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保険対応の不妊治療から出産まで
安心の医療体制で悩みを解消

並木産婦人科クリニック

(厚木市/本厚木駅)

最終更新日:2021/10/12

並木産婦人科クリニック 保険対応の不妊治療から出産まで 安心の医療体制で悩みを解消 並木産婦人科クリニック 保険対応の不妊治療から出産まで 安心の医療体制で悩みを解消
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海老名市、厚木市で4つの産婦人科クリニックを運営している「医療法人俊英会」。分娩までを手がける「並木産婦人科クリニック」を中心に、不妊治療専門の「海老名レディースクリニック」、アクセス至便で女性医師による診療が人気の「本厚木駅前クリニック」、同じく駅近の立地で便利な「第2海老名レディースクリニック」と4院が連携して地域の妊娠、出産を支えている。6組に1組が不妊に悩むといわれる現代、ベビーを望む神奈川県央のカップルにとって、この上なく頼もしい存在だ。クリニック連携による不妊治療から出産までの流れを「海老名レディースクリニック」近藤芳仁院長に聞いた。

(取材日2017年2月15日)

検診・治療前の素朴な疑問を聞きました!

Q不妊は誰にでも起こりうるのでしょうか?
A

不妊症とは、妊娠を希望しているカップルが、1年以上妊娠に至らない状態であると日本産婦人科学会により定義されています。もちろん、生まれつき妊娠しづらい方もいらっしゃいますが、不妊は年齢を経るとともに、誰にでも起こりうる症状です。もともと、問題なく妊娠できる体であっても、女性では加齢とともに卵巣機能が低下し、いずれ閉経に至ると妊娠は不可能になります。また、生涯生殖機能を持続し続ける男性でも、年をとると1日あたり作られる精子の量やその活動度が低下するなど、その機能に衰えが出てくるのです。

Q不妊の検査を受けるべきタイミングは?
A

一般的に「1年努力して自然妊娠がなければ受診すべき」とされていますが、女性が35歳以上のカップルでは、半年努力して妊娠しなければ、検査をお勧めしています。また、女性が40歳を超えているカップルでは、貴重な時間を無駄にしないために、妊娠を望むのであれば直ちに検査を受けることをお勧めします。女性の年齢が高くなるにつれて妊娠率が低下するということはよく知られていると思いますが、卵子の質の低下とともに流産率も上昇します。また、高齢妊娠では妊娠高血圧症候群や妊娠糖尿病などの合併症や、異常妊娠、早産などのリスクも高まります。安全な妊娠、出産をめざすなら、できるだけ早く検査を受けるのがよいでしょう。

Q不妊に対してどんな治療があるのでしょうか?
A

検査により排卵日を特定してタイミングをとる「タイミング法」、排卵日に合わせて精子を子宮内に注入する「人工授精」といった一般不妊治療と、卵子、精子を体外に取り出して受精から初期の分割までをサポートする体外受精や顕微授精などの「高度生殖医療」があります。治療開始時の年齢によって提案する治療は異なりますが、基本的には「タイミング法」で結果がでなければ「人工授精」、「高度生殖医療」と、徐々にステップアップする形で治療を進めます。20代、30代前半の女性では排卵誘発剤や黄体ホルモン補充も加えた「タイミング法」で妊娠に至るケースも多くありますが、加齢とともに体外受精などへ移行しています。

検診・治療START!ステップで紹介します

1問診により必要な検査、治療を計画。説明を受ける
並木産婦人科クリニック 問診により必要な検査、治療を計画。説明を受ける

最初の受診は現状の把握と治療方針決定のための問診を軸にすすめられる。初診時に夫婦で受診するカップルは10%ほどと高くないが、不妊症の原因は女性によるものだけでなく、男性によるもの、男女両方に原因があるものなどさまざま。より良い結果を求めるならば、カップルでの受診がお勧め。治療にかかる費用は、1周期人工授精で2万円弱、体外受精では40〜50万円が目安となるが、国や自治体の補助を受けられる場合も多い。

2男性、女性それぞれ検査し、不妊の原因を探る
並木産婦人科クリニック 男性、女性それぞれ検査し、不妊の原因を探る

不妊症の約40%が女性原因とされるものの、男性不妊も24%、両方に原因があるものも24%とする調査結果もある。まずは男女それぞれが検査を受け、不妊の原因を追求するのが不妊治療の第一歩だ。女性は毎日基礎体温を測定することに加え、ホルモン検査や超音波検査で排卵状況を探る。男性は精液量や精子量、精子の活動度などを調べる。グループ内の本厚木駅前クリニックには完全予約制で男性不妊の外来があるのも魅力的だ。

3「高度生殖医療」では胚培養士とともに治療を進める
並木産婦人科クリニック 「高度生殖医療」では胚培養士とともに治療を進める

採取した精子と卵子を培養液に入れて受精を待つ体外受精や、顕微鏡下で卵子にガラス針を刺して精子を人工的に授精させる顕微授精などの「高度生殖医療」へとステップアップしたら、その後は胚培養士とともに進めることになる。期待と不安が入り混じるこの時期、カップルの精神的なケアも必要となるが、経験豊富な胚培養士が客観的データとともに、ふたりを支える。

4妊娠後はグループ内のクリニックで定期健診を受ける
並木産婦人科クリニック 妊娠後はグループ内のクリニックで定期健診を受ける

9週以降は、グループ内のクリニックで定期的な妊婦健診により赤ちゃんの経過を見守る。万全なグループ連携体制で対応してくれるのでとても心強い。前期・後期のマタニティクラスやマタニティヨガクラスを受講することもできる。並木産婦人科で出産予定の妊婦には、オリジナルパンフレットを渡している。妊娠中から退院後の生活について詳しく説明がされているので、妊婦だけでなく家族の不安も解消してくれると好評だ。

5連携クリニックでの分娩は、ほぼ手ぶらでOK
並木産婦人科クリニック 連携クリニックでの分娩は、ほぼ手ぶらでOK

「並木産婦人科クリニック」では、分娩時の入院に必要なものは、寝巻きから歯ブラシに至るまで、ほぼ病院で用意されている。自然分娩を主体とした出産で無事に赤ちゃんと対面したら、沐浴指導や授乳指導など、新米ママを支えるサポートも。栄養面に配慮した、ゴージャスな入院食や入院中に受けられるエステ&マッサージ、また、「オーガニックコットンのベビーウェア」を退院祝いにプレゼントされるのも人気のひとつ。

ドクターからのメッセージ

近藤 芳仁院長、髙島 邦僚先生

当院で不妊治療を受けられる患者さんは、30〜40代の方が中心となっていますが、20代や高齢での治療を希望される方も多くいらしていただいています。安心、安全な妊娠・出産のためには、少しでも早く取り組むことがとても大切です。当院ではタイミング法から人工授精、体外受精はもちろん、顕微授精まで幅広い治療をご用意していますので、ご年齢、ご状況に合わせて、適する選択肢をご提示することができます。初めて不妊検査・不妊治療に取り組む方を対象にした「初診学級」や、体外受精へのステップアップを考える方向けの「体外受精説明会」も開催しています。ぜひお気軽にご活用ください。

近藤 芳仁院長、髙島  邦僚先生 並木産婦人科クリニック

自由診療費用の目安

自由診療とは

1周期人工授精:~2万円、体外受精:40〜50万円

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