているのかを理解してもらえるようにしています。

院内の設備について教えてください。

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当院では、胃の内視鏡検査に経鼻内視鏡を使っています。口からだと嘔吐反射で苦しい思いをする方が多いのですが、鼻からだと喉を刺激することが少なく、患者さんも受けやすいと思います。ただ、鼻腔の粘膜は出血しやすく、鼻孔の広さも人それぞれなので、口からのほうが良いという患者さんもいます。経鼻内視鏡のメリットをお話しして行いますが、苦しかったりつらかったりする時は口からに切り替えるなど、患者さんに合った方法で行っています。それから、画像読み取り機を導入しています。皆さん、フィルムのエックス線写真を見た経験があると思いますが、この機器はデジタルで画像が送られてきます。デジタルの一番のメリットは、見たい部分が拡大できることと、色のコントラストを変えられることですね。それによって、より細かな部分まで見られるようになり、診断に役立てています。

明るく広い部屋で行うリハビリテーション

リハビリテーションにも力を入れているそうですね。

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高齢の方のほとんどが、筋肉が硬くなったり関節が動きづらくなったりして腰や肩が痛くなります。これは年齢とともに誰でも起こるものです。ですから、そういう方たちが少しでも体を動かすことで改善できるように、リハビリテーションに力を入れています。当院はリハビリテーション室だけで100平方メートルあり、一面すべてを窓にして見晴らしを良くしました。外を眺めながらのトレーニングは気持ちも明るくなり頑張れるのではないでしょうか。「自分だったらこういう物を使いたい」という患者さん目線で新しい機器も積極的に取り入れています。理学療法士も常勤・非常勤合わせ5人が在籍し、継続的に通ってもらう患者さんにはプログラムをつくるなど、患者さんが少しでも良くなっていることを体感できるようサポートしています。

スタッフさんとの関わりについて教えてください。

当院は、開業から20年ずっと働いてくれているスタッフが多いんです。それは患者さんにとっても僕やクリニックにとってもすごく良いことで、スタッフに恵まれていることは、本当にありがたいし感謝しています。開業当初は、僕もスタッフに対して少し厳しいことを言ったりもしましたが、今はもう何も言わなくても僕の考えをわかってくれてみんなが動いてくれているので、助かっています。時には、スタッフのほうから「こうすると良いのでは」という提案をもらうこともあります。今は定期的なミーティングは行っていませんが、気づいたことはお互いになんでも言い合える雰囲気を大切にしています。

最後に、読者へのメッセージをお願いします。

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「このクリニックへ行けば何とかしてもらえる」と皆さんに思ってもらえるような存在でありたいですね。それは診療や処置においてもそうなんですが、例えば「適切な病院を紹介してもらえる」ということも含めてです。先ほどもお話ししたように、「主治医」として皆さんの健康に関わっていくということは、体調が悪い時の入り口としてさまざまな相談を受けるということだと思います。ですから、専門外でわからないことは、うやむやにするのではなく、きちんと説明し、信頼のおける病院や医師を紹介することも大切な役目だと思っています。実際、どこの科を受診すれば良いのか迷っている患者さんも多いんですよ。体の不調で困っていることがあれば、遠慮せずにまずは気軽に相談してもらえればと思います。

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