医療法人俊英会 並木産婦人科クリニック

医療法人俊英会 並木産婦人科クリニック

並木 俊始理事長

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小田急線本厚木駅から頻繁に出る路線バスで7分ほど、中村入口バス停を降りて1分で現れるモダンな建物が「並木産婦人科クリニック」だ。1988年8月8日という末広がりの日に開業して以来、県央地区では知られたお産の場所として地域に親しまれ、数万人の赤ちゃんを取り上げてきた。こちらを本院として、合わせて4つのクリニックで不妊治療も含めた幅広い産婦人科診療に携わっている理事長の並木俊始先生に、安全なお産への思いや取り組みについて、話を聞いた。
(取材日2016年6月3日)

留守中に毎日清掃が入る、完全個室でリラックス

―たいへんきれいなクリニックですが、移転されたそうですね。

9年前に、400mほど離れたところから新築移転しました。1988年に開業した時は11室で、4度ほど改築を重ねてきたのですが手狭さには限界があり、より良い診療環境を求めて移転したのです。完全個室の19室は全室トイレ・洗面台・テレビ・冷蔵庫を完備しています。お掃除は毎日、検査やマタニティクラスで部屋を空けられている間に入るようにしています。手ぶらで入院できるよう、身の回りのものも一通り揃えてありますので、ご負担なくリラックスして出産に臨んでいただきたいですね。また、移転でスペースに余裕ができたので、受付と待合室を少し離すことができました。大抵のクリニックでは待合室の前に受付があり、会計時などのやり取りがどうしても周りの人の耳に入ってしまいます。私はそれがとても気になっていて、移転時には真っ先にその改善を考えました。

―お産に向けて、オリジナルのパンフレットを配られると聞きました。

「ママになるあなたへ」というA4判88ページのものです。当院のベテラン看護師らが時間をかけて作り上げました。グループ内のクリニックでお産される方にお渡ししていて、マタニティクラスから入院中、1ヵ月健診まで使っていただいています。看護師は皆、何が何ページに載っているとすぐに答えられるくらいまで読み込んでいます。医学的に大切な知識はもちろん、体調面で不安になりやすいことの内容まで網羅してありますので、これを読めばご安心いただけるかと思います。実は沐浴の手順のページで、モデルの赤ちゃんは私の孫なのです(笑)。写真で細かく手順を紹介していますので、分かりやすいのではないでしょうか。そのほかには、妊娠中には赤ちゃんのエコー画像をUSBでお渡しもできます。出産後には、産声を録音したSDカード、足型入りの写真色紙、オーガニックコットンのベビーウェアをお祝いに差し上げています。

―最近は、出産年齢も高齢化していますね。

30代、40代の方の出産が増えていますね。当院では海老名に不妊治療を専門に行う拠点もあり、47歳でのお産を当院でされた方もいました。生物として人間を見たときには、初めての出産は23〜25歳くらいが望ましく、実際に30年ほど昔の初産平均年齢は25歳でしたが、今は30.5歳です。高齢出産の定義も以前は35歳でした。ただ、寿命も着実に伸びていますし、ゴルフ場などへ行ってみても70代の方がプレイされている時代です。環境や栄養状態が良くなっていることで、肉体的には5歳くらい全体に若返っているのかもしれません。出産には膣の硬さや骨盤の筋肉などが重要ですが、40代の出産が可能になってきているのは、そういうことなのでしょう。それでも、卵子にはやはり年齢が重要ですので、不妊治療でも採卵だけはなるべく早く、40歳前に行うことをお勧めしているんです。

記事更新日:2016/07/25


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