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山口 祐一郎 院長の独自取材記事

山口歯科医院

(世田谷区/成城学園前駅)

最終更新日:2021/10/18

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小田急線の成城学園前駅から歩いて2分の「山口歯科医院」は、開院して40年以上、地域で長く親しまれているクリニックだ。山口祐一郎院長は患者のさまざまな悩みに応えたいと、特定の分野に特化しすぎず、幅広い治療を行っている。2021年5月には父の勝康副院長から受け継いだクリニックを全面リニューアル。新たに歯科用CTやCAD/CAMシステムを導入し、さらに精度の高い治療を提供できる体制を整えた。今後は治療に加え予防にもより注力する方針で、それに向けてユニット数も拡大したという。「かかりつけ医として、患者さんの歯を長く守っていくこと。そして幅広く診療しながらも、一つ一つの分野の精度を高めていくという理念はリニューアル後も変わりません」と話す山口院長に、診療方針や今後の展望などを聞いた。

(取材日2021年9月10日)

地域の患者のためになるクリニックでありたい

先生はどんなクリニックをめざして日々診療に臨まれていますか?

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地域に密着した、地域の患者さんのためになるクリニックでありたいと考えています。現在、歯科医療は専門化が進んでいますが、地域の患者さんはさまざまな悩みを抱えています。そのため特定の分野に特化しすぎず、どんな治療も対応できる町の歯科医院でありたいと思いますね。また、現在はマイクロスコープも導入し、精密さが求められる根管治療に応用しています。一般的な歯科治療のほか、矯正やインプラントも行っており、インプラントでは、CTと模型をコンピューター上でシミュレーションするガイドを導入して安全面にも配慮した治療を心がけています。ただ、「歯を抜いてインプラントにしましょう」とはなるべく言わないようにしています。歯は抜いてしまえばおしまいです。インプラントは良い治療法だと思っていますが、天然の歯にはかないませんから。患者さんには、少しでも自分の歯を長く保っていただきたいと考えています。

2021年にクリニックをリニューアルなさったそうですが、その理由は?

一番の理由は、患者さんのためを思ってですね。リニューアルを機にCTを導入したのですが、これまではCTが必要な時は患者さんに別の病院に撮りに行っていただいていました。それが今は院内で完結できるようになり、治療スピードもあがりましたし、患者さんの移動負担も減って喜ばれています。CTと併せてCAD/CAMシステムも導入し、コンピューター制御で精度の高い補綴物を早く作ることができるようになったので、これから大いに活用していきたいと思います。

リニューアルするにあたって、こだわった部分はありますか?

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患者さんにとって心地良い空間を提供できればと思いました。当院は以前からバリアフリーだったので、そのスタイルは継続しました。今後は必ず、車いすの患者さんが増えると思いますので。あとは、診療スペースの天井が患者さんに好評ですね。患者さんは寝た状態で治療を受けるので、そのときに視界に入る天井が殺風景にならないよう、温かい色の照明をセレクトしておしゃれなデザインにしました。患者さんからは「違うクリニックみたい」「きれいになりましたね!」と言っていただいています。

開院して40年以上がたちますが、どんな患者さんが来院しますか?

多くが近隣の方ですが、中には開院当初から、遠方から電車でご来院いただいている方もいらっしゃいます。患者さんの主訴としては「よく噛めない」と言われる方が多いですね。歯が痛くて噛みにくいほか、入れ歯が合わなかったり、顎が痛いことを悩まれる人が多くいらっしゃいます。最近はリモートワークの方が増えたせいか、平日昼間に働く世代の患者さんがいらしてくれるようにもなりました。今は私の父も、午前中のみ診療しています。父が担当していた患者さんの多くは私が引き継いでいますが、「どうしても父に治療してほしい」と望む患者さんもいらっしゃるんですよ。

悪い箇所だけでなく、予防で歯の健康を守りたい

予防により力を入れていきたいと考えているそうですね、

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リニューアルした理由の一つに、今後は予防にもより力を入れていきたいという思いがありました。リニューアルでユニットを3台から4台に拡大し、予防のためユニットを確保できる形になりました。忙しい人たちはどうしても「悪いところを治療したら終了」というケースが多いのですが、そういう方々に対して、治療後の定期的なメンテナンスや予防を意識していただきたいと思っています。そのためには患者さんに予防の重要性や、具体的にどんなことをするのかをしっかり理解していただく必要があります。まずは私たち自身がその考えをきちんと整理して、患者さんに丁寧に説明する時間を設けていきたいと思います。

なぜ予防に力を入れていきたいと考えたのでしょう?

リニューアルして機器が充実したこともあり、これまで以上に精度の高い治療を幅広く提供できるようになったと思っています。ですから次は、治療に加えて、患者さんの歯の健康を長く守るために、予防にもより注力していきたいと考えました。リニューアルで導入したCAD/CAMシステムも、予防に活用していこうと思っているんです。CAD/CAMシステムを使えば、画像やエックス線よりもリアルな状態で患者さんに口内をお見せできます。歯や歯茎の色まで、精密に再現されるんですよ。それをお見せしながら予防の説明ができれば、患者さんに予防の必要性を理解していただきやすくなるのではと思います。

診療時に心がけていることをお聞かせください。

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お互いのことがよくわからない初診時には、特に患者さんとよくお話しするようにしています。椅子の高さを調節して、患者さんと同じ目線になって話すことが自分なりに心がけていることの一つ。緊急性が高かったり、患者さんから希望があったりすれば応急処置を施しますが、そうでなければ初診時は治療を行わず、問診だけにとどめることが多いですね。雑談を織り交ぜながら、患者さんの悩みや症状の原因を追究していきます。コミュニケーションを大切にしているのは、私自身がお医者さんと話す時に会話をしてくれる人を好ましいと思うからです。こちらが伝えたいことがあるのに、よく聞かずに治療を作業的に進められるのは嫌なんですね。自分が患者さんだったらどう思うか、という視点は大切にしています。

医療に携わる者としてうれしい治療後の「ありがとう」

先生ご自身のことについてもお聞きしたいです。

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小学校の時にはサッカー、中高、大学とバレーボールをやっていました。歯科医師をめざしたのは父の影響が大きいですね。母も私が小さな頃から念仏のように歯科医師になることを勧めていて(笑)。東京歯科大学を2000年に卒業してクリニックで経験を積んだ後、一旦はアメリカに語学留学に行きました。しかしその最中に父の体調が悪くなり、2005年から当院で働くように。父の状態も良くなり、2人体制の現在に至ります。実際になってみると、患者さんから「ありがとう」と言われるのがとてもうれしいです。小学生の男の子と幼稚園の女の子がいて、休日は専ら子どもたちと一緒に過ごしています。あと、休日にセミナーなどに参加することもあります。海外で開かれる講習会にも1年に1度は行くようにしていますね。しっかりと知識のある方からエッセンスを学んで自分のものにしたいと思いますし、自分のモチベーションを上げるという目的もあるんです。

今後はスタッフも増やしていきたいそうですね。

はい、今後は予防に力を入れていく上でも歯科衛生士の増員が必要だと考えています。2021年10月からはスタッフが1人増える予定で、より余裕をもって診療にあたれるようになると思います。ちなみに当院は歯科衛生士の教育にも力を入れていて、歯科衛生士の学生の実習施設に登録されているんです。当院で実習をした学生さんが、そのまま勤務してくれることもあります。お互いのことを知った上で働いてくれるスタッフは貴重ですので、非常にありがたいと思っています。

最後に今後の展望をお聞かせください。

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当院は患者さんのさまざまな悩みを解決するために幅広い治療を行っていますが、今後はさらに各分野のそれぞれの精度を高めていきたいですね。スタッフの希望を取り入れ、クリニックの雰囲気を良くしていくことも大事だと思います。これからも地域に根差して幅広く診療しながらも、一つ一つが充実している。そんなクリニックをめざしていきたいと思います。当院のホームページもリニューアルして、院内の内装や機器が変わったことなどもしっかり訴求していきたいと思っています。

自由診療費用の目安

自由診療とは

インプラント/40万円~、片顎矯正/40万円~

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