上新庄駅から徒歩4分、クリニックモール専用のエレベーターで4階に上がると「前田こどもクリニック」がある。履き替えの必要がないエントランスは、荷物も多く子どもを抱える母親にとってうれしい心遣いだ。他にも、淡いピンク色のくつろげる配色に絵本やキッズスペースを備えた待合室、待ち時間の目安がわかるインターネット予約など、同院の配慮がそこかしこに感じられる。長年地域の母子を支え、子どもの心理・動向を熟知する前田一院長。他院では大泣きして受診できなかった子どもがおとなしく受診する様子に「こんなことは初めて」と涙ぐむ母親もいるそう。温かく包み込むようなまなざしの前田院長に、その診療スタイルや伝えたい想いを聞いた。

（取材日2018年7月10日）